札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2007年6月29日金曜日

八尾徳洲会での治療の指導にきてます。


今日は、朝いちばんの飛行機で八尾徳洲会の迫田先生にPPI,PCIの指導に大阪にきています。東徳洲会より古い病院で、古いカテーテル室で、古い機械でがんばってます。ドクター一人状態でよくやってます。このようなドクターが、徳洲会にいることは財産だと思います

2007年6月25日月曜日

JASICにいってきました。


6/21-24まで、福島のJASICにいってきました。ランチョンが二つと、座長と、土曜日のライブのコメンテーターと、午後にシュミレーターの講師をしてきました。梅雨に入って、雨がふっていたことが、残念でしたが、ホテルで寝れたので、ゆっくりできました。

2007年6月16日土曜日

第5回JACCT東海北陸合同地方会にいってきました。



ライブのオペレーターで、友人の織田先生に頼まれて、金沢にきました。公立松任中央病院にお世話になったのですが、立派な病院でびっくりしました。フィリップスのシネでCTOを2件させていただき、最後の症例はreverse CARTで、治療できました。これから、札幌に帰りましょう。楽しく帰れます。
今回の症例はきれいにできたので、他でつかわせてもいましょう。
今回のreverse CARTの方法です。
RCAの#2の閉塞で、アンテから一度、レトロはワイヤーが通過せず、失敗例

システムは7frのAL1SH,BL3.5テルモ、左のカテーテルがうまく入らずにファインクロスランスルで、LCXにいれてから、LADのmajor 1St sepにいれて、先端造影をした。最初のシネからは、良好なコラテラルはなかったが、候補が5本くらいあった。先端造影からは、3本目がいけそうで先端造影で確認して、その後にfilder FCがマイクロカテーテルをバックアップにretro にsepを通過した。その後にryujin1.25OTWを拡張したがら、すすめたが、#4PDまで通過せずに、3.0㎜アンカーバルーンでガイドのバックアップを増強させて、通過させた。そこでワイヤーをミラクル3Gして、レトロのシステムを組んだ。その後アンテから、ミラクル12Gで、アンテから通過させて、3.0/3ATMで拡張して、Reverse CARTをこころみたが、ワイヤーが通過さずに、レトロをkonq12にしたが、だめで、アンテ側のワイヤーをkonq12でなるべくレトロのワイヤーにそわせるように通過させて、2.5mmのバルーンで手前を高圧で拡張したら、rever CARTでワイヤーが通過できた。その後は、アンテのガイドカテのALにワイヤーを通過させて、ワイヤーアンカーで、ファインクロスをガイドにいれて、ファインクロスをアンカーして300に交換して、まえから、ファイクロスを通過させて、ランスルをいれた。その後に2.5のバルーン後にIVUSでは大きなhematomaができて、手前だけ、SES3.5/33+18をいれて、奥は経過観察とした。造影剤は160mlで終了した。

2007年6月15日金曜日

なんと5ヶ月間で、PCI550件数

最近、症例が多いとおもっていましたが、1月から5月までのPCIの症例を調べたら、なんと550件で、PPIは、67件でした。心臓の造影検査は、4か月で1000件でした。
このままいくと、PCIでの症例数は年間1300件を超えます。最近、多いと思ったら、本当に多くてびっくりしました。頑張りましょう。このままだと、夢の3000件は、いまの倍で届くので、夢ではなくなりつつありますね。

2007年6月13日水曜日

コムスン2

コムスンの問題で、参考になるコラムがあった。それは、法と道徳という問題は、人間の永遠のテーマであり、法には、抜け道があり、卑劣な人間はいつも悪意をもってそれを探そうとする。外国では、その抜け穴を防ぐのに宗教だそうです。日本は、宗教に頼ることなく、互いの生き方を美しくあれと評価しある恥の文化があった。この恥の文化が機能することで、法の抜け道を探すビジネスは恥ずかしいとみんな思っていたが、その恥の文化が崩壊したことで、合法ならなんでもありというホリエモン、村上ファンド、コムスン的なビジネスが起きだしたとコラムは述べている。結局法ぎりぎりのレベルで、合法ならやってもいいのではないかという考えで、ビジネスを展開したことが問題になったのかなと思えます。だから、ぶつかるんだろうね。でも、彼らは違法かというと、微妙であり、そこに厳しい判決をくだす国は、見せしめ的な要因がつよく感じるのは、しかたがないとしても、恥の文化がなくなったビジネスでは、このような見せしめで、抜け道をさがすとだめだよと、国がしたのかもしれません。
結局、心のあるビジネスが必要という結論です。恥じない医療をしましょう。

