札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2022年12月30日金曜日

KPOP

 なったく関係ないが、KPOPのIveをしっていますか?韓国では、新人賞含めて賞を総なめです。そのなかに、一人日本人もいます。まだ、20歳以下なのに、歌という表情といい、別次元の素晴らしさです。

そして、対抗馬は、Le sserafimです。そこには、日本人が二人います。

完全に韓国人を区別がつかないのですが、そのうちの一人にさくらという女性がいます。

なんともとAKB48で、人気があった人みたいです。

でも、歌、踊りのクオリティーがAKBと比較にならないくらいすごいのです。韓国のエンタメの凄さを感じます。

KPOPでは、練習生という下積みから認められた人のみが、デビューできる厳しい世界です。日本も同じだと思うのですが、競争をしなくなった日本がだめなんでしょうね。

自分を高めるのは、最後は自分との戦いになりますが、最初からそれはできません。ライバルがあってこそ、目標があってこそ頑張れるのです。競争が人を高みに連れて行ってくれるのでしょう。

いまの日本はちがってきているのかも。


でも、そのなかでも、韓国にわたり成功している日本人をみると、本人次第ということです。



追加 アップデート

 レトロチャンネルを通過させる技術は、ワイヤーの選択、tip の曲げ、ワイヤーの操作、呼吸など様々なものを短時間にトライすることが成功への道です。通過しないときは、しっかりtip injectionで多方向とり、原因をさぐりそれに対応できるか考える。

septal surffingは、とてもいいアイデアだと思います。日本の先生には、馴染まないかもしれませんが、僕は好きです。

理由は、sep なので、穴が空いても問題にとてもなりにくい。見えないチャンネルも通過することがある。一番安全なsepからレトロのチャンスを増やす手技は、とてもリーズナブル。

むずかしいepicardをどう通過させるかにこだわらなければ、治療が完了できなかった時代には、リスクを犯すことは、いいと思うが、TDADRがある今は、そこにこだわることは、僕はやめた。

エピカルドチャンネルの損傷による出血は、レトロからのcoilだけで収まらないケースがときにある。そのときは、アンテ側からの血流による出血が続くことがある。それを止血することは、アンテからワイヤーを通過させて、コイルをいれなければ、ならない。このようなことが数%でも起きえるので、epicardのチャンネルは、とても慎重に、いざとなれば、アンテからSTARで抜いて止血ができるくらいの準備をしてやっていました。そのような意味でここにワイヤーを通過させてレトロをやることは、海外の先生からするとクレージーなんでしょうね。

でも、それをしないでTDADRでできるなら、楽です。

CTO 慢性完全閉塞病変への現状のアップデート

 レトロをどう考えるか?データーからは、レトロのほうが合併症率が高いのは事実だろう。しかし、それは経験があれば、その合併症は、起きにくくできるし、対処が可能だと思う。とはいえ、マイクロチャンネルの損傷によるダメージを最小にするためには、レトロチャンネルは、sepが一番安全だと思います。コイルなどもほとんど必要がなくなる。SAIMON Walshが、ADRのプレゼンで、epicar chをクレージーチャンネルと称していたのが、深く納得。

TDADRを知るまでは、IVUSガイドでのADRなどは偶然にはできることはあったが、8fが必要だとおもっていたし、基本はADRは妄想だとおもっていました。

しかし、岡村先生の方法は、STを使うことにより妄想を現実にして、かつ、確実性を上げた。

この方法を習得することにより、レトロは不要にできる可能性がある。ここに気づいてからは、no retroでCTOをやりとげている。ビデオとっているが、ビデオの撮影者から、CTOのトータルの時間が短くなったと言われた。

とにかく、ADRが確実になってくれば、それまでは、いかにレトロからワイヤーを通過させることに命をかけていた僕ですが、

安全で早いレトロ以外は、時間の無駄なので、やめることにしました。


安全とは、やぶっても問題に多くはならないsepちゃんですね。そして、レトロをくむことにより、rCARTで瞬殺できると思う症例ですね。でもこのようなケースは、学びがもう少ない。

そして、そのような症例は、アンテからも簡単なケースが多いです。


では、アンテからの治療は、3Dワイヤリング(GAIA2,4,,CPST)不成功後には、IVUSをいれて、falseか否かを確認。TD trackingか、TDADRを選択する。当然3Dワイヤリングで入らない時は、石灰化などの硬い病変でワイヤーが通過しないので、パラレルの意味はないと思っているので、それをするなら、TDに入ります。そうすると、時間が早くTDまでいけます。TDにかんしては、TDADRは、STでセルディンガー法でさして、マイクロにIVUSガイドでスワップします。

RCA分岐部のCTOなども、TDで分岐部をとれるので、可能ですし、最悪、皮一枚残っても、SBSTARで抜けばいいだけです。枝がとても大きければ、TDADRでも可能です。


アンテからワイヤーが入らないケースのみが、最終的にレトロ必須になりますので、レトロチャンネルのマネージメントは重要だと思いますが、そのようなケースは少なく、おおくは、アンテからワイヤーがはいるので、アンテ最初で3DのTDが鉄板になると思っています。


難しいレトロチャンネルをワイヤーがするすると通過する感触と、TDADR後のスワップでワイヤーがするすると通過する感触は一緒。それに感動も伴う。最高ですよ。

現状のシステム


ガイド、7Fr以上。バックアップ必須。それがとれないときは、アンカーするので、8Fr必須。ガイドの形状は、右はALだが、ワイヤーの操作がわるくなることがあるのが注意。

CTO内は、3Dワイヤリングは、原則 gaia 2.4.CPSTで、deflectionしてしまい進まなくなったら、硬くするが、ドリリングでそれを回避してやるのもありだが、その場合は、また血管軸からずれるので、3Dワイヤリンをしなおしになる。それは、病変などのトレードオフで考える。

CTOが長いときは、3Dワイヤリングを始めるところまでは、intimal trackinしたいので、ワイヤーの操作は、コントロールドリリング(advance with rotation)シオンブラック、UB3、Pilot 200,しかし、Pilotは、falseにいきやすいので、注意。TDL1cm手前くらいから、3Dワイヤリングにする。当然ワイヤー操作は、advance after rotationでdeflectionしてすすんだら、決めたbidirectinalに交互に振ってどんどんワイヤーをすすめていく。うまくいかないときは、引くことも重要。無駄な回転を抑えて、スペースを最小限にしてすすめていくイメージ。

外れたら、IVUSいれて、intimaなら、TD trackingで、 falseなら、 TD trackingがTDADRで、そのときのワイヤーは、TD trakingであれば、GAIA4、TDADRは、STにしています。TDADR後のマイクロのスワップはIVUSでの確認後にシオンブラックにします。

ときに、治療後に解離がのこることがありますが、おおくは、慢性期に改善します。ステントは、trueからtrueは必ずカバーをする。

来年もno retroで研鑽します。

2022年12月24日土曜日

CTO12-3

 スライド作りに動画をさくせい。



IVUSでTDADRで差し込むも、つきぬけない。



突き抜けるさせるために、透視でワイヤーの形を確認して、STをドリリング

その後にIVUSで確認して、マイクロでブラックにswapしてTLをワイヤーが通過。
このときの、ワイヤーの動きが快感です。
最後
翌日の造影。完璧


学び;TDADRは、今回はSTはドリリングをしなければ、プラークにさせなかった。TDADR時は、今回のLADのようにseptalブランチや、心筋を養う枝が残っているので、そこを中心に血管の中で、存在しやすいので、心筋側にあることが多く、このセルジンガー法が安全に行える根拠になる。








2022年12月22日木曜日

CTO13

 RCA ISO

GAIA2の3Dワイヤリングで、rotate and advanceだけで、進み、すすまなくなったところで、driringをしたが、一部通過していなかった。microを奥にいれているといに、GAIAが勝手にDTLに抜けた。IVUSでは、CTO内に一部レイヤーの違いがあるが、プラークないでトラッキングできた症例。

CTO12-2

 昨日の症例が、右を治療しようとおもって、造影をしたら、ステント内で閉塞しており、やはり、trueといえども、奥がsubだとflowを維持できないということです。

ただし、ほぼno viableだったので、ST変化はなし、ステントのfalseの部分にすこしtrue

ルーメンが造影された。IVUSでTDADRを試みた。STで直角に穿刺してfinecrossでシオンブラックにスワップできた。しかし、昨日作ったsubが大きいために、手前のtrueのステントからDTLまでをステントでカバーしたら、hematomaが小さくなるか心配のために、finecrossをfalse において、吸引しながら、ステントを留置した。予想どうりhematomaは小さくなり、最後は良好なflowがでた。


まなび、

TDADRは、STがしやすく、ワイヤーのデフレクションをアンジオで確認しながら差し込む。

STARでぬいたあとは、末梢があまりよくなければ、ステントはいれないほうがやはりいいということ。


昨日の時点で、3Gであったが、TDADRは透視をあまりつかわないので、トライすべきであった。



2022年12月21日水曜日

CTO12

 REFのLADのOMIのCTOです。流れて見えたのでeasy caseとおもいましたが、まったくなにも通過せずに、GAIA2で3Dワイヤリングしましたが、見事falseであり、3Gをいれて、IVUSを奥までいれて、TD tissue trakicnを試みる.入り口から、プラーク内をゲットできたが、そこから、blackにスワップするとすぐにfalseにでてしまう状態であり、IVUSガイドでワイヤーをplaque内に誘動して、#7distalまでtrueをとれた。その後時間がかかっていることもあり、そこからは、STARで末梢で抜いた。バルーン後にtrue内のみステントをいれた。3.0/48mm

奥は、末梢で、枝がでており、STARでぬけた。手前のステントでslow flowになり、再度、末梢をブラックで抜いて、最後は、flowが良くなり終了。


反省 

手前から、falseに入っていたことに気がつかなかった。またIVUSでplaqueトラッキングができたが、swapするとすぐにplaqueからワイヤーがぬけてしまう。


LAD領域がOMIでAkinesisのために、retroもなく、ほとんどviableでなかったのかもしれません。プラクートラッキングの難しさですね。


状態が許せば、STAR後にTDADRをすればよかったか?


non viableの血管は難しい。

2022年12月19日月曜日

CTO 11

 RCA#2-#3のCTOでCTでは細い血管がある感じで、colは、LADの抹消からわずかにと、ブリッジでわずかにあるくらい。ようするに血管造影でははっきりしない、しかし、CTでは#3末梢から見えるので、年齢から治療適応とした。

