札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2017年12月29日金曜日

2017の症例数。

PCI 2230例  EVT 350例 CA 411 例
外科手術 594例
でした。

外来患者数および入院患者数は、稚内および室蘭などの新規のサテライトを増やしたにも関わらず、例年並みでした。

PCIは12月は、久しぶりに月200件を超えました。最近の傾向として、FFRによりPCIの適応を決めていますので、新規の患者さんが増えていますが、症例は微妙に減少しています。

一方 新規の患者さんが増えたせいか、足の治療が350例と、BK病変を基本治療しない当院として、症例数が増えています。

カテーテルアブレーションに関しては、その適応を、厳密にしていますので、65歳以下の方を治療適応としていますので、その適応としては、症例数は素晴らしいと思います。

今年は、稚内および室蘭および長沼地域でのサテライト効果で、今年の後半からは、全体的に症例が増えていますので、来年は症例の増加が見込まれます。

外科は、病院のネームバリュや、サテライト効果で症例が増えています。

開業して10年なんとか、乗り切れました。

来年は、さらなる飛躍をしていきます。

職員の皆様ありがとうございました。

世代最強

10年目の節目で、今後のことを考えたときに、当院が最高の施設であるためには、各セクションが最高でなければ、いけません。そのための必須条件が、当院の医師が、世代最強の医師になることです。


世代最強の医師になるそれは、世代最強のオペレーター、世代最強の画像診断、など色々あります。
人により、そのアプローチはそれぞれですが、その覚悟があれば、運を引き寄せ、必ず花が咲くと思います。

それが、SCVCが発展するための必須条件です。

2017年12月23日土曜日

Wuhun heart hospital

に訪問してきました。

まず、中国で三番目の外科手術6000件、PCIは、2500件です。すべてが桁違いです。

ただ、ドクターが1000人ですから、そこはちょっとという感じです。

見学してびっくりしたことが、ITが進んでいます。

外来の受付、予約がすべてQRコードからできます。
検査結果も、すべて自分でプリントできます。中国内のサテライトの病院と心電図と、画像のネットワークが構築されており、その診断部門があります。

あとは、カテーテル治療後のためのCCUがオープンスペースで作られています。

素晴らしいところが沢山あり、時期新しい病棟のイメージに役だちそうです。

こらから5年以内には、ITが必須だと痛感しました。高齢者もスマホをもつ時代になりますね。

今後も、アジアの中で、いろんな施設と交流しながら、お互いのよいところを一緒に学んでいきたいと思っています。

写真は、武漢心臓病院の会長と経営陣です。

中国に人に対しての日本人の印象はどうと聞かれました。

当院では、中国の先生の研修も受け付けていますので、まったく普通ですと答えておきました。

同じ医療人として、国籍は関係ないと思います。そして、人として、お互いに尊重しあうべきですね。