札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2008年5月21日水曜日

ひさしぶりに、苫小牧の外来にいってきました。

午後は、CTAの結果を待っていた人に説明をして、カテーテルの検査をしていました。午後は、高橋先生といっしょに5時過ぎには、榎本部長、8時からは、院長も加わり、結局また、終了が11時でした。なんだかんだいいながら、みんなでワイワイガヤガヤしながら、楽しく9人のカテーテルでした。

明日は、午後から、挨拶回りと、6時から、三笠で医療講演をしてから、帰ってきて、PCIをする予定です。

実感することは、以前なら、自分の病院の外来と外まわりの外来で、カテーテル治療のときは、必ず、治療方針と、ワイヤー操作はしていましたが、あとは下の治療を外から監視して、たまに、むずかしいところは、自分でやるというかんじで、治療が終われば、ジムにいって、体を鍛えて、家に帰るという生活でした。
カテーテルの説明も、治療の説明も、自分ですることがなくなり、入院患者さんも、もつことがなくなり、多くの自分を頼ってきてくらた患者さんを実際に入院では、細かいところまでみることができなく、外来のときに、患者さんと話をするくらいになっていました。 その外来も、一日多いと200人ちかくきていましたから、3つの診察室をうまく利用して、診ていましたが、患者さんとゆっくり話すこともできなくなっていました。
そして、学会などの活動などを、やってました。
そんな生活をしていましたが、えらくなるとそういう風になってしまうというか?そんなことでは、いけないという思いがあり、結局、その信念が僕をいまの現状に導いてくれたと思っています。とにかく、悔いのないようにやり直しができたのですから、患者さんの現場復帰で、一生懸命やります。
一週間のうち、家にちゃんと帰って自由時間があるのは、一日あるかないかくらいです。ジムにも、なかなかいけません(そのうち、SCVCにマシーンを購入しようと思っています)。でも、すごく充実しています。
患者さん第一で、最高な医療を、患者さんを親と思って、みんなでやっていくのがSCVCの理念です。職員も、40人しかいないので、僕のやりたいことが、以前と違いみんなに伝わりやすいのだと思います。
実際に、患者さんから、看護婦さんや、職員に大変優しくされたという声をたくさん聞くとすごくうれしく思います。不思議なことに、実際手のかかる患者さんが、結構いるのですが、みんな一生けん命に、看護してくれています。このような循環器系の急性期医療では、看護婦さんの医者の補助(ミニドクター化)も必要ですが、僕がSCVCでの看護婦さんに期待するのは、心のこもったやさしい看護です。 不思議なくらい、患者さんがどんどんよくなっていきます。数学的な僕の医療とはちがう。文学的な看護婦さんの看護の力をSCVCでは、すごく感じます。
これからも、初心を忘れることなく、頑張っていきます。

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