札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2020年4月18日土曜日

コロナ25

いよいよ広がり始めています。とくに、札幌は医療機関がクラスターになっています。当院も、気を引き締めないといけません。

マスク、特に手指消毒ですね。

各施設で、検査、手術などの控える必要がでてきています。

僕らが早くから、過剰と言われるまでの防護、ゾーニング、PPEの準備をしたのは、コロナが広がっても、通常の業務が安全にできるようにしています。

患者さんがコロナが心配で、循環器を受診できないなんて事がないようにするのが、当院のミッションです。

当院の目的

コロナが蔓延しても、健全な循環器医療を提供し続ける病院であること。

2020年4月16日木曜日

コロナ24

昨日  AMGでの久しぶりの3拠点会議をしました。

タイトルはコロナ肺炎下での循環器医療です。

3時間の講義でしたが、みのりの多いものでした。

緊急患者さんは、コロナをもっている可能性があるので、どう診断するか?そしてどう防護するか?内科、外科含めて再学習ですが、基本は、N95,ゴーグルの3級防護になります。防護服はケース・バイ・ケースですね。当院も完全に病棟、カテーテル室をレッドゾーンに区別されたら、完全3級防護でいきます。

コロナ肺炎の患者さんの7%に急性心筋障害があり、武漢の先生の話によるとコロナ肺炎になったひとは、ほぼ全例なんらかの心筋障害があるそうです。

また、コロナ肺炎の方のACSの特徴は、血栓が多く、それも、肺動脈にもできるとのこと。

血栓性の病気が多発する特徴があるみたいです。

2020年4月13日月曜日

自粛宣言

僕としては、コロナのおかげで、自分の時間がすごく増えたので、本を読んだり、大好きな映画を見たり、運動したり、好きなだけ寝たりとか、満喫しています。

もともと、人と群れるのが好きな人間ではないので、快適ではあります。

立場上、病院のことを考えると群れのトップにいて、色々やらなければ、いけない立場なので、やっていますが、基本は1人で自分の力でやっていくことが、好きみたいです。人からの評価とか、認められたいとかという気持ちもほとんどないので、基本僕は、団体生活不適格者なのです。

天気もよくなり、気持ちの良い季節になりました。

群れるのが好きな人にとっては、苦痛でしょうね。

井の中の蛙大海を知らず

子供のころから、常に自分より優秀な人がいて、それに負けないように努力を続けてきています。目上に対しても、自分が思い浮かばないような素晴らしい考えで、行動をしていると信じていました。そのせいか、他人が自分と違う考えやアイデアを聞いたときには、どんなに陳腐でも、自分が考えが及ばないなにかがあるのでは?と思うようにしています。まず、人の意見を聞いて、検証して、疑問におもったら、聞いてみる。これをずっとしてきました。
気がついたら、意外と人はちゃんと考えてないということも学びましたが。。。。

その思考パターンのせいか、いま政府がやっていることが、他の国からみるととても、おかしいと思うのですが、政府を動かしている頭脳明晰な人々がそんなこともわからないわけがないと思うのです。もっと先にくる危機や、ぼくらが想像もできないことを考えて結果などの総合的な判断での対策ではないのか?と思うわけです。

SNSを観ていると、批判をする人々が、たくさんいます。なかには、相手をバカ呼ばわりすることも、それは前回も書いたが、それ自体は、その発言をする人の品格がない証拠。批判や疑問を投げかけることは、良いことです。ただ、自分の考えが及ばない世界があると思うことが、大切だと思います。

自分の思考は、自分の僅かな経験からくるものだから、一生懸命本を読み、勉強をしてそれを磨いても、1人の考えは、たくさんの人の考えには及ばないと思っています。

井の中の蛙大海を知らずにならないように。


コロナ23

コロナをまだ抑えられていない状況で、患者さんも増えてきました。医療の方も、不急でない検査、治療は、控えられてきています。医療資源のことを考えたら当然のことです。

循環器では、待っていいことは一つも、ないと僕は思っていますので、コロナが国内に蔓延しても、通常の業務ができるようにしています。

院内感染しないように、努力を続けながらですね。

ただ、院内にコロナの患者さんが出て、レッドゾーンが拡大して、スペシャルチームが発動すると、状況が少し変わるかもしれませんが、緊急はしっかり受けれるはなっています。

今の状況では、患者さんのトリアージと、院内ではマスク、キャップ、手指消毒、カテーテル検査、TEE ,手術では、N95,フェイスシールドが大切ですね。

僕らの目標は、循環器医療を提供し続けることです。

2020年4月1日水曜日

新年度

今年は、新しい先生が、内科4人、外科1人が入職します。

内科は、不整脈にデバイスセンター長の森田先生に若手で野心家の3人、大熊先生、辻本先生、堀田先生。
外科は、科長で黒田先生が入りました。

コロナで大変ですが、この時期に色々な地固めをするチャンスであり、色んなチャンスが来ている気がします。

目標は、100年続く施設で、アジア、世界一を目指したい。

武漢もほうも、少し落ち着き、3拠点会議を始めれるかもしれません。