8FrAL1のUB3をバルーンアンカーで、奥までいれて、すすまなくなったところで、バルーンで拡大したあとに、IVUSでCTOの閉塞であることを確認。その後にワイヤーが進まなくなったところで、tip injectionをしたら、#3の末梢まで造影された。IVUSではtrueであったために、そこから、sion blackが#4PDに抜けた。そこまでは、#4AVはIVUSガイドでTDでGAIA4をいれようとするが、思ったところに誘導できず、少しPLAQUEの奥側から、血管ないに入り、マイクロいれて造影するも、一部血管外にみえた。そこで、手前のプラークに誘導しようとするも入らず、アンジオガイドとIVUSガイドUB3でそこからワイヤーいれて、感触だけで、DTLにワイヤーが抜いた。

本日の学び

#3の分岐部のTDADRは難しい。ワイヤーがうまいぐあいに、もっていけない。

やはり、アンジオfusionでやるべきであった。次回は、見てる方向から、さす方向を推定してやってみよう。

IVUSでは、カウンター10度がうまく確認できないのがADRの問題だ。


評価

 第三者の評価は必要だと思う。ただし、噂レベルの評価なんて気にしてもしかたない。いま我々がやっていることは、必ず患者さんのためになると信じて、治療をしている。もともと他人の目や評価を気にする性格ではなく、自分がどうなのかだけで、生きてきている。新しいこと、楽しいこと、素敵なことをやるためには、人はどうでもよく、自分たちがどう正しくあるべきかだけを追求すべき。ただし、これは間違えば一人よがりになりかねない。そのために、広く情報を収集し、我々の情報も包み隠さず、出し続ける必要がある。

2022年12月16日金曜日

CTO 10case

 LADの入り口が石灰化のCTOで、#7のdistalでのCTOであり、長さは、15cmくらい。アンテから、Sion black Pilt 200は途中までしか進まず、マイクロも入り口から入らず、GAIA2にしてすすめて、コルセアを追従させた。GAIAの挙動がfalseの挙動であり、IVUSで確認したところ、Pilot 200通過不能の場所に石灰化があり、そこから、falseにワイヤーがすすんでいた。

そこで、TD ADRを試みたが、CTO内ではDTLが見えず、True plaqueにGaia 4でいれて、microをすすめたそこでswapをシオンブラックでしたが、すべてその後にfalseに戻る。その繰り返しで、抹消まで解離が進み、IVUSしたwireをsepにいれていたところから、RVにperforationしていたために、時間を急ぎ、LADはsion blackのナックルで通過させて、バルーンで止血して終了した。


反省は、CTO内でのTDADRは、その後に内腔がなければ、シオンでもサイド外にでた。


やはり、TDADRは当たり前だが、DTLがあるところに、やるべきであった。最初のアンジオで、そこにチャンネルがあるような造影であったてめに、粘りすぎた。

そしてSTAR抜きは簡単で早い。さらに実感

2022年12月15日木曜日

CTO9 RCA #2CTO sever calc

 状態の悪いかたのLCXのロタ後に、RCAのCTOを治療した。#2の石灰化のcTOで同側の造影で#3がでてきます。これは、3D wiringだと、治療をこころみます。ALでバックアップをとりそしてアンカーばルーンにして、finecrossとM3が入らず、GAIA2のドリリングで入り口をつくっても、進まず、パイロット200で一部入ったが、その後マイクロが通過せず、モーグるシンで、CTOの真ん中まで通過。その後ワイヤーが進まず、calinoをしてから、GAIA4でドリリングで石灰化を頼りにCTOの DTLの1cm前にきて、そこからGAIA4 のreal 3Dwiringですすめて、挿入できたとおもったが、biderectionalには入ってみえたが、どうやら皮一枚ありそうです。で、CSTをでそのまま押したら、DTLに抜けてマイクロをいれて、swapして、ロタしてステントをいれて終了。

今日の学び。GAIA4よりSTの方が、stickには向いているということですね。いまの問題ワイヤーをマイクロから交換するたびに起きえるマイクロの先での乖離をどうコントロールするのか?できるときとできないときがある。やはり手前をしっかり広げながらやったほうがいいのか?

2022年12月13日火曜日

CTO8 LCX 分岐部#13

 15mmの3分岐部CTOで、アンテから、シオンブラックでずれたので、そこでGAIA2に交換して3D wiringをしようとおもったら、マイクロのワイヤー交換で分岐部に造影剤によるhematomaがみえた。DTLはみやなくなり、造影剤のpoolingにあるヘマトーマに3DワイヤリングでGAIAが通過した。finecrossをgaiaに被せてdistalに入り、tip injectionでbig falseで、あり、その先はシオンブラックでSTARで抜いて、その後にIVUSで確認すると分岐部の入り口はfalseであった。その後にIVUSガイドで、分岐部の真ん中の枝を狙うが、plaqueからのリルートで、いれたが、やはりfalseであった。そこから、TDADRをCSTで狙うもうまく入らず、手前からplaqueからの穿刺でTDLをゲットして、ファインクロスでswapして、シオンブラックで通過させて、そこから、最後の分岐部もゲットでき、ステントをいれて、終了も、真ん中の大きな枝のフローが悪く、TDLが血腫に圧迫されていたために、CBで減圧して、よくなった。


学びは、falseからのADRのワイヤーのシェイプがむずかしく、ワイヤのdeflctionの形までTDでは、わかりにくいので、その状態は、TDでのangio fusionでワイヤーを差し込むようにワイヤーを操作したほうがやりやすかった。

石灰化ではじかれて、シオンブラックがsubにはいってしまい。micro 交換によるESWが末梢でhematomaをつくり、TDLがみえなくなった。

マイクロで交換する前に、parallelにいければ、穿刺できたかもしれない。でも原則ESWだから、これは常におきえる事態である。そこで、考えたのが

ワイヤー交換でbig hematomaできたら、ストローしながら、新しいマイクロで3Dwiringするのも、よかったかもしれない。


falseからの3Dwiring with strawは、TDADRの一個まえの手技として使えるか今後検証必要。

マイクロの交換は、なるべくCTOのbodyの手前でやったほうがいいでしょう。

2022年12月11日日曜日

24時間対応の意味。

 症状があったときに、病院がやっていなくてかかることができず、命を落とすようなことがあってはいけないという気持ちで、24時間対応をしています。

当然、診察をして待てる人は翌日に回します。24時間対応をコンビニエンスと勘違いしてはいけません。

必要なときは、職員を呼び出し、検査、手術も夜間にします。夜間に検査をするだけでも、裏ではたくさんの職員の努力があるのです。

あと、病院は世の中にたくさんありますが、そこには見えない技術差があります。でも、僕はそこはわかってもらわなくてもいいのです。


大切なことは、病院かかりたいけど、夜間で困っている。他の病院にかかっているが、困っている人を救いたいという、その気持ちだけです。


それで、医者になってから、ずっと24時間対応をしています。

日曜日 新札幌外来

予約は2人でしたが、新患さんがたくさんきます。

テレビで知っていた人や、昨日発作がでた救急車にのったが、どこもみてくれず、運良く発作が治ったら、救急隊の方から、日曜日にここがやっていると勧められた人や、知り合いが本院で治療を受けていて、ここのことをしっていて、来られた方や、家族の理由で、平日は、病院かかれず、困っていたけど、日曜日なのでなんとか受診した方などなど。


本当に、ここにクリニックを作り、そして日曜日に外来を開いて正解であったと思います。札幌でも、夜間、祭日、日曜日には、行き場に困る方がたくさんいるのです。

もっと、認知をあげて、本院でも、こっちでも、みていることを認知させないと。

新たなる挑戦。

 4年間一緒に働いた才門GMがAMGの香港本部のナンバー2として、栄転された。この人事は、今後AMGおよび札幌ハートセンターが発展挑戦するためへの布石であり、とても喜ばしいことです。

AMGと合併して、日本人では認められないようなことが、彼らは認め共感してくれる。しかしそこには自己責任があり、自立も必要とされる。ぼくからみると、この大好きな仕事をさらに発展させるチャンス以外なにものでもないと思っています。


しかし、才門さんという人間と一旦働く場所を別にすることは、とても寂しい思いがあるのは事実。でも、次の挑戦で一緒にまた働く予定なので、楽します。


記念の一枚。このメンバーがこれからの札幌ハートセンターを引っ張っていってくれるだろう。


2022年12月7日水曜日

CTO7 RCA 4AV

 #4AVのCTOでした。7Fr ALで入り、大きな#4AVであり、sion blackが通過せず、解離覚悟でXTAにすると、distalでDTLをゲットその後に2.0mmで広げてIVUSで確認すると、入り口から、一部falseでおくtrueに抜けていた。手前の大きな#4AVの枝がfalseから出ており、IVUSでTD ADRしようと試みるも、gaia 2  GAIA4  STがIVUS ではコントロールできず、しかたなく、angioでGAIA2を挿入して、IVUSで確認して通過させた。


TDADRはワイヤーがうまくささるかは、やはりANGIOでワイヤーのバランスを確認する必要があるので、フュージョンイメージが必要。アンジオで方向定めて、ワイヤーを押す。もしくは定点回しが必要。


CTO6 LAD ISO

 LADの長期間のISOを治療。


最初は、UB3で入ろうとするも、固く入らず、GAIA2で、はいっていく。その後はステントの中心を血管軸と考えて3Dwiringm途中で進まなくなり、GAIA4にその後GAIA4もdeflectionしてしまうので、マイクロを近づけるもだめで、その方向にドリリングで進んだあとに、3Dワイヤリングに戻してISOの中で TDLに通過したが、DXよりもdistalで抜けたために、このままではDXを失うので、IVUS TDでGAIA4をDXに通過させた。その後にワイヤーを交換して、LADとDXのワイヤーにして、LAD側をCBで広げて隔壁をなくして、KBTでDCBで終了。

今回の勉強点


GAIA4がdeflectionしてダメなときは、原則STに変えるのだが、Conqは、deflectionしにくいので、4の可能性を探るためにドリリングですすめてから、再度3Dワイヤリングに戻す方法でクリアできた。


