福島で行われた安達太良ライブに行きました。今回は、時間がなく金曜日のみの参加でした。冠動脈と末梢の治療のライブでした。
本日の症例で、LADのCTOで、DXからCTOで、GAIA2が上手くアンテから通過しましたが、IVUSでみるとCTOの入り口を手前から取り過ぎて、DXとの間に隔壁ができています。
通常であれば、そのままLADにステントをすると、その隔壁がDx側にいき、DXに狭窄を作ってしまいます。
その解決方法とは
①DXの奥側から再度ワイヤーを通過させる。隔壁のワイヤーを通過させるのに、コンテンポラリーカートのようにバルーンを利用する。
②隔壁をCBもしくはロタで削る。
③ステント後の狭窄をロタで削る。
などが必要です。でも、多くの先生はそのことに気がついていませんでした。
末梢も、せっかくいまはだれでも使えるクロッサーというCTOデバイスがあるのですから、それをしっかりつかうような方法を論じた方がいいとおもいました。
この安達太良ライブは、この地域のカテーテル治療の技術向上という明確な目的があるので、教育という姿勢は継続してもらいたいと思っていまうす。
本日から小倉です。鹿島先生と古堅先生と参加です。古堅先生は、当院のSHD、CRTDの専門家であり、これから発達する分野ですので、知識の交流および人との交流をどんどんしてもらい、札幌ハートセンターに貢献してもらいます。僕は、尊敬する延吉先生のあたらしい小倉ライブをみるのがとても楽しみです。
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