札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2015年4月10日金曜日

生き方

維新の会の上西さんが、維新を除名されたが、法的には国会議員として辞める必要性はないといっていました。しかし、自分の選挙区で落選して、比例での復活の議員獲得です。維新の会に投票したひとによりもらった資格です。通常の概念でいけば、維新を除名された時点で、その議席を維新に返すのが、人として正しいことだと思います。
ことの発端の、国会を休んだ事は、その後の旅行らしきものも、人として正しいこととして判断できていれば、こんなことにならなかったような気がします。
体調が悪く仕事を休んだが、無理して翌日に大切な用事のために自己犠牲を敷いて仕事をしていたならば、こんなことは書かれないような気がします。

稲盛さんの本を以前にも、紹介しましたが、生きるうえで、経営するうえで、大切なことは、まず、人として正しいことか?人に迷惑をかけていないか?社会通念上正しいことか?などにより判断していきます。

この人として、正しいことかどうかの判断ができない人が、結局、法律では問題ないなど言い出すのだと思っています。道路の座って通行の邪魔をしたり、電車のなかで、大きな声でしゃべったり、なども、法的に問題ないから大丈夫といっているのと、大差ありません。結局は道徳の問題にもなるのですがね。
上西さんが、稲盛さんの本を読んでいれば、世界観が変わるのみもったいないと思います。

しかし、社会通念というのは、一歩間違えれば現状を打破できなくなることがあるので、それに縛られるのではなく、それを加味した上で、人として正しく、人に迷惑をかけていなければ、やりたいことはやるべきなのです。

僕は病院をやっていく上で、法的に100%安全でないグレーな部分には、絶対踏み込まないように指導をしています。当たり前ですが、一切のズルはさせません。人として正しいと思っていることのみ、やりつづけています。人が見ていないから、大丈夫とか?皆んながやっているからという理屈では動かないようにしています。

6 件のコメント:

ピッコロ さんのコメント...

私の勤務先とは真逆ですね。
経営トップをはじめ役員連中は、
「営利企業である以上、行儀の善し悪しなど言ってられない。」と豪語し、
何事も法律の抜け道を探したり、発覚しなければいいとばかりに、平然と法律違反をしたりとやりたい放題です。

そして、このような問題行為が然るべき監督機関から指摘を受けると、「蜥蜴の尻尾切り」が始まり、

何故か現場レベルの職員が、降格・配置転換という地方更迭などで責を負わされます。
一体、現場職員は誰からの指示でやっていたのでしょう?それを吹き飛ばして、この様です。

そろそろ見切りをつけることも視野に、考えなくては・・と思う今日この頃です。
まだまだ青いかも知れませんが・・。



rotaman さんのコメント...

ピッコロさんは、医療系ですかね?企業の存在理由は、顧客のためであり、その顧客を増やし、幸せにするためにあります。そして職員を幸せにするためにあります。
その結果、利益をいただくのです。

営利企業だから、利益をあげるのが、第一になるのは、間違いだと思っています。

この考えが、青いと僕も言われます。
でも、その考えをもたない経営者は大人が法律に書いていないから大丈夫などどということを言い出すのではないでしょうか?
そのための努力をするべきです。そうではなく、小手先だけの営利を求めると、痛い目にあいます。
ただし、無駄を省くための努力は必要ですが。

我々医療系は、基本的な収入は、保険からいただいています。そのいただき方には、加算などある基準をしっかりみたさないと、とれません。そこらへんも、ちゃんとしなければ、詐欺になりますので、当院では絶対に誰がみても、安全という状況でしか、加算などは申請しません。監督機関から指摘を受けるようなことは、最初からしないというのが当院の方針です。

ピッコロ さんのコメント...

いえいえ、私は医療系とは程遠い、オフィスワーク業です。
私が医療系の仕事に関係していたのならば、間違いなく札幌ハートセンターでの勤務を志願したでしょう。今や諦めていますが(笑)。
お世辞抜きに、大変魅力的な職場に感じています。

さて、「営利企業の第一は利益」という考えには、私も承服できません。
「利益なくして企業は成立しない」とよく会議などの場で、経営トップ・役員連中が強調しています。
だからと言って、法の抜け道を探し、違反行為を違反ではないと主張し、利益を追求するやり方は違うと思っています。

以前、藤田理事長がこのブログで「ホリエモン・村上ファンド」などを例にした「恥の文化」が薄れているのでしょうね。

○「監督機関に指摘を受けるようなことは、最初からしない」
○「監督機関に指摘を受けてもいいように、日頃から対策を講じておく」

私は前者に賛成ですが、私の勤務先では後者励行です。直属上司に疑問を投げかけてみても、「まだ若いからわからないよね、あと10年したらわかる」と、遠まわしに青さを指摘されておしまいです。







rotaman さんのコメント...

利益がなければ、会社は成立しません。でも、それが目的になってはいけません。利益をだしたければ、経営者の給料を減らせばいいのです。無駄を省くんです。
まず、顧客のためであり、その獲得が目的にならなければ、企業はジリ貧になるとおもいます。

でも、それが青いといわれるとおもいますが、ピッコロさんが正しいですよ。

ピッコロ さんのコメント...

社会通念に照らし合わせ、疑問を言葉にすると、上司・同僚・部下の誰かが「わざわざ敵を作るようなことをせず、見ていないふりをしていればいい」と、
助言のごとく囁いてくる時代ですから。「青い」と言われ続けるのでしょうね、これからも。

最近、間違いに対して、指摘や注意することは格好が悪く、
見て見ぬふりをすることが格好良いといった、考え方が当たり前になりつつあるような・・。

本来は単純明快である話すらこんなに複雑化してるということでしょうか。






rotaman さんのコメント...

世の中の真実は、普遍です。

その考え方は、間違っています。正しいことがちゃんとできないようであれば、いけません。社長はそのことをしっているのでしょうか?怖いですね。