札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2020年1月26日日曜日

武漢、Wuhanが落ち着くことを。

新型コロナウイルスが、武漢で広まっています。渡航禁止などの政策をするところを見ると、かなり状況は深刻なのだと思います。

我々の仲間の病院である武漢にある亜州総合病院も、たくさんの患者さんの治療をし、カオス状態となり、医療関係者も次々と感染しているとの報告を受けました。

当院からは、才門GMが緊急で、物資支援をしています。M95マスクと大量の防護服です。

日本のニュースと違い、現場から流れてくる情報、写真を見ると、沢山の患者さんが押し寄せており、医療関係者の死亡も報告されています。

中国政府の素晴らしい判断による隔離が、功を奏することを期待します。

我々は、不用意な外出は控えた方がいいかもしれません。ただ、中国などから来ている人は、春節を祝いに日本を来てくれている人です。偏見なく、普通に対応をしなければいけませんし、彼らも我々以上に、コロナウイルスに対して、心配しているとおもいます。


早く、収束をすることを祈るばかりです。


2020年1月22日水曜日

4期工事

移転など色々検討しましたが、虹のかかるこの地での増改築となりました。

最先端の心臓カテーテル室、最先端のエコー室、最先端のCT室、最先端の手術室、最先端の病室。最先端の心臓リハビリ室、最先端のIT、最先端の外来、病室、最先端の職員向けのスペース(カフェ、仮眠室、当直室)などなど

夢は広がります。

自分の人生の中で、カテーテル室を作るのは、前の病院で三回、それ以外で一回、ここで、5回、です。

だいすきなフィリップスのアンジオ装置は、15台くらい入れてもらってます。

今度は、SCVCの集大成のカテーテル室を作ります。

2020年1月16日木曜日

日本人気質

カルロスゴーンさんが、今回の日本の出国に関して、日本人の特徴として、

ゴーン氏は「日本人は綿密な準備と計画と理解がなければ迅速に行動しない」とし「逃走計画を成功させるためには素早く出し抜く必要がある」と説明した。

と言っている。

以前にも、僕も感じたが、物事をすすめるのに、完璧でないと前に進めない日本人の気質が的確に表現されている。


インターネットができ、時間の進み方がドックイヤーを言われてから、久しいように、世界は大きく変わっています。

一番がスピードです。日本人はこれに、気がつきにくい、それは、鎖国ではないが、日本という国のなかでは、それでもなんとかやっていける。でも、世界は、質よりスピードが優先される。

物事を決めるのに、あれこれ準備をしてからでないと始めれないのが、日本人の大きな欠点である。ゴーンさんはそれに気がついていたのですね。当たり前か。

スピード優先しながら、質を高める方法を考えていかないと、いけないのです。

トライアンドエラーのエラー許される文化のグローバルと、エラー許されない日本の文化の違いはありますが、世界で戦うには、エラーは許容しないと。

2020年1月14日火曜日

診療看護師奨学資金

ついに、できました。

当院からNP向けの奨学資金ができました。

当院から大学院に行く間の給料及びアコモデーションを保証するものです。NP取得後、5年働けば、チャラになります。

これからは、NPは医局に属して、医師補助と医師とそれ以外を繋ぐ役割をしてもらいたいと思っています。

やる気のある方はぜひ、当院に。

今年から、一人、行ってくれます。

2020年1月2日木曜日

2020年

明けましておめでとうございます。

去年は、いろんな集客の仕掛けが、実った年でした。
今年は、それをバネにさらなる飛躍をしたいと思います。


2018年 PCI 2363
2019年    PCI 2663

なんと、300件のPCI症例の増加です。2600を超えたことで気がつきませんでしたが、この症例数の増加は、2年以上前からの色々な仕掛けで、タネを撒いたのが、花を咲きかけている感じです。

大きな点としては、異文化の取り込みに尽きると思います。

MJ.佐藤先生が当院に来てもらい、僕ができなかった、足りなかった部分を完全に補ってくれています。

連携室、連携セミナー、電通などの広告などなど。

小谷先生のCiTeCもそうです。データ作成、論文作成という、大切なアカデミアの部分を担ってもらうことにより、夢が広がっています。

アジアメディカルグループとの合併も大きな要因です。
目先の利益より、10年いや、100年先の医療のための利益を追求できるようになったことです。僕では、ダビンチは入れられない。こんなに人を入れられないなど。大きな資本がつくことより、個人ではできない大きな仕掛けが可能なります。これは、これからさらに拍車をかかるでしょう。

これから、さらなる成長をしていきます。

僕の部下の先生や職員の働きもとても、大きいです。いろんな仕掛けを仕掛けるためには、病院全体の力が必要です。感謝です。

あとは、職員の環境を早く改善して、やりがいのある働きがいのある。お互いが尊重しあえる職場づくりが急務です。