とても大切だとおもいます。
人は、必ず死にます。僕らは神ではないので、人の寿命は変えられないのです。しかし、僕は循環器疾患による突然死などの、本来死ななくても良い人を一人でも、救いたいと思って、医療を提供しています。
僕らの提供する高度な医療は、その後の患者さんの将来を見据えて、提供していかなければ、なりません。死にそうな人も、PCPSなどで延命も可能なのです。
僕は基本的に、例外を除き、気管切開、胃瘻はしません。ご飯をしっかり食べれてあるけなければ意味がないと思っています。
人はいつか死にます。そのときに、その人や家族が満足して次のステージに行けるようにしてあげたいといつも思っています。
とくに、高齢者の方を接するたびに、いままでの長い人生の苦楽への尊敬と、今後の余生を悩みなく、楽しく明るくできるようにサポートできるように努力します。
親に対しても同様です。
高度な医療を駆使する自分と、死生観によって動く自分をうまくバランスをとりながら、患者さん、人のために尽くしていきたいとおもいます。
2 件のコメント:
藤田先生お疲れ様です。
死生観をしっかり持っていない人には、癌などの告知をしないほうが良いと聞きました。
人の命には限りがあるから、しっかりと見据えなければなりませんね。
知人がテレビで一生のうちの脈拍数は決まっているから、脈の速い人ほど早死にするらしいって言っていたそうです。
初耳です。
19日の札幌ハートセミナーを楽しみにしています。
日程を昨年見たので休暇を取ってあったのですが、確認のため市民ホールの予定を見ると間違いなく4月19日とあったので安心しました。
自分の死をしっかり自覚することで、いま生きている意味が明確になります。
脈が早いと早く死ぬというのは、面白い意見ですね。鵜野が活躍しないといけませんね。
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