札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2007年2月26日月曜日

カテーテル三兄弟。




新カテーテル三兄弟です。
上からFD20C
FD10/10
FD10C
部屋の色をわけて、床をフローリングにして、癒し効果を期待しました。
黄色の真ん中のみ患者さんの評判がいいです。

旧東徳洲会が



どんどん壊されていく。
やはり、なにか寂しい感じがしますね。ここで、いろんなことを経験させたもらった。記念に一枚。

2007年2月25日日曜日

医療情勢について、思う。

いまの、医療界は、勝ち組と負け組みというか、負け組みがたくさん目だってきています。いわゆる倒産、民事再生が、色々なところで、起きています。患者さんをしっかり集めて、最高の治療を提供して返すという基本的なことができないようであれば、このようになるのではないでしょうか?
いまの医療界の多くは、どうしてやっていけるのかが、不思議で仕方ありません。国が、色々な手をつかって、ベッドの削減、医療費削減をしてくると思います。半分の病院はつぶれるのではないでしょうか?そのような、不良債権を、立て直すストラクチャーがこれからの、本当の医療の再編成になるのではないでしょうか?
ついに、黒船登場でしょうか?

2007年2月24日土曜日

昨日から北見にいます。

北見の北星脳神経外科病院で、PCI5件、PM1件の治療に朝からきました。順調に治療が終了して、一時には、病院をでて、いつものホテルにいって、温泉に入って、仮眠して、5時にガーゼ交換に病院に戻ってその後に、ジムで体を鍛えて、おいしい焼肉をたべました。で、ゆっくりと朝まで快眠です。
ホテルのベットって、やはり快適です。今日は、午後の飛行機で東京です。講演会、会食、明日は、講演会、4役セミナー参加です。

2007年2月21日水曜日

冠動脈CTのすごさ。

カテーテルをしないでも、冠動脈の異常がみつけられる64列CTは、大変いい機械です。将来は、カテーテルしないでも、冠動脈の異常をみつけれるようになると思います。
ただ、被爆、造影剤をつかいますので、慎重におこなうべきと思います。
CTを使用することにより、無症候性の患者さんを早期に発見して、早期に治療することができることが、理想だと思います。ですから、本来心臓カテーテルで、おこなっていた患者をCTで検査して、心臓カテーテル検査が減ったと嘆いているようでは、それ自体は、患者を発掘していないわけですから、罰があたります。
新規の患者を増やすことで、カテーーテルは増えないといけないのです。

64列の楽しさは、その解析がまだ、未完成であり、われわれのスキルアップが必要なところが、楽しくてしかたないですね。

2007年2月20日火曜日

このハンバーガーすごい。


東徳洲会のちかくに、このようなリッチバーガーがあります。どう?

当院の多胡看護副院長はすごい。

やっぱり、この人はすごい。決定力と、行動力、発言も的を得ている。白石看護部長時代に、看護部の基盤をしっかりつくって、看護体制を固めた人だったので、さすがです。
それとは、別に看護職員の一人ひとりにあって、インタビューして、意見をくみ上げて、しっかりと問題を把握するその現場主義も、すばらしい。
当院の看護部の問題も、多胡さんなら、必ずいい方向にもっていってくれます。組織は、トップが重要ということを再認識させて、もらいました。
こんなことを書くと怒られるかもしれないけど、一時、白石を辞めて、不遇の時代がありましたが、大復活です。
でも、多胡さんとは、僕が白石に入職して、そのあとにすぐに北海道整形外科から移ってきたんですね。丁度、外科の研修医(それも一年目)だった僕が、色々と多胡さんと仲良く仕事をさせてもらって印象があり、その後内科になり、循環器センターにいき、そのまま東徳洲会にいってからは、会うことも少なかったですが、看護部長になってからのそのパワーは、すばらしいものでした。しかし、年月がたち、最近多胡さんがずいぶん小さくみえます。齢のせいなのか?その見た目の印象とは違い、前文にもどりますが、その決定力、行動力、すばらしいです。僕も学ばなければいけないのは、その行動が人とコンフリクトすることなく謙虚に自我を推し進める大人の対処法だと、きずかせてくれました。
うちに、就職する看護師は幸せだと、思います。

2007年2月19日月曜日

サービスってむずかしいね。

今日は、外来をしていたら、患者さんがいまもらった薬をなくしたといって、事務の受付にきた。その子は、自費で10日分を本人にだしてもらっていいかと、僕に問い合わせがあった。いつも、そのようにしているらしい。
いまもらった薬が患者さんの不注意でなくしたとしても、再度自費でとるなんて、サービス業としては、あるまじき行為。当然、無料で病院がかぶる形で解決した。患者さんは喜んで帰りました。
患者さんの立場に立ったら、そんなことはいえないはずななのに、まだまだ当院は甘いと反省した。
これから、もっと教育しないといけないと思いました。。

2007年2月17日土曜日

CTの勉強になった。

野崎で、末梢治療のライブをしてきましたが、風邪で調子わるかったが、楽しかった。
それよりも、CTでのザイオというソフトをつかった。slabed MIPの画像の作り方をみせてもらって、感動しました。角辻先生は、IVUSから、CTへと、画像診断に対しての追求する力はすばらしいです。いいところを、勉強していきたいですね。CTを真剣にやりましょう。
coro CTAは、CAGに匹敵する。すばらしい。

