札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2009年3月30日月曜日

患者さんの説明部屋がバージョンアップ


カテーテル後の説明は、基本的にすべて僕がやっています。電カルテと、フォトロンの動画をつかっていますが、いままで通常のサイズで説明すると、わかりにくという意見が多かったので、液晶の大画面に動画をだすようにしました。
お金がかかりますが、これも患者さんのためです。治療の写真も通常のレーザープリンタでは、画質が悪く、ソノプリンタでは画面がちいさくみえにくいので、高性能のインクジェットを購入しました。

これで、よりわかりやすい説明ができそうです。

イスの色がSCVCカラーのオレンジです。

2009年3月29日日曜日

本日の治療が終了です。

朝からカテーテルアブレーションを4例おこなって、その後にPCIを2例行いました。
土曜日から、連続の治療で、たいへんだったと思います。

今年は、すでにカテーテルアブレーションが、23件終了しました。無事、みなさん終了しました。

2009年3月28日土曜日

心臓病の治療方針

虚血性心疾患といわれるSCVCが多くあつかっている病気に関しては、ほかの病院では手術しかないと言われても、SCVCでは、治療が可能なことが多いです。これは、技術的に、治療が可能という意味だけではありません。
治療の選択の上で、注意すべき点は、
バイパスにしても、カテーテル治療にしても、その患者さんの現状のみならず、10年後、20年後までを考えた治療を提案することが重要だと思います。
カテーテル治療の問題点として、再発が考えることや、薬をのみつづけなければならないことなどを考慮する必要がありますし、バイパスは、10年後のバイパスの閉塞や、新しい病変が出現してきて、結局カテーテル治療をしているという現状があります。そして、新規の病変の予防や早期発見にも力をいれていかないといけないのです。
SCVCでは、現状にとっていいもの、10年、20年後にとっていいものなども加味して治療を提案しています。
だから、僕は、一生患者さんとお付き合いして、24時間サポートする覚悟で、患者さんとお付き合いさせてもらっています。だから、携帯の電話番号を教えてるのは、当然なのです。

2009年3月27日金曜日

鵜野先生の外来です。

明日と日曜日で、11人の方のアブレーションの予約が入っています。外来も、たくさんいることと思います。
不整脈のカテーテル治療のニーズはたくさんあることがわかりました。
僕は、恒例の網走管内での診察および治療で午後からSCVCをあけますが、皆でちゃんと守ってくれます。ありがたいです。
来週は、いよいよ4月になります。一年無事に経過できそうです。

ちょっと気がはやいのですが、今年の忘年会の場所を押えました。
丸山のル.バレンタという札幌では数少ないフレンチレストランですが、結婚式に使われる場所を押えることができました。去年以上の忘年会ができる場所です。それに見劣りしないように4月から、がんばっていきたいと思います。

2009年3月25日水曜日

本日は、午後から恒例の医療講演です。

心、血管の動脈硬化の早期発見の重要性を説明しました。カテーテルは、ペースメーカーの方が2人残して、終了です。結局PCI5件、PPI2件でした。

今月は、何人のカテーテル治療がおこなわれるのでしょうか?びっくりされそうで、件数は伏せます。

今日は退院した高齢者の女性が、元気に家に帰りました。最初は、点滴するのも嫌がって、飯も食わなければ、話もしなかったのですが、気がつくと看護婦さんと仲良くなっているではありませんか?心が通じたんでしょうね。当院の看護婦さんは、やさしいですからね。

ありがたいです。

2009年3月23日月曜日

本日も、緊急がおおかったです。




本日も、14件のカテーテル検査のうち、8件のPCIと1件のPPIを無事終了しました。

一人が、LMTからLAD、HL、LCXに3分岐部の狭窄あるLMTの患者さんがおり、希望で、カテーテルで治療しました。
8fr TFI LMTから、LADおよびLCXにDESによるY stentをつくり、最後にLAD3.5/LCX3.0/HL2.0のryujinで14ATMによるKGBTで終了です。