IVUSでみえたLADとDXの隔壁をpenetrationしようとしたが、GAIA4では滑ってうまくいかなかった。で、ひっかかる上から挿入した。


STであれば、させたかも、あと、セカンドカーブが大きくなかったものよくなかったかも。

今後の検討が必要。

2022年12月5日月曜日

CTO5

 今日は、ISRのRCAの長いCTOです。7FRALで、TDADRできる準備で、ISRの中に仮想血管をいれて、それに向けて3Dワイヤリングで簡単に通過、


しかし、最初はいつものようにシオンブラックで通過できず、その後に2Dワイヤリングのドリリングのgaia 2ndで一見通過すすんだように見えたが、マイクロが追従できず、ステントの縁を疑い、多方向で、ワイヤーがステントの縁から外にでていることが判明して、手前から、3Dワイヤリングで、ガイア2で、ペネトレですすめたら、マイクロは入るは、trueに簡単に抜けました。

やはり、経験的な2Dドリリングワイヤリングは、だめですね。


実感、ISRは3Dワイヤリング仮想軸をイメージするので、対側造影も不要。

2022年12月2日金曜日

CTO4

 昨日 LADの細い、石灰化のCTO病変にtry.今回の造影ではすこし流れている。しかし、CTOの部分であったところから、LAOで右に曲がって繋がっているかいないか微妙な感じ。

最初はsion blackで通過を試みるが進まず、そこからGAIA2へ。右への曲がりを追従させるようにコントロールさせるも、定点回しができず、解離に入る。で、引き直して、その右にいれるようにワイヤーをコントロールするとするするとtrueにぬけた。

ここから学ぶことは、シオンブラックは基本はloose tissueはトラックするが、解離はつくらない。多分XTA-Rだと、ガイアがつくったところと同じところに進んだと思う。

最近は、チャンネルがはっきりないところでは、XTをつかわないのは、このようにサブに容易にいきやすいからである。

あとは、パラレルをやめる理由。手順を踏んだ3Dワイヤリンであれば、通過しない理由は、石灰化もしくは、硬い病変でpenetorationができないので、そこにパラレルで入る理由は見当たらないので、そのままTDIVUSに入るのが時間セーブにつながる。


手順を踏んだ3Dワイヤリンとは、ワイヤーの操作は、ペネとレーションのみ、ドリリング禁止。ワイヤーは、すすまなくなったら、GAIA2→gaia4→STと上げていく。それでpenetrationできなければ、ずれ覚悟で回して入れる。そこで、解離に進んだらTDADRへ。


いままでのCTOのワイヤー操作はコントロールドリリングであった。それは、CTO内は玉ねぎのように何層ものルートがあり、そこをトラッキングする感じで、ワイヤーがずれたら、CTOの手前からリルートしている。なので、パラレルが有効になる。いままでの概念としては、その本来あったはずのルートにワイヤーがはいらなければ、falseにいきやすい。

3Dワイヤーリングは、この玉ねぎの概念を関係なく本来あったはずの層をpenetorationしながら、CTOに近づく手技なので、ドリリングは基本だめなのです。大きくCTOのワイヤー操作や考え方をかえた方法である。

絶対アンテのみで通過させれる時代がきている。


レトロもsep以外は使わない。いやレトロはしないという確固たる決心でCTOを成功させる。




2022年11月29日火曜日

CTO3

 昨日も、LADのCTO長さ3cmの#6のCTO

最初から、長いルートを3Dワイヤリング

枝から入り口を確認してgaia 2で、まわさず、penetration.

すこし縁かなとおもったが、石灰化の中なので、よしとする。マイクロを近づけて。そこから、CTO部分の軸をある特殊なプログラムで計算して、RAO30  caud 30とLAO20 cran 30で 3Dワイヤリングで開始。ガイア2ndでドリリングなしですすむところまですすませて、それでなんとかターゲットの1cm手前まできたが、マイクロをすすめてバックカップをとるも、ガイア2ndが進まなくなった。通常ならドリリングで推めるも、ドリリングは、3Dワイヤリングにはよくない(せっかく決めた方向からズレる可能性が高い)ので、惜しまずガイア4に変更そうるとと、手前1mmまでドリリングなしで、近づきました。しかし、その後石灰化にはじかれて、デフレクションしてしまいペネとレーションできず、手前から別なルートからトライもDx側に弾かれてしまい、そこからfalseに入ってしまいました。

ここまでのワイヤーは3Dワイヤリングのために、セカンドカーブはつけず、オリジナルで


IVUSガイドTDADR

ワイヤーをミラクル3Gに交換して、バルーン1.5のあとに、テルモIVUSAOで、確認、丁度石灰化のあとから、falseに入っており、GAIA4でセカンドカーブをつけてTD法でfish mouseのtrue lumenを石灰化の直後から差し込み、その後見事先は、trueを一部通過してから、またfalseに抜けてしまい、trueルーメンのところにIVUSをおして、マイクロが入ってきてブラックアウトするところで、マイクロをさらにすこしススメ、シオンブラックに交換。最初出口で抵抗あり、マイクロを少し引くとスルスルとtreu lumenにスワイプできた。

で、CTOの部分のfalseのところだけ、ステントでカバーして終了。


この方法のいいところは、falseの部分を短くできるので、そこにだけステントをいれれば、慢性期は、解離部分は修復されて綺麗になると予想。


サマリー ガイドは7FRでbackup優先。3Dワイヤリングの軸と角度を前もってきめることが重要。ドリリングは最後の手すべて、押すのみ。ずれたら、パラレルにいかず、TD法に、これで、手技時間は2時間以内にスムーズに終わる。

レトロなしの時代が近づいているかも、でも、やはり石灰化が邪魔になる。



2022年11月27日日曜日

一理ある。

 いまの日本の問題は、同調圧力がつよいこと。多様性に対する寛容さがすくないこと。そのために、おなじことをしないととても圧力がつよい。


しかし、そのおかげで僕みたい人が生き残ったともいえる。僕みたい人がたくさんいたら、僕はもっと努力をしなければ、ならない。うんこれは大変。

とも思う。

僕はいまのまま、働けるだけ、働くだけ。

ネット社会の功罪

 ネット社会になり、情報がとても早く入手が可能になり、かつ情報の拡散が用意になり、当院のこともしってもらえるようになり、よかったと思います。そして新しいいろんなことが、現場にいかなくても手にはいるようになった。本当に感謝です。


しかし、その反面として、他人がなにかをしていることがよくわかるようになったので、他人がなにかしていることを気にする人は、すぐに反応してしまう。日本人に多いがその一つが炎上ということでしょう。

F1の元王者がレンタルのGTRで、いろんな動画をあげたらしいが、スピード違反は、スピンさせるなどの迷惑行為をしたことがネットで騒がれていた。個人が楽しんでそれをネットにあげただけの行為を、スピード違反だとか、どうだこうだとか、とてもどうでもいい話です。

このように他人がやっていることから学びではなく、気になってしょうがいない人は、ネットをやめたほうがいいと思う今日この頃です。


ネットに感謝。

2022年11月20日日曜日

CTO

 CTOの治療において、いろいろなコンセプト、デバイスの開発で進化してきている。その大きなものが、レトログレード方法であろう。出たときは、これですべてのCTOはほぼ治療できると思って、レトロチャンネルを安全に通過させる方法を研鑽し、合併症対策も十分にしてきたが、よく考えてみるとレトロチャンネルのperforationとか、レトロのシステムの虚血とか色んなことが起きるので、それをいかにマネージするかが、重要であった。

しかし、それは危険を犯しているということである。

ある海外の先生が、epicard- channelを使うことをクレージーといっていた。僕はできるが、やはりリスクを犯してやっているということだ。

やはり、前から通過できたら、こんなリスクを犯さずに治療が可能ということです。

TD-ADR

 LADの石灰化病変の症例で、CTOであったが、falseにいってしまい。IVUSでやろうとおもったら、なんと石灰化があり、テルモが入らず、2.25で拡大したが、ダンベルがのこりロタが必要と判断。ただ、CTOであり、まだワイヤーがリクロスしていないので、ここでロタはできないと考えて、bostonつかうと通過したが、先端からの見えるところがながく、ワイヤーがなかなか操作できず、GAIA4が抜けたよるにみえたので、マイクロをいれて造影するおtrueであり、しめしめとおもって、IVUSしてみると、先端でSTARでぬけていました。このまま次回のためにバルーンしておわるかとおもったが、手前のロタをしておいたほうがいいと間げてロタをして、バルーンで拡張ができた。やはり、STもあがるので、STAR抜きでは不十分と考えて、テルモのIVUSが入るようになったので、石灰化の裏側からワイヤーをいれて、石灰化直後のtrueにコンクエストSTが見事はいり、その後しっかりtrueから先がfalseに抜けていたので、trueルーメンの場所までマイクロがブロックアウトするところまでIVUSガイドでいれて、シオンブラックにswapして大成功でした。


7fr TDADRはレトロをなくすかしれないですね。


でも、CTOの難しさは、最後は石灰化というところはTDADRでも同じ。早めのロタをしたほうがよかった反省。でも、またうまくなった自分に感謝

2022年11月16日水曜日

いやー目から鱗だ。

 IVUSガイドCTOを以前からやっているが、IVUSの画面から、アンジオの透視画像にかさねて、その向きをきめて、そこにワイヤーを通過させていき、それをIVUSで確認するという作業をしていた。

IVUSを固定しているので、ワイヤーの向きを確認するのは、アンジオに透視された自分のイメージで透視をみながら、ワイヤーをすすめていく。そして、false からtrueに抜くことは、むりで、trueをIVUSガイドで取り直す方法でした。


しかし、なんと岡村先生の方法は、IVUSを動かすことによりワイヤーの向いている走行を理解して、そのチップの方向を理解してワイヤーをすすめていく。基本的にいままでは一人でやっていたので、IVUS固定していたが、動かすことで、血管のなかのワイヤーの走行がわかるそしてどちらに動かせばいいかもわかる。透視もいらない方法です。


で、かつfalseから、Trueにワイヤーが抜けるとのこと。これは、IVUSで正確にtipの向きをIVUSを助手が常に前後に動かすことにより、ほぼ、同時に手技を止めることなくワイヤーを操作できるようになったということ。


それとワイヤーの進化、コンクエスト12STとGAIA4により、穿通力が強くなりADRが可能になった。穿刺後速やかにtrueまで、finecrossをIVUSガイドで進めて、stick&swapができます。

それとテルモIVUS AOとfinecrossであれ、7Frコンパチブルであること。


この3点が画期的です。目からうろこです。これで、すべてアンテで通過できそうです。

原口の話たら、同じようにこんなことなんで気が付かなかったと悔しがっています。


早速、一例GAIA4で成功しました。びっくりです。ADRできました。それも瞬殺でした。

岡村先生はSTなので、GAIA4で可能なら、Stick Diveをトライしてみたいし、false- true-falseでも、IVUSガイドfinecrossチェンジで、stick&swapして、時間短縮を狙います。