2007年2月16日金曜日

野崎徳洲会で、講演

角辻先生に頼まれて、患者を増やす集客スキームという講演をしてきました。たくさんの職員が集まってもらって、熱弁してきました。これから、大阪という立地条件のよさで、患者をどんどん増やすことができるでしょう。
僕も、いいアイデアをもらいました。
ロシアの患者を相手に、医療をひろげること。これは重要なことですね。がんばりましょう。症例を増やしましょう。そして、病院を大きくして、北海道の循環器の医療過疎地域をなくしましょう。

2007年2月15日木曜日

看護婦さんのやりがい。

昨日、いろんなことがありました。仕事の世界が急激にひろがった気がします。循環器の詰め所の看護婦さんにおいしい焼肉を食べさせてあげられたことも、よかったかな。
看護士さんのやりがいって、なんだろう?と、宮本と話した。
男の僕とか、MEの宮本は、明確な仕事と明確な目的をもって、やりがいが存在します。
看護って、すごく微妙と以前から感じています。
それは、本来ある看護業務がナイチンゲールから始まるオールドファッション(ドイツ型)と、僕らのやっているアメリカ型の医療に付随するナーシングといわれる業務のギャップに看護婦が悩んでいると思います。
循環器のナーシングは、アメリカ型のいいところが実働業務になり、患者さんのケアは、心の資質でやってもらえるといいと思います。そのためには、
アメリカのナーシングをみんなに見せてやりたいし、それを循環器に結びつけてくれるとすごい素敵なことだと思います。日本では、誰もやっていないので、実現させましょう。
ぜったい、アメリカにつれていきます。

2007年2月14日水曜日

今年も、週間朝日にランキングがのった。


なんと、びっくりの6位です。北海道580万の人口のボーダレスではない、人口密度が最下位のこの地域で、このランキングはすごいのでは?
東京、千葉、横浜、大阪、愛知は、ボーダレスに人口がいます。人口密度も人口に比例して多いです。人口密度あたりの人口比では、30倍近い格差があります。
その劣悪な環境で、この全国にのるランキングの症例数ができたこと自体は、みんなの努力のおかげと思っています。
この症例数を伸ばすためには、みんなの30倍の努力をしても、追いつかないので、120倍の努力でがんばりつづけましょう。

2007年2月10日土曜日

看護婦(士)問題について、
徳洲会では、看護婦が充足したことはなかった。でも、いまいる多胡さんは白石時代の看護婦長時代には、しっかりとした看護体制をつくったすごい人です。
その内容をみると、現場の働いている一人ひとりとしっかりと、話合いをして、その能力、問題点を自分で把握することが重要ということがわかりました。
このように、上がしっかりしていると、すこしは残る要員になるんでしょうね

あとは、看護婦さんの接遇の問題。
夜勤手当もなんとか、15000円にあげれるようにできたし、ずっと懸念していた看護婦寮の問題も、解決させたいです。
リニューアルして、綺麗にして、希望者には、電化製品をいれてあげて、働きやすい環境をつくっていきたいと思っています。
あとは、医者の補助のみならずに、患者ケアがしっかりできるように、スキルアップするような勉強会も定期的に開いていきたいですね。
看護基準7:1という、おいしい話にのって、看護婦さんを集めている病院は必ず、人件費でつぶれます。
医療は、たくさんの患者さんを集め、検査、治療して、すぐに返す。この当たり前のことをして、収益をあげていくこと。この原則さえ守っていれば、どのような医療情勢になっても生き残っていけるのです。
それを、収益の中で、いかに、利益をあげるか?こちらに力をいれるしかすべのない病院は、国の方針にふりまわされ、撃沈します。

2007年2月9日金曜日

患者さんの増やすために、

9月に新病院に移動して、とにかく、借金がふえるから、たくさん救急とうけて、医療講演やって、おもての外来増やして、どんどんと集客に努力した。12月に平均在院日数11日、新入院620人とすばらしい成績で、病院の収益も7億8000万とすばらしい成績でした。
しかし、ベットの満床時の対応について、入院をいれるためのベットをあけておくようにという、ニュアンスを院長が言ってしまったもので、満床時には、救急を断るもしくは、転院の可能性があるむね救急隊員に伝えるという馬鹿なことをしたものだから、救急は激減して、1月は、悲惨な成績です。途中で、外来婦長が僕に教えてくれたおかげで、この状況を理解して、是正しました。
満床時は転院の可能性があることを伝えるなどの文言は、いわずに、無条件に救急はうける。
ベット探しは研修医、看護婦の仕事ではなく当直スタッフの仕事。
もし、ベットがなくなってこまったら、藤田に電話すること
たった、これだけで、うまくいきだした感があります。
241床で、いかに効率よくベットをまわすか?当然満床時にこのような形で救急が減って、入院がはいってこなければ、無理に退院させなくても、困らないので、退院の努力を少し怠るので、さらに満床を助長して、かつ平均在院を増やし、新入院を減らしたと思います。
徳洲会は、無理していれて、無理して退院させてやっとうまくいくのです。そのためには、満床でも、なんでも受けることが重要であることがよくわかりいい勉強になりました。