2009年3月22日日曜日

ファイターズプレス



北海道地元のファイターズの新聞に載りました。これで、すこし北海道に貢献できました。
北海道も、ファイターズとコンサドーレが頑張ってもらいたいと思います。

道新のウエブにもまだまだのっています。

2009年3月21日土曜日

今日は網走管内です。

本日の朝より、北見および網走での外来、カテーテルをしにきています。
北見の北星脳神経外科病院の外来は、いまのところ週に3日でしたが、やっと念願かなって、週に4日にできそうです。
北星脳神経外科では、心血管の診断が、札幌のSCVCと同様のクオリティーでできる施設なので、もっともっと、網走管内で、広めていきたいと思っています。

僕のやりたいことの一つに、この網走管内での心血管患者さんを助けたいという思いが強くあります。前の病院のときから、人を派遣してきましたが、また、そのとき以上のクオリティーで、可能になりつつあります。

去年の今頃からは、想像できないほど、願っていることがどんどんかなっていきます。もっともっと、がんばっていかないといけないと思います。

でも、昨日も夜間に調子が悪くなった患者さんがいて、みにいきましたが、やっぱり自分で診にいってよかったです。今日は、無事に連携病院の道都病院さんにお願いしました。

そのこともあり、寝不足で、今日は移動中ずっと寝ています。
明日も、日当直ですから、ゆっくりと体を鍛えましょう。

2009年3月19日木曜日

いま終了です。

医師会の班会議に出席したために、ちょっとカテーテルがとまってしまいました。
最後の患者さんも無事終了です。

なんと、本日で今月PCI100例になりました。

患者さんがたくさん頼ってきてもらった結果です。一生けん命がんばります。

2009年3月18日水曜日

退院です。


一週間前は、あぶなかったのに、すっかり元気になって、明日退院です。PTAVもよかったけど、まめな看護が劇的に患者さんをよくしました。
医学的な知識も大切ですが、環境整備と、やさしさが患者さんをよくします。

笑って、元気そうです。

うれしいかぎりです。



ひそかにいま終了。

本日は、8件のPCIと1件のPPIと数件のCAGでした。緊急があり、みんな少し疲れているみたいです。気曜日が祭日だから、ゆっくりとできるといいと思います。

僕は、すこし腹筋して寝ます。

2009年3月17日火曜日

緊急が多かったです。

急性心筋梗塞の方が2人入院して、治療しました。結局カテーテル検査および治療は17件あり、カテーテル治療は10件になりました。いま終了です。
しかし、一例の方は、カテーテルがどうしても通過せず、レーザーなども考えましたが、LMTから、LADおよびLCXのびまん性の狭窄のために、簡単にカテーテルで治療できなければ、バイパスと考えていましたので、バイパスにしました。
今年になって初めてのバイパス症例でした。
リスクと治療後に結果を考えるとバイパスのほうが安全で、メリットが高いと判断したので、手術になったわけです。
でも、みなさん安全に治療が終了して、ひと安心です。

うれしいことに、4月から、ドクターの常勤が増えます。
これで、常勤は、4人と、榎本先生で、実動5人で、SCVCを盛り上げていきます。
ついに、待望の土日休みなどを取らせてあげれそうです。

ありがたいありがたいです。

2009年3月14日土曜日

PTAV

木曜日に重傷のASの90台の高齢の女性がいて、心不全が管理できなく、元気がなくなって、心室性の不整脈が出始めて、厳しい状況に追い込まれたので、以前からご家族とは、危なくなったら、カテーテルで治療しますというお話をしていました。その状況になったと判断して、大動脈弁狭窄症(AS)に対するPTAV(大動脈バルーン形成術)を行いました。すでに、意識レベルも朦朧としていました。圧格差は、120mmHgあったのが、40mmHgまで改善して、ARもおきませんでした。
血圧も80代であったのが、上昇しだしましたが、やはり尿がでず、意識もよくなかったのですが、昨日の朝から元気に意識をとりもどして、ご飯もたべています。

