札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2022年7月24日日曜日

上善如水

 当院の理念は、仁義礼知信である。人が生きるうえで理想とする生き方です。一方老子のようにこの概念を半分否定しながら、それさえ必要としない上善如水という究極の生き方を提示しています。解釈はいろいろあると思います。老子の言う道とは、僕は宇宙からつながるような漠然としたものと捉えています。

僕は、地位も名誉も名声にはあまり興味がなく、ただ患者をよくしたいということ、自分をいかに鍛えるかに主眼を置いてきました。

気づけば、そこそこにお金をもつようになりましたが、それで昔から好きであった車などを購入しましたが、結局乗る暇がない。ちゃんとご飯が食べれて、すむところがあれば、あとは上善如水に生きれるのがいいのかな?と思っています。

札幌ハートセンターを大きくしてより多くの心臓の患者さんをよくしたいとおもって、拡大路線はとりますが、そのなかでの僕のポジションは、上善如水のようにしていきたいと思っています。

2022年7月19日火曜日

職員募集

 職員募集は、なかなか難しいですね。

エンジンである医局は、大学と関係なくやる気のある人が集まるので、いまはいいですが、恒久的に継続するためには、新しい人が入ってもらう必要がある。

これからは、循環器は、忙しく9時5時で終わることも少なく、緊急もあるために、そのようなブラックの環境を好んでやる若い先生は減ってくるのかもしれません。でも、中には、循環器で人を救いたい、腕を磨きたいなどのやる気のある若者は、少なくなってもいるはずです。そのような若者が、当院に興味をもてるように仕組み作りをいま一生懸命しています。

1)仕事においてやりがいがあり、日本一の技術者になれる環境を作る。

2)給料面、休みの面でしっかり家族と幸せになれるような待遇を確保する。

3)医局は、医師とNPで仕事を補完しあいながら、成長できる環境をつくる。

4)当院のことをしっかりわかってもらえるような場所をつくる。


ということで、4)のために、年次の学術集会をやります。

目的はリクルートです。

当院の高いパホーマンスをしっかり伝えたいと思います。

普通の集会、ライブと違う目的でやる日本初の学術集会です。そこには、意味のない時間はなくし、馴れ合いをなくし、ぶれない集まりをやりたいと思っています。

部下に感謝、感謝。

2022年7月17日日曜日

 第15回の医療公開講座が新札幌でおこないました。

七月に新札幌心臓血管クリニックがオープンしたので、その宣伝もかねて、おこないました。

250人ちかくの方が、きてもらえました。


ここにサテライトができてよかったと思っています。

1)このエリアは、当院に通院するにとても遠いエリアであること。そのため新規の患者さんが見込める。

2)札幌のなかで、比較的循環器過疎地域であること。チャンスがあると思われること。

3)新札幌駅、地下鉄駅から直結であること。このために、北広島、恵庭、地下鉄沿線からの新規集客が可能なこと。

4)新札幌エリアの新札幌脳神経外科病院、新札幌整形外科病院、交雄会病院(旧記念塔病院)も集まり、それが廊下で繋がっているので、そこからの患者の集客が可能なこと

と、ここでやらない理由が見当たらないくらいチャンスがあります。


昨日の講演会でも、通院しやすくなってよかった。待ってたんですという声をたくさんもらい本当によかったと思います。

そしてその期待に応えるべき、日曜日の午前中は僕が外来をやります。SCVC本院では月曜日から金曜日まで外来をやっているので、こちらに外来をやるとすれば、本院の業務に影響をしないで、やるためには日曜日しかなかったということです。

そのために、職員の協力も得られて、日曜日に集まってもらっています。感謝。感謝。



2022年7月13日水曜日

CVITの本会での発表があり、オンサイトであったが、ハイブリットになった。

 来週の木曜日の午後3時ロボットの講演がCVITであり、ウエブは無理ということで、朝出発して、発表してから、7時の飛行機で帰ってくる予定でした。1日外来もカテーテルも止めることになります。いくのに、飛行機代でも、8マンくらいで、外来とカテーテルをとめる機会損失は、100万以上の出費に相当します。

