札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2022年9月11日日曜日

寛容であるべき。

 人のミスの揚げ足をとったり、とてもくだらないことが多すぎです。とくにネット社会では、SNSでいろんな情報があっという間に広がります。一個人の意見が大きく注目をうけることもあります。そのなかでこそ大切なことは、寛容力です。

人をコントロールするのは、とても難しいので、基本はルールにのっとりみんなで組織の中で生きていく。そのなかで多少のことは寛容にみてあげないと、組織はうまくいかないです。


もともと僕は寛容ではなかった気がする。僕ができることが他人もできるはずなので、それができないのは、手抜きの証拠だと思い込んでいました。僕の部下は大変だったと思います。年をとり寛容になってきて、それが部下を伸ばす一つの方法だと気がつきました。

覚悟のある人

僕は、覚悟のある人が好きです。そして嘘をつかないこと。この2点があれば、多少能力がなくても、一緒に仕事をしていけます。

なにかあれば、すぐに逃げ出す人は嫌いです。覚悟がなさすぎです。子供の頃から覚悟と死ぬ気で努力をしてきた僕は、いまいろんな人をみますが、覚悟のある人が少なすぎです。

最近は、そのようなことを感じる。やはり、少数精鋭の頃が一番らくだったかしら?


時代なのか?このままでは日本が衰退する?でも、それが文明なのかも? 

2022年9月7日水曜日

腑に落ちた

 香川さんのニュースをみるたびに、なにか腑に落ちないものを感じていた。それがなにかわかるような記事があった。

外国人が今回のニュースをどうみているかという記事であった。

一週刊誌の記事で、示談になった話を国営放送を含めて企業が一切に出演を取りやめるという全体主義に行き過ぎ感と違和感を覚えるという記事がありました。

僕も同様で、刑事でも民事でもなく、すでに示談された件を、それも示談された件をリークがどうされたかも調べることもなく、一切に叩くこの全体主義にとても違和感というか?日本人のステレオタイプらしさがでて違和感がある。

お酒の席では、きれいに飲みという表現があるように、金にまかせて汚い飲み方をする人が多い。高いお金をはらってそのような場所にいってうさバラシなのかもしれない。飲み屋ではある程度容認されていると思う。酔っ払いに理性を求めるのは、無理でしょう。

人としてやってはいけないことはだめだと思うが、すでに示談になっている話を蒸し返して、香川さんを叩くこの感じはとても怖いと思います。全体主義それは、日本の以前の軍国主義みたい感じに感じてしまう。

僕は、もともとステレオタイプが好きではなく、多様性が大好きであり、それが自分に刺激になり、なんでも受け入れてしまう。

法を破ることは、だめ。でも、人間だから、魔が指すこともあると思う。そのときに、今回のようにみんなで叩くのは、僕は遠慮したい。失敗や反省から人間は成長する。最初から仏のような人はいない。


腑に落ちた話でした。

2022年9月4日日曜日

日曜日の新札幌心臓血管クリニック

 日曜日に外来をやると決めて、これは画期的と自画自賛していましたが、そのためには多くの職員の協力が必要です。いまも、僕をいれて9人くらいのスタッフが仕事してもらっています。

日曜日にやってよかったこと。

1)日曜日にしかこれない人のためになっていること。

2)交通の便がいいので、札幌以外からの人が僕に会いにきてくれること。

3)患者さんをゆっくり診察できること。

4)思いのほか重症な人がいること。

5)感謝をとてもされることなど。

本当にやってよかったと思っています。

日曜日外来をやめれなくなりました。という感じですかね。

2022年9月2日金曜日

失敗が許されない日本

 不祥事を起こした。その後のセカンドチャンスはなかなかない日本。そして、その不祥事も過去では許されたが、現在のコンプライアンスではというものまで、聖人君子でなければ、いけないような雰囲気。それが間違いなく日本を衰退化させたと思う。それがいいかどうかは、わかりませんが。僕は好きではない。このようなコンプライアンスに厳しいアメリカのようにうまくいかせるためには、能力主義を徹底する必要があると思うが、日本ではそれができていないのに、コンプライアンスばかり重視して、能力のないいい人しか残らなくなります。

才能あるものと聖人君子は別物。

人のいいところと、わるいところ、どちらの見るかが、重要です。人の悪いところだけをみて、あーだーこーだいけば、人は育ちません。


当院は、いいところを伸ばせるような文化にしたいと思っています。当院では、一度の失敗などは必ず許します。しかし、同じことを反省しないでしたものは、去っていただきます。

SLDC 札幌ライブ

 今日から二日間当院から、ストラクチャーライブと、EVTライブを発信します。コロナで今ひとつの盛り上がりでしたが、当院の先生方は、とにかく自分達がやっていることを日本中にみてもらいたい発信していきたいという意気込みが素晴らしいです。SNSでもどんどん発信しています。

全国レベルという表現が正しいかどうかはわかりませんが、自分達は最高の治療を患者さんに提供しているという自負はとても大切です。そのためには、世界から学び研鑽しないと維持できません。そしてそれが患者さんに結果いいことをすることになります。


当院には、他の病院でお手上げの人がたくさんきます。そのときに、内科、外科で最高の治療を提供できる状況をつくることが僕の目標です。

PCIもしかり、他で治療ができない病変を治療してよくする。そのためのロタの技術であり、CTOの技術でもあります。


患者さんのために最高の治療が提供できるように技術を研鑽することが結果、とても上手なオペレーターになることになると思います。


今回ストラクチャやEVTはまさにその感じがでていますね。頼もしいです。

この会はもともと佐藤先生を中心に立ち上げた会で、札幌から、技術をみせつけようという会でした。その意味では今回は治療が北海道中心に戻っているので、いいことだと思います。


圧倒的実力をかっこよく、見せつけてください。

で僕は、何をするかというと、そのようなやる気のある先生をサポートします。

最高の設備と環境を整えます。


この二日間は、地味に外来とルーチンカテーテルをみんなに迷惑かけないようにやって、サポートします。

2022年9月1日木曜日

海外留学生を受け入れて

 いま、治療を修練するための留学生が4人、治療を見学が2人います。みんな、無給で勉強にきているので、とてもアグレッシブです。日本での経験が自国に帰ったときにインセンティブになることもあるので、いけいけです。

高度成長期の日本人みたいです。

たくさんの休みを無条件に与え、出るものは杭をうつ文化、モチベーションをあげられない意味のない平等文化。

やる気があれば、仕事をどんどんやり、暇な時間は与えられるのではなく、自分で作る。忙しいけど、暇だよというそんな文化にしていかなければ、当院も日本のようになってしまうと、心から心配しています。


がんばろう。

労働生産性



 テレビでみて、日本が世界からみて労働生産性が悪い国になっている。すなわち働かない国にになっている。

OECD加盟国では23位であり、先進国のなかでも、最下位にちかい。バブル前に頑張っていた時期はありますが。。。。。


データーをみると徐々にさがってきている。そして世界は徐々にあがってきている。


その差はなにか?


1)外国人などの優秀な人材の活用ができていない。

2)高学歴などに対するインセンティブがはたらいていない。

3)女性の活用ができていない。

4)IT産業の遅れ。


と分析されていた。時間あたりの労働生産性も低いので、もっと効率よく働く人が増えないといけないということですね。

日本は規制が多く、上記の問題を解決できていない。それが日本の没落につながるのかもしれませんね。

やる気のある人をやりがいのある職場で適正に働いてもらう環境づくりが大切と痛感しました。