朝から、参加しています。
自分の番は最後なので、ずーと聞いています。
朝のセッションで気づいたこと。SFAのcTOの治療で、GWが14の性能のいいワイヤーがでたおかげで、ワイヤーが血管外にでても気が付かず、治療をして血管穿孔を起こしている症例がでています。ランデブーとか、reverse CARTのお陰で、bidirectionalにいけば、ワイヤーを通過させることは可能です。そのために、血管外での通過がおきやすいのでしょう。札幌でのHOPICでも、同様の症例があり、IVUSで確かめて一部血管外でワイヤーを通過させなおす症例がでていました。とてつもなく、時間がかかります。
SCVCは、基本ナックルですので、血管穿孔はありません。そして早いです。14は、末梢でのrecrossもしくは、入り口を通過させるのに使うのみです。
14でのCTOの治療は、ワイヤーの性能があがったので、容易に血管外にでていきます。
今日の症例提示でも、あきらかに血管外の造影なのに気づいていない。そしてそこにステントをいれて大変なことになっていました。
血管外は、バルーンを広げた時点で痛みを訴えるのでわかるはずですが、多分確かめていないんでしょうね。
14でのCTOのクロスは、IVUSでの確認が必須なのかもしれません。バルーン広げたら痛みでわかるような気もしますが。。。。。。。
本日の会で感じたことは、PPIのデバイスがよくなったけど、技術がついていってない感じですね。
造影所見、痛みの程度などいろんな情報をしっかり捕らえて治療ができていない感じです。
合併症の対策の勉強になりましたが、合併症を起こさないようにする基本ができていないと感じました。
まだまだですね。血管内治療は、合併症に対する対応も大切だすが、それを予防できるもしくは予知できる技量も大切です。造影などしっかり見て欲しいものです。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2013年8月10日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
CTO in ISICAM2025
LAD CTO calcified. Taperd stump tip injectionでDXへのチャンネルがあり、HDRをAny reach 3Gで行う。DXへのコネクションがあり、シオンブラックがぬけた。その後に2.0バルーンでIVUSをしたが、LADの入口は、石灰化の...
-
シオンとシオンブルーの違い。 本日のCTOの症例で造影上ではさほど、時間がたっていない造影で、なんとなく造影がアンテからながれています。 このような最近できたマイクロチャンネル?を追従させるのは、シオンがいいか?シオンブルーがいいか? 両者とも現時点ではだめです。シオ...
-
ある人が、札幌心臓血管クリニックの口コミを心配して教えてくれました。 以前からチェックをしている部分で、改善できるところはしっかり改善するように努力をしています。 ただ、ながーい待ち時間での30秒診察については、これがなかなか改善できない。とくに、問題がなければ、問題なし。...
-
以前にも、前職場で、この看護婦長はすごいと書いた多湖さんと久しぶりの再開です。 多湖さんとは、僕が一年目の研修医の頃に、徳洲会の婦長として入ってきたからの仲です。眼力がはんぱなく、白石徳洲会病院時代には、看護婦さんをたくさん集めてさすがという采配でした。東徳洲会時代にも、看護部...
-
ひさしぶりに、書きましょう。 6月いっぱいで、札幌ハートセンターの理事長を退任し、札幌の職員から、香港アジアグループの職員およびバリのSCVCの職員としての立ち位置になりました。 札幌心臓血管クリニックを立ち上げてから、ここまで成長しくれて、患者さん、紹介医の先生方のおかげです...
-
色々な挑戦の年になるでしょう。 自分の興味のひとつで、戸塚先生の動画を色々みているうちに、感じるものがあります。自分は体罰世代です。人間が始まってから、体罰は、ずっとあり、ここ数十年で、体罰が悪ということで、過去からいままであったものを全否定する時代に突入しています。自分は、体...
-
最近のワイヤーのトレンドとは、 いかに先端荷重を少なく、トルク特性をあげることです。先端荷重を0.5gくらいに抑えられれば、14ワイヤーであれば、ワイヤー操作でチャンネルを壊すことは、極めて少なくなります。 フィルダーFCや、以前のXTは、やわらかいですが、そのような意味では、繊...
-
昨日、患者さんから電話をもらいました。過換気で倒れて救急である病院にいったのですが、そこは2回目だったらしいのですが、診察は医師がほとんど診もせず、過換気ごときで病院にきてどうするということを言われたそうです。それが、悔しかったんでしょう。僕に電話で、先生はどう思いますか?といわ...
-
LCXの#11の分岐部の狭窄で、クランクして狭窄があるので、通常のワイヤーのまげでは、#11にしかいきません。 某病院で3時間かけて、やって失敗したということで、北海道の当院まできました。 クルセイドを使用したFilder FCによるReverse wireで#12を選択して、あ...
-
特筆すべきは、入院患者さんが、8623人と増えたこと。冠動脈CTAが年間20288、心臓エコーが44084件と増えていることです。それだけ、患者さんが増えた証拠だと思います。それに伴い。、PCI件数が、2681件と増え、アブレーション861件、EVTも過去最高821件、VAIV...
-
今回、参加して、やはり毎月加藤先生にきてもらっているおかげで、レトロチャンネルの選択のしかた、探しかた、だめなときの、対応のしかたなど、十分に理解している自分を再認識しました。また、加藤先生が、レトロのワイヤーの通過をはかるのに、100%の方法をするために、IVUS ガイド re...
0 件のコメント:
コメントを投稿