日曜日の日に、救急隊からの救急車要請を断ったことが、本日判明。
その時のドクターに確認すると、肺炎とおもったとのこと。
すぐに、救急隊に救急車を断ったことに対して、謝罪および間違いであったことを報告して、今後救急車を断ることがないことを伝えに行かせました。
なぜ救急車を断ったことが、わかったか?
当院は、救急は絶対断らないが理念です。でも、そうならないために、当直日誌に記録が残るはずが、今回はなぜか、その記録も残ってなく、救急車が断ったことがわからなかったのです。
詳細は語れませんが、救急隊の方が、当院が断るなんて、どうしたんだと心配してくれたことが、今回わかったきっかけになりました。
当院が救急を断ったことに違和感をもってくれたことに、感謝です。ありがたいですね。
こらからも、このようなことがおきないように、対策を練りました。
救急車は、当直者と僕で電話で受けることにしました。
誰がなんと言おうと、救急車を断りません。断ることが悪いことだと思わなくなったり、普通だという感覚になるようになったら、僕はこの病院は閉鎖します。そして、新たに立ち上げます。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2018年1月18日木曜日
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8 件のコメント:
Suda
情報の全員への伝達(周知徹底)は、とても難しいことです。
それができるように、努力、改善しかありませんね。
いつも拝見させていただいております。
理念を遂行できなかったことで、必要としている患者さん、搬送される救急隊員の方々が今まで寄せて下さっていた信用を結果的に裏切ってしまったという事実。
気の緩みや油断が招く失敗は、過去に築いてきた実績と信頼を一瞬にして失ってしまう恐ろしさがあります。
誠に僭越ながら、そちら様の病院は救急搬送を断らないとの理念を掲げておられるのは
定期的にブログ等を拝見している私でも知っていることであるにも関わらず
お勤めの医師様が徹底できなかったことに驚きました。
他の方も仰っておられますが、理念の周知と徹底、それに対する理解が如何に難しいかを再認識した思いです。
コメントありがとうございます。
10年積み上げてきた、努力が一瞬にくずれた瞬間でした。
普通のひとには、理解できないとおもいますが、このような些細に思えることでも、「命とりなのです。
開業して10年、ドクターも油断したのでしょう。さらなる周知徹底を個人、医局、幹部会議、朝礼でくりかえしやっていきます。そして、SNSでも、発信しました。
肺炎と思った。というのは、じつは言い訳です。
というのは、貴院のホームページに「肺炎の患者様も受診されます。」
と記述があるからです。
肺炎を診れる実力がある事をホームページでうたっています。
心内膜炎には2種類あります。
細菌性。ウィルス性。短時間でどちらかを判別できるかどうか。
肺炎も同じです。細菌性が多いですが、ウィルス性も多いです。
人間、迷いやためらい、必ずあります。「私失敗しないので」というのはドラマだけです。
きちっと失敗を公にできるのは、信頼ができます。
部下を厳しく指導するのは簡単ですが、暖かく見守ってください。
特に感染症の知識、肺炎、心内膜炎等、短時間での見抜き方、ステロイドの種類副作用、抗生剤の種類副作用を再確認して、今までのように行けばいいと思います。
今後も北海道やそろそろ全国から来る患者のために頑張ってください。
間違ったドクターも気を落とさないで、感染症を学んでください。
応援しています。
度々失礼します。
今回救急の方が心配して下さったことこそ、貴院の今までの姿勢が信頼に値するものであるという評価の一つかと存じます。
これからも「心臓の病気で死なせない」「内科・外科に囚われず患者様に最高最善の治療を提供する」「救急搬送を断らない」という理念を掲げる札幌ハートセンター様を応援いたします。
ありがとうございます。肺炎と思ったら、心不全という事もあります。息苦しければ、当院で見なければ、いけません。それで方針です。
引続き、油断しないようにします。
2週間ぶりにブログ見ました。外来で何人かのドクターに診てもらったことありますが、救急断るドクターなんていないと思っていました。藤田先生、これからも頑張ってください。
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