老害と年齢差別

これは、微妙である。年齢を重ねることによる知識や技術の成熟は否めない。それを、年寄りだからといって交代するのは、いかがなものか? それこそ、性差別を変わらない。そして歳をとるだけで、老害扱いされることに疑問がある。しかし新陳代謝をするのであれば、交代は必須である。以前から書いていますが、僕は自分が歳をとり、老害になりたくないという思いがとにかくつよい。しかし、技術、知識ともまだまだ成長している自分がある。で、いいことを思いついた。自分ができて、人に迷惑をかけない部分に関しては、自分で引退の線引きをしてもいいのではと思う。具体的には、カテーテル治療や外来などである。しかし、組織やチームをひっぱる立場すなわち、院長、CEOなどのポジションは、人に迷惑をかける可能性があるので、自分の能力がまだあるに関わらず、年齢で交代すべきと決めた。

カテーテル治療は、ずっとできる限りはする。で、そこに成長の喜びを死ぬまで享受したい。そして自分の思うように自分ができなくなったときに、自分で引退を決める。しかし、理事長、CEOは、遅くとも70歳、できれば、65歳で線引きをする。


85歳までカテーテルやっていたら、奇跡かも。


だから、人生は面白い。


2022年11月9日水曜日

コロナになった。

 初めてなりましたが、これは症状は若い頃になった肺炎なみのだるさですね。そしていま10日目ですが、やっと症状が完治した感じですが、ながびくね。


今日は、久しぶりに朝の回診をしたが、やはり患者さんをみるのは元気がでる。いつも以上にさくさくと診察を終了。


でも、抗原がうっすりでるので、自主隔離中。


外来も任せられるし、カテーテルもそれなりにうごいている。ありがたし。


2022年10月30日日曜日

いい表現だ。

 いまの時代は、選抜するだけのパイがすくなくなってきたので、育成が大切であるということらしい。ぼくらの時代は、パイが多く選抜された能力の高いものが、自己学習で上に上り詰めたらしい。

パイはすくなくなったとしても、そのエリアを日本、そして世界に広げたら、まだまだ、選抜されるべき、能力の高い人がいるはずです。そのような人を発掘していくことが、今後の当院には、必要。


そのための機会として、CTEC(心臓血管ライブ)をやります。

量産型ザクをしっかりつくり、そのなかで、赤い彗星シャーを発掘していかなければ、ならない。

赤い彗星を待つだけではだめなので、求。

2022年10月29日土曜日

大変うれしい。

 神戸で2022CCTが開催されています。

当院から、複数の先生が参加しています。

そして昨日、コロナリーで、鹿島先生がライブオペレーターをこなし、外科では、橋本先生が当院からのロボット手術のライブ中継をおこなっています。

鹿島は当然いつものような実力でさらっと治療をこなし、橋本は、当院のチームワークのよさと、彼の無駄のない運針さばきを披露し成功しています。

開業するまえには、CCTで豊橋でオペレターをさせてもらってことがありますが、鹿島が全国のCCTで手技を当院の看板を背負って手技を披露してくれることに、ありがたみを感じます。


そして橋本先生は、当院からのライブ中継といつ大役をこなし、全国に当院の名前を広めてくれたことを感謝します。

2008年に開業したちっぽけな19床のクリニックがここまで成長できたことに、感動しています。人って大切です。


とにかく嬉しい。そしてこれからさらに成長させていきたいと思っています。


感謝、感謝。


2022年10月16日日曜日

今日も、日曜日

 新札幌の外来です。20人以上きますね。やはり、日曜日でないとこれない人が以外と多いことにびっくり、そして、本院がかかりにくい場所にあることもここにいるとよくわかります。本当に新札幌は開いて正解でした。


ただ、朝七時二十分に本院からバスに乗って多くの職員がここにきています。それを見るたびに、職員の理解のお陰だと思います。


僕は、自分の鍛錬もあり、日曜日も休まずに働いてみたかったので、チャンレジ中ですので、いいのですが、職員はそうはいきません。


感謝、感謝。

2022年10月9日日曜日

本日は、日曜日で月曜日祭日

 次からは、月曜日が休みのときは、新札幌も休みにすることにしています。

ということで、新札幌はしずかですが、患者さんはきます。


今日も、朝六時半からの本院での、回診後に、自転車で新札幌へ。ここでは本院と違いゆっくりできる。診察も丁寧にできる。


本院のでの一日は、朝に退院する人のチェックとムンテラをして、その後に内科の患者のカルテチェックと回診をする。このときが、多分一番頭が回転している感じです。短い時間に処理する能力がとても高いのが僕の特徴ですが、この朝回診みたいなのを若い頃から続けてきたことが、トレーニングになっているのだと思います。

60超えた偉い先生のように、外来をゆっくりやり病院経営を考えなら、いろいろな接待などという王道を歩んでいないことが僕にとって、頭が劣化しない方法なのかもしれない。あと何年できるかわからないが、神様が許してくれる限りは頑張ります。

2022年10月3日月曜日

患者さんと接すること。

 僕の年齢になってくると前線から退き、外来もたまにという状況になりがちであり、僕はいまだに朝回診をして、カテーテルの指揮をしている。朝の患者さんの説明もしている。そして外来も毎日でている。


おかげで、僕も元気です。頭を常に回転させないといけないこと。あとは、患者さんと接することことにより、いろんな気づきがいまだにあること。くれぐれもよかったと感謝です。


ただ、いつまでもそれをやっているとしたが育たないという問題がある。EVT、不整脈、SHDはもう大丈夫。あとは、本筋のPCIをどうしていくか?僕の部下はみんなちょっと普通じゃない人ばかり、だから、SCVCに来てくれた。みんなここを背負っていく資質のある人ばかり、ということで、なんとかなるでしょう。


患者さんのために医療を提供して、技術を提供して、そして心も治す。


感謝、感謝。

2022年10月2日日曜日

僕の生き方

 死にものぐるいで頑張る。手を抜かない。諦めねい。努力をしつづける。


アントニオ猪木さんが亡くなった。晩年の姿もユーチューブでずっとみていた。ボロボロの姿を見せても、かっこいいと思えた。

子供の頃は、猪木の新日本プロレスが大好きで、いつもみていた。闘魂という言葉が好きで、その生き方を自分でも選んだと思います。引退するときも、道という名言を残しています。リスクを冒せない限り成功はなく、リスクを冒して進んだ道が道になるという言葉を残しています。ですから、僕はリスクを冒す生き方をそこで学んだ。そして、頑張る美しさを学んだ。僕の生き方は間違いなく、アントニオ猪木イズムであると再認識。

今の人は、そのような人が居ないことが、不幸だなーと思います。

繁栄して、衰退する文化は、過去を振り返ると、必ず文化が繁栄して軟弱化という表現が正しいかはわからないが、そのような風潮になり。最後はその文化は消滅する運命にある。

いまの日本は高度成長期から、円熟期になり、つぎは、衰退する可能性が高いそれは自然の摂理なのかもしれない。


ぼくは、アントニオ猪木が残した闘魂イズムをもって、この医療をひろげていきたいと思っています。全国から、いや全世界からその有志を集めて、SCVCを発展させないとと、再確信した。


僕のこの生き方は闘魂イズムであり、そこに徳田虎男イズムがミックスして出来上がったものだと確信した日々です。

それを若い頃に、触れられたことに感謝です。

2022年9月11日日曜日

寛容であるべき。

 人のミスの揚げ足をとったり、とてもくだらないことが多すぎです。とくにネット社会では、SNSでいろんな情報があっという間に広がります。一個人の意見が大きく注目をうけることもあります。そのなかでこそ大切なことは、寛容力です。

人をコントロールするのは、とても難しいので、基本はルールにのっとりみんなで組織の中で生きていく。そのなかで多少のことは寛容にみてあげないと、組織はうまくいかないです。


もともと僕は寛容ではなかった気がする。僕ができることが他人もできるはずなので、それができないのは、手抜きの証拠だと思い込んでいました。僕の部下は大変だったと思います。年をとり寛容になってきて、それが部下を伸ばす一つの方法だと気がつきました。

覚悟のある人

僕は、覚悟のある人が好きです。そして嘘をつかないこと。この2点があれば、多少能力がなくても、一緒に仕事をしていけます。

なにかあれば、すぐに逃げ出す人は嫌いです。覚悟がなさすぎです。子供の頃から覚悟と死ぬ気で努力をしてきた僕は、いまいろんな人をみますが、覚悟のある人が少なすぎです。

最近は、そのようなことを感じる。やはり、少数精鋭の頃が一番らくだったかしら?


時代なのか?このままでは日本が衰退する?でも、それが文明なのかも? 

2022年9月7日水曜日

腑に落ちた

 香川さんのニュースをみるたびに、なにか腑に落ちないものを感じていた。それがなにかわかるような記事があった。

外国人が今回のニュースをどうみているかという記事であった。

一週刊誌の記事で、示談になった話を国営放送を含めて企業が一切に出演を取りやめるという全体主義に行き過ぎ感と違和感を覚えるという記事がありました。

僕も同様で、刑事でも民事でもなく、すでに示談された件を、それも示談された件をリークがどうされたかも調べることもなく、一切に叩くこの全体主義にとても違和感というか?日本人のステレオタイプらしさがでて違和感がある。

お酒の席では、きれいに飲みという表現があるように、金にまかせて汚い飲み方をする人が多い。高いお金をはらってそのような場所にいってうさバラシなのかもしれない。飲み屋ではある程度容認されていると思う。酔っ払いに理性を求めるのは、無理でしょう。

人としてやってはいけないことはだめだと思うが、すでに示談になっている話を蒸し返して、香川さんを叩くこの感じはとても怖いと思います。全体主義それは、日本の以前の軍国主義みたい感じに感じてしまう。

僕は、もともとステレオタイプが好きではなく、多様性が大好きであり、それが自分に刺激になり、なんでも受け入れてしまう。

法を破ることは、だめ。でも、人間だから、魔が指すこともあると思う。そのときに、今回のようにみんなで叩くのは、僕は遠慮したい。失敗や反省から人間は成長する。最初から仏のような人はいない。


