LADにはSVGバイパスがいっていますが、吻合部にステントがはいり、吻合部の手前のLADに狭窄があり、手前のLADおよびDXに虚血が生じるためにLADCTOの治療です。
CTOはLADOSからつまっており、CTOの末梢のLADは大きなDXがあり2分岐になっています。
造影では、LADのラインがありそうですが、ワイヤーがすすむのですが、デバイスがLADOSから通過せず、LADOSからsepまでをロタをする必要があり、rotafloppyと1.25では削れず、extrasにワイヤーを交換してアブレーションができました。
その後は、コルセアを進むようになり、GAIA 1srがintimal trackingして、CTOのdistal断端のsepにぬけました。IVUSが確認したところすべてintimalであり、そこからLADにクルセードを使用してワイヤーをLADにいれ、DXはすこい戻るような出方があり、リバースワイヤーで通過させて、あとは通常のステントで治療をしています。
SVG経由でいけばもっと楽であったかもしれませんが、LADへのSVGはいまのところLAD末梢への問題なく通過しています。ここを使用してレトロを組めば吻合部のステントを広げることになり、吻合部の再狭窄の可能性を高めます。どうしても、DXが拾えなければレトロを使用する予定でしたが、リバースワイヤーでアンテのみで治療が可能でした。
GAIAがでて、intimal trackingが確実にできるようになって、アンテからの枝をとることも楽になったとおもいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