でも、コロナが増えてハイブリットになり、ウエブになりました。これで、時間もお金も節約できます。

オンサイトでなければ、できないこともあるかもしれませんが、発表であれば、ウエブで十分だと痛感しました。

発表や聴講のために、時間を潰し、飛行機代をかけるそれが普通でしたが、コロナでウエブという効率のいいことがあることが、わかってしまった。オンサイトで人と交流をする目的以外は、意味がないというか、効率がとても悪くと思います。


ただ、人と交流しなければ、生きていけない人もいるみたいなので、そのような人は行かないと気がすまないのでしょうね。


よかった。嬉しいです。


2022年7月12日火曜日

差別

 差別はよくない。ただ、差別に対する過度の反応もよくない。僕は、社会は色んな人がいて色んな考え方があって、いいと思っています。ただし、弱者差別はよくないので、社会が守るべきだが、弱者でもない差別に関しては、それも考え方ということで、容認すべきだと思っています。

いまの日本経済が他国と比べて衰退した理由の一つではないでしょうかね。なにかあるとそれは差別だ、ハラスメントだでは、なにかをする人にとっては障害以外なにものでもない。もっと、自由に寛容な社会がいいと思っています。

このままでは、ステレオタイプの人しかいなくなり、大変だ。


このままいくと、老害という言葉も時間とともに、差別用語になるであろう。

完全な年齢差別だからである。僕も老害の年になり、20−30代に思っていた老害世代60代は、実は見た目が老けるだけで、中身はなにもその頃と変わっていないことにいまになって気がつきました。思考も技術も円熟され、さらに発展している自分がいます。部下が追い越せないないのは、仕方ありません。でも、老害にならないように、気をつけています。

あと何年生きれるか?仕事ができるかわかりませんが、自分の思うように体や思考ができなくなるまでは、大好きなこの仕事をしていきます。

ということで、いまの日本は人の意見に敏感すぎるし、それがSNSでさらに加速された感じがします。


一番は、鈍感であることですね。そして人の道に外れないことをしていれば、多少の差別は容認すべきです。

2022年7月11日月曜日

いままで選挙で投票してきたが、

 投票した人で、受かった人はいままで皆無であった。僕は基本的には、党もそうだし、その政治信念が好きな人にいれます。今回は、党はきらいであったが、石川ともひろさんにいれた。ラサールの後輩ということもあるが、僕の好きな小沢一郎の弟子であったからである。小沢さん自体は、岩手、新潟で力が及ばなかったみたいですね。いまでもあの軌跡の政権交代ですね。2大政党制で、自浄作用が働くアメリカのようなスタイル。そのために自民党を割って、民主党を作った。しかし、政権交代しても民主党には、その力がなかった。とても残念でした。ということで、いつも応援する人は、メインではないので、当選しません。

しかし、比例区でなんとN党のガーシーが当選しました。初めてです。自分の票が生きたのは、

彼は話がうまい。アジテーターとしての才能がある。これから、どれだけのものを国会でみせてくれるか楽しみです。


そして、ガーシーが受かった要因は、わからないが、若者からの票と、40−50代の負け組からの票が集まったという話です。

山本太郎さんもそう。自民党一局の政治に監視の目を向ける必要があります。期待しています。

ただ、経済政策とか諸々は、自民党がいいのですが、今後の日本のことを考えていつも、天邪鬼しています。

2022年7月10日日曜日

安倍元総理 お悔やみ申し上げます。

 7月8日のお昼に今後日本史に残る大事件が起きた。日本の安全神話が崩れた瞬間でもあった。銃による事件は基本おきない日本しかし、ネットにより簡単に改造銃が作れるようになった現代。いつの世の中でも、無差別殺人、テロは起きる。しかし、今後の日本は、アメリカ並みに防御を強化する必要がでてきたと思います。

潰瘍性大腸炎という病気を患い、2回も総理という重責を果たして、長期政権で、アベノミクスで日本経済を良くした人です(ただ、これは株価の成長という意味で、高齢化や出生率が低下している日本での経済政策はとても大変だと思います)。長期政権の弊害である忖度により最後は色んな問題がおきたが、それは軸ではないと思っています。


今日は選挙です。僕は、いい日本の時代に生きてこれました。それは、いま80歳以上の戦争時代の人たちが敗戦国日本から急成長を支えてくれたおかげと思っています。僕も次世代に残せるものは、この医療しかないので、いいものを残したと痛感しました。