治療が効果をあげたこともありますが、やはり看護婦さんのつきっきりの看護が効果をあげたのだと思います。うれしいかぎりです。
やはり、当たり前だけど、まめに観察して、まめに診察しにいって、患者さんの状態をみて、的確な医療を的確なタイミングでほどこさないと、よくならないのでしょう。
同様に、看護婦さんがつきっきりで、環境整備と食事と心のケアをすることによって、見違えるように患者さんはよくなっていきます。
医学が進んで、病気がすごく把握しやすくなってきて、間違えば、パソコンさえ開いていれば、患者さんお状態が把握できるような錯覚に陥ります。でも、アナログ的な感覚である、元気でなはいという、病態は、パソコンでは把握は無理です。できたときには、手遅れの可能性があります。
まめに、患者さんのところに状態を見にいかないといけないのです。

今回もまた、勉強になり、看護の力の素晴らしさを理解しました。

ひさしぶりの鳥一です。


何回か書いていますが、北見一おいしい焼き肉およびラーメンの店ですが、ご主人さんが体を壊されていて、70日くらい店をやっていませんでした。もうやらないとおもっていたら、今週から始めたそうです。
いつものお肉に、ラーメンを食べましたがおいしかったです。

先週から今週にかけて、ありがたいことにカテーテルの治療が73件もあったので、やはり全員の治療および前後の説明をしっかりすると、それなりに疲れが残るみたいです。昨日は、食事後にホテルに帰って、爆睡です。7時間も寝てしまいました。ひさしぶりにそんなに寝たので、すこしふらふらします。
来週もたくさんお患者さんが待っていてくれます。しっかりと、やっていきます。

2009年3月12日木曜日

今日は、打ち合わせ

今年も札幌ライブ(SLDC)の打ち合わせです。
そのために、PCIを一時中断したために、いまカテーテルが終了です。
本日も、PCI11件でした。
月曜日から3日間で31件の冠動脈治療をしたことになります。

どうりで、つこし疲れが残った感じです。

でも、去年の今頃の暇な時期の辛さを考えると、いまは充実しておりものすごく幸せであり、やりがいも感じます。

感謝です。

2009年3月11日水曜日

今日も、いま終了です。

救急の患者さんがいると結構大変です。
それでも、なんとかカテーテルも終了です。PCIは10件でした。
救急の患者さんがいるので、しっかりとみていかないと。

うちの看護婦さんもいろいろとなれてきたので、仕事が大変しやすくなってきました。

感謝感謝です。

2009年3月10日火曜日

看護とは、

ネットでしらべるといろいろありましたが、ナイチンゲールがいったこの言葉が一番しっとりきました。

看護はすべての患者に対して生命力の消耗を最小限度にするよう働きかけることを意味する。すなわち、看護とは患者新鮮な空気、太陽の光を与え、暖かさと清潔を保ち、環境の静けさを保持するとともに、適切な食事を選んで与えることによって健康を管理することであるとしている。とりもなおさず、健全な生活環境を整え日常生活が支障なく送れるよう配慮することが看護なのである。

やはり、やさしく患者さんのそばにいて、元気にしてあげることが看護なんですね。安心しました。

看護計画もこれを実現するために必要であり、。患者さんを元気にすることが基本なんですよね。

やはり、リーダー業務とか、医者の指示うけとか、そこらへんに振り回されないようにしてあげないといけないですね。

月曜の業務が終了です。

緊急カテーテルもあり、結構いそがしかったです。結局10人のカテーテル治療をしたことになります。
無事終了しました。

土曜日から、心不全などの患者さんがはいって、日曜日には呼吸器不全の人がいたので、日曜日はとまって、呼吸器の離脱に月曜の朝に成功しました。
やはり、あたりまえだけど、豆にしっかりとみるとどんどん患者さんがよくなっていきます。
現場にもどってよかったと思う瞬間です。