腑に落ちた話でした。

2022年9月4日日曜日

日曜日の新札幌心臓血管クリニック

 日曜日に外来をやると決めて、これは画期的と自画自賛していましたが、そのためには多くの職員の協力が必要です。いまも、僕をいれて9人くらいのスタッフが仕事してもらっています。

日曜日にやってよかったこと。

1)日曜日にしかこれない人のためになっていること。

2)交通の便がいいので、札幌以外からの人が僕に会いにきてくれること。

3)患者さんをゆっくり診察できること。

4)思いのほか重症な人がいること。

5)感謝をとてもされることなど。

本当にやってよかったと思っています。

日曜日外来をやめれなくなりました。という感じですかね。

2022年9月2日金曜日

失敗が許されない日本

 不祥事を起こした。その後のセカンドチャンスはなかなかない日本。そして、その不祥事も過去では許されたが、現在のコンプライアンスではというものまで、聖人君子でなければ、いけないような雰囲気。それが間違いなく日本を衰退化させたと思う。それがいいかどうかは、わかりませんが。僕は好きではない。このようなコンプライアンスに厳しいアメリカのようにうまくいかせるためには、能力主義を徹底する必要があると思うが、日本ではそれができていないのに、コンプライアンスばかり重視して、能力のないいい人しか残らなくなります。

才能あるものと聖人君子は別物。

人のいいところと、わるいところ、どちらの見るかが、重要です。人の悪いところだけをみて、あーだーこーだいけば、人は育ちません。


当院は、いいところを伸ばせるような文化にしたいと思っています。当院では、一度の失敗などは必ず許します。しかし、同じことを反省しないでしたものは、去っていただきます。

SLDC 札幌ライブ

 今日から二日間当院から、ストラクチャーライブと、EVTライブを発信します。コロナで今ひとつの盛り上がりでしたが、当院の先生方は、とにかく自分達がやっていることを日本中にみてもらいたい発信していきたいという意気込みが素晴らしいです。SNSでもどんどん発信しています。

全国レベルという表現が正しいかどうかはわかりませんが、自分達は最高の治療を患者さんに提供しているという自負はとても大切です。そのためには、世界から学び研鑽しないと維持できません。そしてそれが患者さんに結果いいことをすることになります。


当院には、他の病院でお手上げの人がたくさんきます。そのときに、内科、外科で最高の治療を提供できる状況をつくることが僕の目標です。

PCIもしかり、他で治療ができない病変を治療してよくする。そのためのロタの技術であり、CTOの技術でもあります。


患者さんのために最高の治療が提供できるように技術を研鑽することが結果、とても上手なオペレーターになることになると思います。


今回ストラクチャやEVTはまさにその感じがでていますね。頼もしいです。

この会はもともと佐藤先生を中心に立ち上げた会で、札幌から、技術をみせつけようという会でした。その意味では今回は治療が北海道中心に戻っているので、いいことだと思います。


圧倒的実力をかっこよく、見せつけてください。

で僕は、何をするかというと、そのようなやる気のある先生をサポートします。

最高の設備と環境を整えます。


この二日間は、地味に外来とルーチンカテーテルをみんなに迷惑かけないようにやって、サポートします。

2022年9月1日木曜日

海外留学生を受け入れて

 いま、治療を修練するための留学生が4人、治療を見学が2人います。みんな、無給で勉強にきているので、とてもアグレッシブです。日本での経験が自国に帰ったときにインセンティブになることもあるので、いけいけです。

高度成長期の日本人みたいです。

たくさんの休みを無条件に与え、出るものは杭をうつ文化、モチベーションをあげられない意味のない平等文化。

やる気があれば、仕事をどんどんやり、暇な時間は与えられるのではなく、自分で作る。忙しいけど、暇だよというそんな文化にしていかなければ、当院も日本のようになってしまうと、心から心配しています。


がんばろう。

労働生産性



 テレビでみて、日本が世界からみて労働生産性が悪い国になっている。すなわち働かない国にになっている。

OECD加盟国では23位であり、先進国のなかでも、最下位にちかい。バブル前に頑張っていた時期はありますが。。。。。


データーをみると徐々にさがってきている。そして世界は徐々にあがってきている。


その差はなにか?


1)外国人などの優秀な人材の活用ができていない。

2)高学歴などに対するインセンティブがはたらいていない。

3)女性の活用ができていない。

4)IT産業の遅れ。


と分析されていた。時間あたりの労働生産性も低いので、もっと効率よく働く人が増えないといけないということですね。

日本は規制が多く、上記の問題を解決できていない。それが日本の没落につながるのかもしれませんね。

やる気のある人をやりがいのある職場で適正に働いてもらう環境づくりが大切と痛感しました。

2022年8月29日月曜日

コンプライアンス地獄

 世の中をみていると、コンプライアンス、差別に対する意識が強くて地獄のような感じがする。もともと、人は、自由であり、そのなかで法律による規律が秩序ある生活が可能になった。

香川さんの銀座のニュースも、お酒でよってしまってということ。銀座という安心してお酒を飲めるところで、今回のようなことが起きると、銀座神話もなくなるような?僕はお酒が苦手なので、飲みませんが、確かに酒癖の悪い人はいます。それは注意をすればいいだけで、楽しくお酒を飲む場所として銀座があると思っていましたので、色んな意味でびっくりです。

過度のコンプライアンス重視は、自由な発想な自由な行動を制限する可能性がある。僕は、人としてやってはいけないことを守れば、ある程度許容する。

なぜか、人間は弱いものなのです。

それをコンプライス重視から、いじめのような構造は見てられない。

2022年8月24日水曜日

きびしい修業

 僕らの若いころは、教えてくれるなんて環境もなく、自分で勉強し、技術を学んでいった。当然、ありえない仕打ち、嫌味など色々言われた。でも、そのような環境でも生き残れたものが現在のトップに立っているわけです。

ここで考えることが、現在のようなとてもいい仕事の環境では、そのような生え抜きはでてくるのだろうかという疑問である。

トップの人間は、メンタル、フィジカルとも最強でなければ務まらないと思います。僕にとっては、厳しい労働環境の方が、自分を鍛えてくれたと思っています。

また、悪いところがあっても、いいところがあれば、それを伸ばせる環境もとても大切。僕からは、平均的にいい人より、悪い面もあるが、一部のいいところが秀でている人間のほうが、将来性が高いと思っている。


いまのコンプライアンスに支配された、とても快適な環境は、日本をダメにするのではないかなどと心配しています。

成熟して老いぼれた社会の最先端をいっているような気がする。


世界はまだまだアグレッシブだ。と思う。

Boys be ambitiousですね。

2022年8月19日金曜日

努力

 努力に勝る天才なし


という言葉がありますよね。僕は努力だけは、誰でも平等にできるので、努力をすることが重要なんだと思います。

もともと頭やスポーツなどの面ですぐれた才能のある人はたくさんいると思います。才能は、自分ではどうしようもないので、自分でできることは、努力することだけなんですね。努力もまちがった努力はだめですが、正しい努力を継続することが大切だと思います。

中高高代に勉強もしてないのに、常に成績がよかった神童といわれて人等の多くは、普通になっています。努力だけは、誰でも平等にできる。


なぜ、努力しないのか?僕には理解できない。もったいないですね。

2022年8月11日木曜日

能力主義

 能力主義、実力主義は、それに見合う人には、とてもいいことだと思います。自分を振り返ると、決して能力も実力も高くない僕は、努力を自分のできる範囲ですることが精一杯でした。研修医の時も、努力するしかなかったし、患者を治せる医者になるために、大学に残らず、研究には、全く興味がなく、民間の徳洲会でなんでもできる医者になろうと思い下野した感じでした。当然、能力が高くないので、海外留学なんてできる器でないとわかっていたので、留学は国内留学のみ。努力のみで、ここまできたという自負があります。特別なことではなく、努力をしただけです。

なので、全ての人にチャンスを与えてあげたいと思っています。僕ができなかった、海外留学は、論文作成などどんどん与えてあげたいと思っています。

なんで、大学にも残らず、留学もせず、論文も書かず、医者としてのアカデミックな実績が全くない僕がそのような選択をしたか?

アカデミックでは患者は救えない。今でこそ、いろんな内科、外科などを回ることにより総合的に患者が診れる医者になれるが、僕の時は、そのシステムがなく、内科など科を決めたら、それ以外は診れない医者になってしまい、救命救急もできない医者がたくさんいたのです。そのためには、僕は下野するしかなかったです。

大学の教授にならない限りは、アカデミックなものは自分の知識、技術も磨く以外には、不要と割り切って、やってきています。そして学会発表は珍しい治療とかは発表したが、それ以外は自分の勉強以外は興味ありませんでした。なので、コロナになってウエブで参加できるので、とても便利になりました。

極端なことを言うと、自分の勉強や病院のためになること以外には、興味はないと言うことですね。なので、人にかわっていると言われます。

臨床医は、患者さんを救わなければいけないし、そのために手も抜かず、一生懸命やらないければいけないのです。


ブラックでも仕方ないのです。この職業を選んだのですから、と、僕はそう思っています。

2022年7月24日日曜日

上善如水

 当院の理念は、仁義礼知信である。人が生きるうえで理想とする生き方です。一方老子のようにこの概念を半分否定しながら、それさえ必要としない上善如水という究極の生き方を提示しています。解釈はいろいろあると思います。老子の言う道とは、僕は宇宙からつながるような漠然としたものと捉えています。

僕は、地位も名誉も名声にはあまり興味がなく、ただ患者をよくしたいということ、自分をいかに鍛えるかに主眼を置いてきました。

気づけば、そこそこにお金をもつようになりましたが、それで昔から好きであった車などを購入しましたが、結局乗る暇がない。ちゃんとご飯が食べれて、すむところがあれば、あとは上善如水に生きれるのがいいのかな?と思っています。

札幌ハートセンターを大きくしてより多くの心臓の患者さんをよくしたいとおもって、拡大路線はとりますが、そのなかでの僕のポジションは、上善如水のようにしていきたいと思っています。

2022年7月19日火曜日

職員募集

 職員募集は、なかなか難しいですね。

エンジンである医局は、大学と関係なくやる気のある人が集まるので、いまはいいですが、恒久的に継続するためには、新しい人が入ってもらう必要がある。

これからは、循環器は、忙しく9時5時で終わることも少なく、緊急もあるために、そのようなブラックの環境を好んでやる若い先生は減ってくるのかもしれません。でも、中には、循環器で人を救いたい、腕を磨きたいなどのやる気のある若者は、少なくなってもいるはずです。そのような若者が、当院に興味をもてるように仕組み作りをいま一生懸命しています。

