今週は、むすこさんが、一週間病院実習をしたついでに、今日は講演をしてもらった。
カテーテルをやめてからのことのお話であり、共感できることばかりであった。
僕もそうだが、カテーテルを通じて患者さんを救いたいという思いがあり、カテーテルがうまくなるのは、そのためにであり、ゴールではない。
そこは僕も一緒。そして、好奇心が旺盛だから、カテーテルがなくても、患者のためになにがいいかを考えているとそこに楽しみを見つけれることも同様。
僕は、CTOのTDADRに好奇心をもって、トライアンドエラーをしている。患者さんに負担のすくない確実な安全な治療を提供できるための努力をしている。
いま僕はカテーテルがあるから、そのなかで、好奇心を満足させていけるが、将来カテーテルをやめたときは、また 別な好奇心で楽しく新井先生のように医者ができると思った。
が、新井先生世代は、創世記の時期で、カテーテル治療をする先生が異端といわれた時代。才能あるガッツのある人間しかできなかった時代である。そのような先生は何をしても成功するのだとも思った。