明日もたくさんの患者さんがいますので、寝ましょう。

2009年3月6日金曜日

今週は忙しそうです。

本日のカテーテルが終了しました。
今週だけで、PCIが35件でした。CTOも多く、精神的に大変でしたが、患者さんによかったね。と言って一緒によろこべる瞬間に幸せとやりがいを感じます。
油断することなく、もっともっとがんばっていきます。

以前の病院でも、どんどん患者さんが増えていくと、逆にいつか患者さんが来なくなるのではと、不安に駆られます。
やはり、大切なのは、患者さんの口コミですから、医療技術を最高には当然として、そのまわりの職員全員の対応、心の気持ちを常にいい方向にもっていかないといけません。

感謝、感謝です。

2009年3月5日木曜日

むずかしい症例でした。


右冠動脈が根元から完全に閉塞しており、CTではそこに著明な石灰化がある透析の患者さんです。右冠動脈からの通常の治療は困難であると予想して、最初から左冠動脈経由のレトロでpull thoughで治療しまました。
一時間半かかりましたが、無事成功です。

最近は、きびしい患者さんがたくさん集まってくれます。今月はすでにPCIが23件終了です。本日もたくさんの患者さんのカテーテルがあります。

感謝です。

2009年3月4日水曜日

LMT RCACTO,LAD subtotal カテーテルでも治療が可能です。




通常であれば、カテーテルでの治療が困難ということで、バイパスに回る可能性のある患者さんです。
ご本人の希望で、カテーテルで、治療しました。


この患者さんは、2回の治療で根治です。
2日間の入院で、治療が可能でした。
我々の役目の一つとして、カテーテル治療を安全に、複雑の部分を含めて提供することも、使命の一つと考えています。

カテーテル治療が無理といわれたら、ご相談ください。

バイパス手術は、上手なところで、うければ、2週間以内に退院もできますし、良い治療だと思っています。患者さんと一生付き合う意味で、バイパスがいいと判断してバイパスを選択するのであれば、大変いいことだと思います。
強調したいことは、バイパスが必要な理由に、カテーテル治療ができないからとか、難しいからとか、言われたら、相談しにきてください。


2009年3月3日火曜日

冠動脈CTAについて、

最近、どこでも可能になりつつありますが、結局、ステントの中はみれないとか、石灰化があるとよくわからないとかいって、カテーテルを気軽にする傾向があるような気がします。
カテーテルの代わりにできるんだということを、もっともっと強調していきたいです。

とくに症状もないのに、定期的な検査としてCTAを受けたら、石灰化などがあってよくわからないので、カテーテルしましょう。そして、CTAではそこまで、評価できませんと言われたら、患者さんがかわいそうです。
CTAで評価する自信がなかったら、やらないで他の検査をしたほうがまだいいと思います。

カテーテルの代わりにCTAができない病院が多いことに、残念に思います。そして、それは僕らにとってはチャンスではありますのが、もっともっと、がんばっていきたいと思います。

カテーテルなんかCTAすれば、いりません。

本日も、業務終了。



結局PCIが10件でしたが、うち、LADのCTOが3人でした。
一例は、マイクロチャンネルで、するするでしたが、
2例目は、石灰化がつよく、むずかしく、STARで通過させました。
3例目も同様にどうしても、trueがどれずに、dye STARテクニックで、septalまで、通過させて、そこにバルーンして、side branchテクニックで、trueをとらえられて、うまくいきました。

無事終了して、よかったです。

寝なきゃ

2009年3月1日日曜日

3月になりました。

先月も、たくさんの患者さんに頼っていただきました。明日の月曜日もたくさんに治療がありますが、むずかしい症例も多く、心してがんばりたいと思います。

油断することなく、自分の技術をさらに上げて、より患者さんに親身になっていきたいです。