シオンとシオンブルーの違い。
本日のCTOの症例で造影上ではさほど、時間がたっていない造影で、なんとなく造影がアンテからながれています。
このような最近できたマイクロチャンネル?を追従させるのは、シオンがいいか?シオンブルーがいいか?
両者とも現時点ではだめです。シオンは、先端荷重がシオンブルーよりもあり、その理由はハイドロフィリックコートにより先端のしなやかさがなくなるからです。このワイヤーが現在よくつかわれるように、確立したチャンネルのトラッキングにはよいでしょう。レトロチャンネルなどはそうです。アンテからのマイクロチャンネルはチャンネルとして丈夫ではないので、シオンではそれを壊す可能性が高いです。
シオンブルーはシオンの先端荷重を落とすために、先端のハイドロコートをとって、シリコンコートにしたものですが、選択が柔らかいですが、すべりません。
ですから、いまはチャンネルトラッキングにはむきません。
ではこのような壊れやすいマイクロチャンネルは現状ではなにがいいか?
現在ではSUOH 03です。もともとのSUOHは先端荷重が0,5Gとシナヤカであり、チャンネルを壊すまえに自分が壊れるというメリットがありました。
新たに改良されたSUOHはさらに荷重が落ち、このような壊れやすいマイクロチャンネルを通過しやすくなったと思われます。
ということで、現状のワイヤーでは、SUOHそれからXTRが基本でしょうね。
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