2007年6月12日火曜日

コムスンで思うこと

介護を食い物にしたとして、コムソンが問題しされている。それにともない、あのジュリアナ東京を立ち上げて、有名になった折口GWG会長のことがニュースでながれています。この問題から、色々なことが勉強になります。
1)医療、介護には、ビジネスでは割り切ってはいけない医の心がなければいけないということ
2)折口氏が、コムソンを含めたビジネスチャンスをものにして、努力してお金を稼いだことに対しての、バッシング。とくに豪邸をもっている。役員報酬が数億とか、お金を稼ぐことが、悪いことのような評価。やはり、お金を稼ぐことに対しての不当な評価や意識レベルの低さをマスコミに感じます。不正なことをして(振込さぎなど)稼いだならまだしも、介護をビジネスチャンスとして、彼は勝負にでたわけですから、正当な稼ぎだと思います。 ここでも、日本人の平等であるという日本人気質がでるんでしょうね。
3)ネットに流れるマスコミのレベルの低さ、豪邸をもっているお金をたくさん稼いでいる折口氏に介護なんかさせるわけがいかないという、なんとも支離滅裂な論理。ホリエモン、村上ファンドと同じような感じがします。とくに、マスコミは一般受けする記事、ニュースを優先して流すという本質の報道がないと思います。まあ、視聴率最優先ですから、仕方ないですかね。
いま、新聞にこのような記事がのりました。
介護事業所の新規・更新を不許可とされた訪問介護大手「コムスン」が、利用者数を「月に最低4人増やせ」、介護報酬額の確保について「単価1万8000円」など、現場責任者らに厳しいノルマを課していたことが分かった。関係者は上部からの厳しい締め付けが今回問題となった虚偽申請などの一因となったと指摘している
この記事みてどう思いますか?
僕なら、コムスンみたいに目標を設定することは当然であり、それ達成するために努力をすることが大切と思います。でも、いかにもそのような目標が悪いという書き方や、それをノルマと表現していることに、記事の違和感を感じます。でも、ノルマと感じる職員がいて、それが不正を招いたということは考えられますけどね。
徳洲会も同じような感じがしますが、やはりここで大切なことは、理念であり、心なんでしょう。医療は患者さんのためにという思いをもって、ノルマ?を達成すればいいと思います。
医療はビジネスプラス心がないとだめということですね(正直にい言うと、どんなビジネスでも、心がないと成り立たないし、継続できないと思っていますが)。介護はこれから、どんどん必要になってきます。自宅で見てあげる。そのためにも、今回のコムスンの件を糧にして、介護がよくなっていけばいいなと思います。

2007年6月11日月曜日

今日みた、かわいそうな外来の患者さん。

糖尿病あり、冠動脈ボロボロで、右の下肢の指の壊疽で他院に通院中に下肢切断を宣告されて、当院に紹介というか、にげてきました。足は、真っ黒で、指は壊疽および可能しています。大腿動脈の閉塞と、その膝下の病変がありそうで、レーザー治療、OHPなどの適応になると思います。まだ、こんなことで、下肢の切断をしなきゃいけない人がたくさんいると思うとかわいそうです。三角先生がスーパー^ドクターででて、どんどん宣伝してもらわないと、一般の人には、このような下肢のレーザー治療があることさえ、わからないのでしょうね。一般の外科の先生もしらないから、仕方ないのかな?でも、かなしいですね。医療講演で、ガンガン宣伝するしかないかな。

2007年6月5日火曜日

夜間の医療講演


昨日も、医療講演を夜間にさせて、もらいました。カテーテルを受けたくない方がたくさん集まって、いただき、ありがたいです。

冠動脈が詰まっているか?異常がないか?だけを調べるためにカテーテルをうける必要はまったくなく、異常がある人のみ受けるべきという趣旨の話です。カテーテルは極めて少ないといえども、危険性はあります。その危険性を冒す必要がある人をなるべく減らしたいということです。危険性が0.01%以下といえば聞こえがいいですよね。10000人に一人の危険性となると、少なく感じます。でも、重要なことはその一人にあたったらその人にとっては100%なんです。0.01%でも、その人にとっては100%なんです。だから、0.01%が少ないという風に感じではいけないのです。でも、やらなきゃそれ以上に危険ということであれば、納得はできると思います。検査して、なんともなかったけど、合併症おこしたら、こんな悲惨な話はありません。

ですから、いかにカテーテルを受けないでも、心臓の血管の狭窄を見つけるかが、僕にとって大変重要なわけです。写真はあつい思いを語る医療講演中の僕です。

2007年6月2日土曜日

小倉ライブにきました。



金曜日の朝から移動して、午後は、PCIのコメンテーター、土曜日は午後からPPIのコメンテーター、そして、明日は、心不全の治療のCRTDの座長と、結構いそがしいです。冠動脈、末梢血管の治療から、心不全までの治療に積極的に取り組んでいて、正解でした。あと、当院の検査ボスの照沢さんが、なんと、エコーガイド下PPIのセッションの座長をしていました。ドクターに交じっての座長です。東徳洲会のブランドを背負って、座っている照沢さんをみて、大変うれしくおもいました。MEでは、宮本も全国に呼ばれるし、あとはレントゲンと、看護部も同様になれば、みんなのモチベーションがあがると思います。東徳洲会の診断、治療が、いかに全国水準であり、最先端であるかが、わかれば、忙しくてもやりがいをもって楽しく、プライドをもって仕事ができると思います。

写真は、照沢さんです。