1)仕事においてやりがいがあり、日本一の技術者になれる環境を作る。

2)給料面、休みの面でしっかり家族と幸せになれるような待遇を確保する。

3)医局は、医師とNPで仕事を補完しあいながら、成長できる環境をつくる。

4)当院のことをしっかりわかってもらえるような場所をつくる。


ということで、4)のために、年次の学術集会をやります。

目的はリクルートです。

当院の高いパホーマンスをしっかり伝えたいと思います。

普通の集会、ライブと違う目的でやる日本初の学術集会です。そこには、意味のない時間はなくし、馴れ合いをなくし、ぶれない集まりをやりたいと思っています。

部下に感謝、感謝。

2022年7月17日日曜日

 第15回の医療公開講座が新札幌でおこないました。

七月に新札幌心臓血管クリニックがオープンしたので、その宣伝もかねて、おこないました。

250人ちかくの方が、きてもらえました。


ここにサテライトができてよかったと思っています。

1)このエリアは、当院に通院するにとても遠いエリアであること。そのため新規の患者さんが見込める。

2)札幌のなかで、比較的循環器過疎地域であること。チャンスがあると思われること。

3)新札幌駅、地下鉄駅から直結であること。このために、北広島、恵庭、地下鉄沿線からの新規集客が可能なこと。

4)新札幌エリアの新札幌脳神経外科病院、新札幌整形外科病院、交雄会病院(旧記念塔病院)も集まり、それが廊下で繋がっているので、そこからの患者の集客が可能なこと

と、ここでやらない理由が見当たらないくらいチャンスがあります。


昨日の講演会でも、通院しやすくなってよかった。待ってたんですという声をたくさんもらい本当によかったと思います。

そしてその期待に応えるべき、日曜日の午前中は僕が外来をやります。SCVC本院では月曜日から金曜日まで外来をやっているので、こちらに外来をやるとすれば、本院の業務に影響をしないで、やるためには日曜日しかなかったということです。

そのために、職員の協力も得られて、日曜日に集まってもらっています。感謝。感謝。



2022年7月13日水曜日

CVITの本会での発表があり、オンサイトであったが、ハイブリットになった。

 来週の木曜日の午後3時ロボットの講演がCVITであり、ウエブは無理ということで、朝出発して、発表してから、7時の飛行機で帰ってくる予定でした。1日外来もカテーテルも止めることになります。いくのに、飛行機代でも、8マンくらいで、外来とカテーテルをとめる機会損失は、100万以上の出費に相当します。

でも、コロナが増えてハイブリットになり、ウエブになりました。これで、時間もお金も節約できます。

オンサイトでなければ、できないこともあるかもしれませんが、発表であれば、ウエブで十分だと痛感しました。

発表や聴講のために、時間を潰し、飛行機代をかけるそれが普通でしたが、コロナでウエブという効率のいいことがあることが、わかってしまった。オンサイトで人と交流をする目的以外は、意味がないというか、効率がとても悪くと思います。


ただ、人と交流しなければ、生きていけない人もいるみたいなので、そのような人は行かないと気がすまないのでしょうね。


よかった。嬉しいです。


2022年7月12日火曜日

差別

 差別はよくない。ただ、差別に対する過度の反応もよくない。僕は、社会は色んな人がいて色んな考え方があって、いいと思っています。ただし、弱者差別はよくないので、社会が守るべきだが、弱者でもない差別に関しては、それも考え方ということで、容認すべきだと思っています。

いまの日本経済が他国と比べて衰退した理由の一つではないでしょうかね。なにかあるとそれは差別だ、ハラスメントだでは、なにかをする人にとっては障害以外なにものでもない。もっと、自由に寛容な社会がいいと思っています。

このままでは、ステレオタイプの人しかいなくなり、大変だ。


このままいくと、老害という言葉も時間とともに、差別用語になるであろう。

完全な年齢差別だからである。僕も老害の年になり、20−30代に思っていた老害世代60代は、実は見た目が老けるだけで、中身はなにもその頃と変わっていないことにいまになって気がつきました。思考も技術も円熟され、さらに発展している自分がいます。部下が追い越せないないのは、仕方ありません。でも、老害にならないように、気をつけています。

あと何年生きれるか?仕事ができるかわかりませんが、自分の思うように体や思考ができなくなるまでは、大好きなこの仕事をしていきます。

ということで、いまの日本は人の意見に敏感すぎるし、それがSNSでさらに加速された感じがします。


一番は、鈍感であることですね。そして人の道に外れないことをしていれば、多少の差別は容認すべきです。

2022年7月11日月曜日

いままで選挙で投票してきたが、

 投票した人で、受かった人はいままで皆無であった。僕は基本的には、党もそうだし、その政治信念が好きな人にいれます。今回は、党はきらいであったが、石川ともひろさんにいれた。ラサールの後輩ということもあるが、僕の好きな小沢一郎の弟子であったからである。小沢さん自体は、岩手、新潟で力が及ばなかったみたいですね。いまでもあの軌跡の政権交代ですね。2大政党制で、自浄作用が働くアメリカのようなスタイル。そのために自民党を割って、民主党を作った。しかし、政権交代しても民主党には、その力がなかった。とても残念でした。ということで、いつも応援する人は、メインではないので、当選しません。

しかし、比例区でなんとN党のガーシーが当選しました。初めてです。自分の票が生きたのは、

彼は話がうまい。アジテーターとしての才能がある。これから、どれだけのものを国会でみせてくれるか楽しみです。


そして、ガーシーが受かった要因は、わからないが、若者からの票と、40−50代の負け組からの票が集まったという話です。

山本太郎さんもそう。自民党一局の政治に監視の目を向ける必要があります。期待しています。

ただ、経済政策とか諸々は、自民党がいいのですが、今後の日本のことを考えていつも、天邪鬼しています。

2022年7月10日日曜日

安倍元総理 お悔やみ申し上げます。

 7月8日のお昼に今後日本史に残る大事件が起きた。日本の安全神話が崩れた瞬間でもあった。銃による事件は基本おきない日本しかし、ネットにより簡単に改造銃が作れるようになった現代。いつの世の中でも、無差別殺人、テロは起きる。しかし、今後の日本は、アメリカ並みに防御を強化する必要がでてきたと思います。

潰瘍性大腸炎という病気を患い、2回も総理という重責を果たして、長期政権で、アベノミクスで日本経済を良くした人です(ただ、これは株価の成長という意味で、高齢化や出生率が低下している日本での経済政策はとても大変だと思います)。長期政権の弊害である忖度により最後は色んな問題がおきたが、それは軸ではないと思っています。


今日は選挙です。僕は、いい日本の時代に生きてこれました。それは、いま80歳以上の戦争時代の人たちが敗戦国日本から急成長を支えてくれたおかげと思っています。僕も次世代に残せるものは、この医療しかないので、いいものを残したと痛感しました。

2022年6月30日木曜日

カテーテル治療について

 我々の治療は、そのコンセプトに基づいて治療を簡単に確実に安全に終わらせることが可能になった。ただ、難しくなるとそのコンセプトからずれることがあり、その時に初期コンセプトを捨てて新しいコンセプトにすぐに乗り換えれるか否かが、重要だと思います。

最終目標はコンセプトを貫くことではなく、安全に確実に成功させることが重要だと思います。

ゲームではないので、我々の治療は患者さんにより、病変により、いろいろなことが起きます。そしてそれを人力でやっているわけですから、そのブレはさらにひどくなります。

個人的に思っていることは、治療していてコンセプトから外れたら、すぐに次の手をどんどんだしていけるかが、重要だと思います。そのときには、なぜ外れたかなぜ、理論道理うまくいかないかを瞬時に判断する能力も大切です。その判断をもとに、次の新たなる手を瞬時に打つ。その繰り返しをいかに早くできるかが、手技をすばやく成功に導く方法だと思っています。それができない先生だと、同じことを延々と繰り返しして時間ばかり食うとても、美しくない治療になります。

自分が考えていることを、カテーテルを通じて正確に再現できる技術も当然そのためには大切です。

患者さんでそれを試すことは、できませんから、以前にも書いた、脳内シュミレーションで鍛えるのです。

2022年6月27日月曜日

治療について

 カテーテル治療は、すでに完成の域に達しているので、いわゆるコンセプトをしっかり理解しながら治療を組み立てていくことになる。それが誰でも治療が可能になってきた証拠である。しかし、問題は、そのコンセプトから外れることがあります。そのときにいかに新しい治療法を瞬時に提供できなければ、その後グタグタの治療になってしまう。

心臓の治療は、やってみないとわからないというのが、僕の考えで、それはコンセプトから外れても、十分に対応可能な懐の深さをもっているともいえる。それが、ちゃんとできることが、カッコいい治療を見せれるのではないだろうか?

2022年6月25日土曜日

圧倒的な実力を見せつけれるようなライブをしないといけない。

 僕からみて、素晴らしいと思うようなライブはどんどん減っている。それは自分が成長したのか?周りが、成長していないのか?わからないが、若い頃にみていた圧倒的な勉強になるようなライブは全く見当たらなくなった。唯一あるとすれば、you tubeでのbrialkisの治療の動画くらい。

来年の3月にSCVCからのライブを始めます。それは忖度のない、実力のあるもののみしか発信できない場所にしていきたいと思います。我その資格ありという先生は連絡をください。

2022年6月22日水曜日

生き延びた

 実は、三週間まえに通常の検診をうけてきました。いつものように内視鏡、エコー、ペットCtを受けてきました。なんと、右の大腿にPET陽性の腫瘍がみつかりました。素人の私は、そのペットの結果を待ってから、病院を受診しようと思っていました。当然、悪性腫瘍ではないかと懸念して、転移はないから、足を切るだけですむだろうか?しかし、ペットでかなり濃くでていたので、悪性度は高いと思って、死などを考えながら、いつものように結果を待っていました。結論は、神経鞘種でした。経過観察となりました。足も切らなくよいし、死はのびた感じです。

今回は、やはり死を意識したので、右足がなくなれば、自転車と自動車に乗れなくなるし、旅行もいけない。カテーテルは、ロボットPCIを導入したので、足がなくても治療はできる。手でなくてよかったと思い。不思議なことに、PET陽性と言われた日1日は落ち込んだ感じはしましたが、日が経つにつれ、なるようになるだろうといういつもの楽観的な考えになり、いつも以上に時間を大切にできました。

