世代断絶という言葉があり、それとともに、世代交代、老害という言葉をよく目にする。
長い人類の歴史のなかで、産業革命やITなどにより時代が一気に代わり、世代断絶が強くなったのだろうか?
もし同じ技術や同じテクノロジーの世の中であれば、優秀な人が仕事をするのが、一番だと思う。そうなると年齢は関係なくなる。もし若い人にアドバンテージがあるとすれば、長期に働くという終身雇用制の概念があるときだけだと思います。いまは、それも崩れてきていくいるので、年齢に関係なく優秀な人材が仕事をすればいいと思います。
僕より前の世代の人は、団塊の世代と呼ばれ、学生運動などで世の中を変えるということをやっていた世代であり、とても雄弁な人が多かった。僕はちょうどそのあとで、テクノロジーの進歩とともに、成長してきた。とくに高校から大学にかけては、コンピュータの創世記であった。その後は、医者になってからは、携帯電話やネットによるSNSの進化とともに歩んできた。
仕事としている循環器においては、カテーテル治療がちょうど成長する過程とともに、成長できた。医師3年目からいまに至るまでですね。
いまも、しっかり成長をし続けてるので、なかなか同じ勉強量であれば、下が追いつくことは理論上無理だと思えます。
追いつけるときは、頭が老化して手が思うように動かなくなったときなんでしょう。
と考えると同じフィールドで先行した人を越すためには、その中でのテクノロジーの変化がなければ、追いつくことはよほど才能がないと無理だと思います。
世代交代は、まっているのではなく、それを超えるための戦略がなければ、いけないと思います。
僕は、そのような人がでてくることはなさそうなので、定年で一線を退くのが、一番だと思っています。
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