結果良性でしたが、やはり貴重な残された時間をしっかり使っていきたいと再確認です。やはり、ぼくには、この医者という仕事もしくはいまや趣味をまだまだやっていきたいみたいです。


みなさん、検診をうけましょう。

2022年6月21日火曜日

TESLA registry

 TESLA registryという、ヨーロッパとアジアでやるrobotic PCIの研究に参加します。ロボットの可能性を今後とも、精進していきたいと思います。

やらなければ、わからないことはたくさんあります。それを発見し、改善するところに、技術の進歩発展があります。


座って放射線を浴びないでの、PCIは最高です。

2022年6月20日月曜日

昨日みた映画

 集団左遷という2000年頃のバブル期の不動産会社で、バブルが初めて人員整理をどうのりきるかの映画でした。おどろいたことに、3LDKのマンションが8000万とかで売られている状況でした。いまより高いかもしれません。バブルの頃は、医者になって研修医3年からNCVCにいって、それから東徳洲会に戻ってきて三日に一度の当直をしていたので、どこがバブルで、どこで弾けたのかも知りません。ただ、年末の忘年会のタクシーが捕まらなかったのが、どんどん簡単に捕まるようになって、バブルが終わったことを感じました。その頃は、医療界もバブルだったんでしょうね。薬の説明会と称して、そのあとに、食事会と飲み屋さんがセットでした。僕はお酒が飲めないので、ご飯だけでしたが、僕の知っている先生でそれでなんとなく身を滅ぼした人がいました。

いい時代に生きてきたと思っています。

いまは、多様性の時代になったとはいえ、あーだこーだの意見に左右される窮屈な時代になったと思っています。

多様性って、法律にふれない限り、人の道に外れない限りは、なんでも許されるというか、それを容認するのが、本当の多様性だと僕は思っています。

年寄りが説教することも、その年寄りをくだらないと言うことも、すべてOKなんです。そうすれば、自分が責任をもってやっていることに他人が口をださなくなるとても住みやすい社会になり、社会も伸びると思います。

2022年6月14日火曜日

必要なスキル

 仕事に必要なスキルは、やはりセンスなんだろうか?どうして他の人が自分のようにできないのかが、いまだに不思議でならない。カテーテル治療も、内服治療も、自分が入力したことが、どのようになっているかを推定するだけで、答えに導ける。数学のような感じがします。それをどれだけ、入力出力をすばやくやって、正解にもっていくかだけです。CPUの性能をよくすることですね。自分を振り返ると、中学で意味もなく英文タイプライターでの文字打ちのトレーニング、ギターのトレーニングなどいま、器用な指先に魂がやどっているのも、このおかげかといつも思っています。あと、ずっと自分より能力の高い同級生、先輩がいたことが、自分を高めるためにとても役にたったと思います。


やはり、謙虚な努力しかないというのが、僕の結論ですかね。

2022年6月10日金曜日

僕ら仕事とは?

 やはり、目の前の患者さんのために、最高の技術、知識を提供できることだと思うんですよね。僕の知り合いに海外に治療に日本一行っていた先生がいるのですが、なんといまは一切病院からでないで、僕のようにずっと病院にいるそうです。僕もここを開業する前は、海外とか日本全国に呼ばれていろんな治療をしてきました。それが自分のスキルアップにつながるので、よかったのですが。やはり、病院にいないで外にでての仕事の意味って何と感じることがあります。前回も書きましたがオンサイト学会がいいなんて思うのは、どうなんだろう。

学会があるので、病院を留守にします。その間誰が患者を守るのか?オンサイトでなくても、できるようになって本当によかったと思います。

僕もCVITのランチョンで発表するので、オンサイトでしかダメということで、日帰りで東京にいきますが、SCVCでの仕事が1日できません。本当に無駄だと思います。

来年の3月に当院からSCVCライブをやります。それはオンサイトよりも、ウエブで全国に配信していきたいと思います。


2022年6月9日木曜日

残念なことがある。

 アフターコロナの学会がどうやら、オンサイトに戻ってきている。ウエブもないのもある。

ウエブだと見たい時間に参加して、拘束時間がとても少なくすむ。


オンサイトになると、移動時間で二日かかり病院の業務もできなくなる。コロナの前はそれは普通だったから、仕方ないが、いまから戻るのは、とても時間の無駄のような気がする。せっかくなので、ウエブと並行して選択できるようにすべきだと思う。

なんで、わざわざ集まるのか?なんとなく理解はできるが、時間がもったいなくないのだろうか?不思議です。

2022年5月18日水曜日

時代が変わるのか?

最近あった話、他の病院でかかっている患者さんが苦しくなり、手術予定であったにも関わらず、満床で断わられて、当院に入院。その後よくなりその病院に転院。夜間に受けてくれないのにかかわず、その病院に戻る選択をした患者さんをみて、断られても、その病院を信用している姿に感動しました。その後手術を受けられて退院をして、二日目に、具合が悪いといって、同じように断わられて、当院に搬送されて入院。傷をみると2か所あり、炎症反応も高く、感染症が疑われました。翌日にその病院にすぐに戻しましたが、その日に亡くなったという報告をうけました。

主治医であるならば、まして治療をしたのならば、調子の悪い患者さんを断っていけない。それを痛感しました。僕らは神ではないので、同じような経過をとる人がいるかもしれない。でも、やるべきをしっかりやれていれば、力不足を感じるだけである。

日本人は、先生にすべてお任せしますといって、任せてくれることが多い。だからこそ、自己犠牲をしても患者のために、24時間対応しなければ、申し訳なく思います。

ただ、時代がかわり、医者の働き方改革で、月の働く時間も制限されてくる。そして患者さんにも、インフォームドコンセンをしっかりしなければ、いけない時代になってきた。
アメリカ式の契約での治療という形になる方向になっている。そこにはドライな関係が見える。

患者さんのために、任せてくれる人には、150%の力で頑張ってあげたいそう医師であるために、僕はこの病院を作った。

亡くなった患者さんを診て、患者さんをこんなに断られても、それを信じて、大きな手術を受けてくれているんだと、痛感。そして当院のよさがアピールできたらという、力不足も痛感。

僕は60過ぎたので、働き方改革から遠いところで、ガンガン死ぬまで働こう。

2022年5月16日月曜日

いいこと思いついた。

 当院は、内科は、PCI、EVT,CA、device, SHD、外科、コメディカル(放射線、検査技師、ME)、看護部とも充実しているので、

学術集会をやろうと決めた。


目的は、当院の内容を医療関係者への周知と、医療関係者のリクルートにある。


いいアイデアだ。

2022年5月12日木曜日

ブラックペアん

 最先端の技術により、より安全に患者さんに診断、治療を提供できるのは、間違いない。しかし、いまだ、人が関与する限りは、そこに人による差は必ずある。僕らは、最高の医療を最高の技術で患者さんに提供できる病院を目指している。

それが、ダビンチであり、ロボットPCIである。


仕事ができることのありがたみ

 色々なニュースがあるなかで、朝礼、着替えの時間も労働時間にはいるのか?という質問があって、回答をみた。当たり前だが、業務の命令であれば、それはすべて労働時間になる。日本はもともと契約社会ではなかったので、信頼社会であり、会社もみんなで会社をよくしていこうなんてモードがあった。しかし、このような問題が提起されるということは、すべて法律で動かなくてはいけなくなり、逆に労働時間に対してもそれを遂行できない人は、契約解除という厳しい世の中になってくるのかもしれません。


ぼくは、仕事は、生活の糧と自分の鍛錬するものとおもっているので、仕事があるありがたみを常に感じています。

契約社会になっていく、これからの組織をどうモチベーションをあげながら、職員をひっぱっていくか、腕のみせどころですね。

僕はどんな時代になっても、職員を守る経営をしていきたい。

2022年5月5日木曜日

還暦

 今更だが、還暦になってもなんとも思わなかったが、同級生が定年を迎える姿を見たりすると、自分より年上の人は、ほとんどが、現役引退状態であろうということが推定されます。僕は現役だけど、これから会う現役の多くの人が後輩になるということがわかります。

恐ろしい話です。普通なら学びの姿勢がなければ、劣化しそうです。中学、高校、大学、医者になってからも、ずっと上がいて、優秀な人がいて、常に勉強、学び、きずきによって成長することが今もできています。

もしネットがなければ、僕の学びはとても少なくなりそうです。SNSのこの時代だからこそ、常に学べることに感謝ですね。

2022年5月3日火曜日

年よりの長話。

 若い頃は、目上の人の話を聞いてそれを自分の知識にすることがとても好きでした。しかし、欠点がありました。話が長いこと。同じことを繰り返すことです。ですから、なるべく話を聞くときは、立ち話にするように気をつけました。そして自分が年をとったときには、長話は止めよう。自分でよかれておもっても、聞かれたこと以上のことは、なるべく喋らないようにしようとおもい、いまに至ります。

長く座り込んで、話をしても、それが建設的ならいいが、そうでないことがほとんどのような気がします。

年寄りがなぜ、話が長くくどいかは、どうも自分にそれを言い聞かせてるかららしいと、指摘がありました。

長話で、自分に再度納得させているそうです。

60歳を超え、定年を迎える年になり、24歳で医者になったときには、すべての人が年上であり、先輩であり、いろんな教えや経験をさせてもらったが、その先輩の多くは、リタイアしているのだろうと思うと、人生って面白いと思います。

そして、まだ学びや気づきが得られるいまの環境に感謝ですね。


いまの学び・きずきとは。

カテーテル治療で日々発見があること。ロボットPCIはとくに新しい分野であり、試行錯誤でたくさんのきずきや学びがある。論文からいろんな学びがある。朝のカンファレンスや、職員の一言などから、きずきも沢山あります。

you tubeからの莫大な情報のなかから、学びも多い。

好きな車とくに最近は、レトロカーや、マニュアルカーに乗り、学びがある。


など。


すごくあることが幸せだと思います。

2022年4月14日木曜日

決断のスピード。

 一般的に早ければ早いほど、いい。ただし、正しい判断ができるかが重要。そのためには、判断するための情報がいまの時点で十分か否かの判断がとても重要。それが早くできれば、決断も自ずと早くなる。

常に考え続けれることを習慣にしていると、アイデアがどんどんでてきます。

2022年4月10日日曜日

自分にできることは、他人もできるはず、なぜなら、自分ができるから、そして努力をすればいいだけだったから

 自分にできることは、他の人もできると信じてやってきて、なぜなら、できない自分ができるようになったのは、努力をしたおかげだと思っています。

自分は、学生の頃から自分より上の人が確実にいて、その優秀な人を追い越すために、努力をしてステップアップしてきました。

中学、高校、大学、医者になってからもずっとそうです。

凡人の僕は、努力をすることにより、いまの技術や能力を得たと思っているので、当然そんなことは、誰でもできることなのだと思っていました。

以前にも書いたが、この思いが強すぎて、できない部下がいると、手を抜いたからできてないと思っていつもプンプンしていました。

60歳に近づき、自分より優秀な人があまりいなくなってくると、気がつくのですが、自分ができるから他の人もできるということはないということです。


朝早く起きて仕事をする。こんなことは、能力でもなんでもない、単に朝起きればいいだけの問題ですが、それが普通の人はできないらしい。

疑問があれば、勉強する。ときに今はネットがあるので、簡単に勉強できる。それだけ。

カテーテル治療とかするときに、脳内で4Dでデバイスが血管中でうごくようすが僕はみえるのですが、どうもそれは特別らしい。それができると、うまくいかないときに、どうしてかが、瞬時にわかるようになるのだが、それは特別らしい。

努力を惜しむと、自分がだめになりそうで、怖いと思うのは、異常らしい。


最近、自分の異常さに気付かされる日々です。さらに勉強です。

2022年3月30日水曜日

反省なきもの

 トラブルが起きた時、ミスが起きたときに、どのような態度をとるかで、その人がわかる。

人はミスを犯すから仕方ないが、反省なきものは、また同じことを起こす。

あと誤魔化す人は、信用できない。

ミスをしても信用できる人間であるべきである。

世代交代

 世代交代は、以前にも書いたが、なんらかのイノベーションがない限りは、なかなか起きにくい。おなじ状況にあれば、経験豊富な人は、年寄りが多いから、それを若者に切り変えるのであれば、その年寄り優秀でなければ、ならない。

とういうことで、世代交代は、故意的にしないとなかなかうまくいかないのです。

僕も60になり、医者になったときには、すべての人が年上であり、すべての人が先輩、経験豊富な人であった。そこから研鑽を積んでいまのポジションにいる。どう考えても、自分を凌駕するような人は見当たらない。しかし、それではだめなので、徐々に世代交代を進めている。自分がいなくなっても大丈夫なように。

でも、残りの人生を好きなように生きていきたいという希望もある。それは、楽しい刺激的なことをやってみたいということです。そこのバランスをとりながら、世代交代をしなければならない。


僕も若い頃は、年寄りが邪魔だった。ただ、運のいいことにこのカテーテル治療の成長期に同時に成長できたので、上を越すことができたと思っています。

いま世代交代を声を高く言っている若者??が自分が年をとったときに、世代交代をちゃんとできるようになってもらいたいものである。

2022年3月24日木曜日

空間認知能力

 某先生が、外科医で必要な能力は、空間認知能力であるといっているを聞いて、僕らのカテーテル治療も同じだと思いました。僕がいつもいう脳内シュミレーションも、空間認知能力に架空のデバイスの動きを入れ込みだけなので、同じことだと思います。

外科医は見えるところ、そして影に隠れて見えないところも認知できるようになるのが超一流と言ってました。

カテーテルに関しては、全く見えない(シネ画像ではみえますが。)空間に、デバイスがどう作用するかを認知する能力がとても重要だと思います。それがマクロからミクロまで可能になります。血管をどう削っているのか?プラークがどう削れているのかを認知できるようになります。

この空間認知を鍛えるのは、やはり莫大な画像の収集による経験なんでしょうか?AIみたいことを人間はしているだけです。

新しい未知なことに遭遇したときは、いろんなことを試しながら、補正をして空間認知を高めていく感じですね。

2022年3月14日月曜日

春が近い。

 雪がとけてきて、春が近い。北海道は雪が溶けないとそう感じられないので、しかたないかも。

この季節になると、平成元年、消費税が3%が開始される4/1に大阪に函館から夜行列車に乗って、昼頃に大阪に着いたのを思い出します。

徳洲会で研修3年して、当時の国循(NCVC)に自分の知識の整理を目的に無休研修医として虚血部門に働かせてもらった。

当然お金はなく、一人暮らしで、ご飯もしっかり食べなかったので、激痩せしたが、とても楽しい研修でした。

いまでも覚えているのが、桜が北海道と全然違って、満開が本当に満開だということと、四季がしっかりあることで、日本のよさを痛感しました。

たぶん当時はバブル全盛の時期らしく、タクシーをとめるのに、万札を振りかざすなど、近い距離は断られた当時のトラウマがあり、いまでも、近距離のタクシーを乗ることができません。

平成元年は、日本のスポーツカーも、GTR、NSXなどの車もでて、すごいなーと思っていました。

ということで、

GTR32とNSXの中古を手にいれました。ほぼ、オリジナルです。レトロカーになるのでしょうか?以前は、なんで古い車にのるのか理解できませんでしたが、60になり、やっとわかってきました。

での、自転車のほうが楽しいので、車は乗る暇がないかも。

2022年3月10日木曜日

 週刊朝日のランキングがでた。2020年ですが、PCIは、全国2位、外科も奮闘して、ついに、単独バイパスでは全国7位になりました。


心臓外科は、新しいトレンドで、MICS ダビンチなど、より患者さんの負担の少ない手術を提供できるようになってきています。


バイパスに関しては、理論的には、いいところといいところを繋いでバイパスする方法なので、PCIと違い病変をいじらないので、再発という概念がない。一生もつはずです。

しかし、バイパスの経年劣化や、手技的な問題でダメになるケースもあります。


そうならないために、厳しい内服治療と、CTによるバイパスの定期的チェックが必要です。


あとは、外科医のスキルを高めることです。

外科医を育てるのは、内科医の仕事。


とても重要です。


2022年3月9日水曜日

目標

 僕の目標は、たくさんの患者さんを助ける。そのために最後の砦としての技術をもつことです。

他で治療ができない人を助けれるようにしたい。そのために必要な技術を努力して習得してきました。

日本屈指の循環器の専門病院になり、他から治療を頼まれるようになり、患者さんに感謝されるときに、よかったと思います。

ただ、当然この30年以上のなかで、力が及ばなかった患者さんに対しての反省や、どうしたらよくできたかを、繰り返していまに、至っています。

僕は、有名になりたくもなければ、世界に認められたいという気持ちはさらさらない。たんに、たくさんの患者さんに最高の治療を提供したいだけ。そのために努力を続ける。

世代交代

 人類の歴史のなかで、テクノロジーの変化がなかった時代は結局、世代交代するためには、革命しかなかったということなのだろう。同じ時代に生きていれば当然、年老いたトップは、当然そこまでに這い上がる努力を若い頃からしてそこまで上がっているので、経験豊富であり、それを追い越すためには、通常の手段では無理なので、テクノロジーの変化や、革命などで世代交代を図ることを歴史は繰り返してる。

僕は若い頃は、ずいぶん生意気であった。はじまったばかりのカテーテル治療で、自分の上の先生のやり方治療方針。など、ネットがない時代であったが、海外含めてずいぶん学びにいった。で、ほとんど上手だと思う先生はとてもすくなかった。自分ができなかったが、上の先生がうまくいかせる方法を習得したくて、試行錯誤と質問の繰り返しであった。これを30年いまだに続けている。いまは、ネットにより世界中の情報が手にはいるからとても便利である。


僕は、以前の病院も僕がいなくても、ちゃんと北海道で2番目のPCIをする施設として、成長している。おなじように、札幌ハートも僕がいなくても、成長し続けてくれると思う。

ありがたいことに、僕は優秀な部下がたくさんいてくれている。彼らがここを成長させてくれるでしょう。

世代交代は、この時代においては、トップが自ら辞めなければ、いけないということです。そうするとおのずと変わる新しい力がでてきます。


2022年3月7日月曜日

世代断絶と世代交代

 世代断絶という言葉があり、それとともに、世代交代、老害という言葉をよく目にする。

長い人類の歴史のなかで、産業革命やITなどにより時代が一気に代わり、世代断絶が強くなったのだろうか?

もし同じ技術や同じテクノロジーの世の中であれば、優秀な人が仕事をするのが、一番だと思う。そうなると年齢は関係なくなる。もし若い人にアドバンテージがあるとすれば、長期に働くという終身雇用制の概念があるときだけだと思います。いまは、それも崩れてきていくいるので、年齢に関係なく優秀な人材が仕事をすればいいと思います。

僕より前の世代の人は、団塊の世代と呼ばれ、学生運動などで世の中を変えるということをやっていた世代であり、とても雄弁な人が多かった。僕はちょうどそのあとで、テクノロジーの進歩とともに、成長してきた。とくに高校から大学にかけては、コンピュータの創世記であった。その後は、医者になってからは、携帯電話やネットによるSNSの進化とともに歩んできた。

仕事としている循環器においては、カテーテル治療がちょうど成長する過程とともに、成長できた。医師3年目からいまに至るまでですね。

いまも、しっかり成長をし続けてるので、なかなか同じ勉強量であれば、下が追いつくことは理論上無理だと思えます。

追いつけるときは、頭が老化して手が思うように動かなくなったときなんでしょう。

と考えると同じフィールドで先行した人を越すためには、その中でのテクノロジーの変化がなければ、追いつくことはよほど才能がないと無理だと思います。

世代交代は、まっているのではなく、それを超えるための戦略がなければ、いけないと思います。


僕は、そのような人がでてくることはなさそうなので、定年で一線を退くのが、一番だと思っています。

2022年3月4日金曜日

SNSの利用のしかた?

 ネットで炎上などネットならではの、事象がおきています。とても、不思議なのが、匿名にちかい人の同様の意見が集まるとそれが、とても問題なように報道されています。建設的な意見であれば、いいのですが、単なる批判や、悪口などは、意味があるように思えません。ただ、エンタメとして楽しいし、あとは他人の考えを知る上では勉強になるので、僕はネットをよくみます。

問題は、他人の批判によって、メンタルやられる意味が僕にはわかりません。肉体的な暴力であれば、理解しますが、精神的な暴力は、自分でコントロールできるので、僕から言わせると自分で自分を苦しめているように感じます。


でも、いい世の中ではないですよね。でも、こんなことで騒げる平和な日本という意味ではいいのかもしれません。ウクライナの状況をみていると戦争はほんとうに、悲惨だと思います。そして絶対避けなければいけないとも思います。