これに行かなければ、すべてがうまくいかなくなるような気がして、必ず行くようにしています。
今年は、ハワイなんですが、病院がとても忙しく、現時点で急性心筋梗塞が4例来ています。丁度、病気が発症する日本の夕方になるので、僕の携帯も現地時間で朝の0時から1時間おきに毎日電話がなっています。
そのなかには、連休で心配になった患者さんの電話や、薬がなくなった方の問い合わせの電話などたくさんありました。
今年は、緊急も増えてくるのかもしれません。24時間対応について、救急はもちろん、困ったときの電話対応も当然します。たまに、コンビニ受診を要求する人もいますが、それはそれで対応していきたいと思っています。
患者さんが困らないようにするのが僕の仕事です。そのおかげで、ハワイでは昼間は寝てばかりいます。でも、とても充実しています。部下が一生懸命治療をしてくれているのがとても嬉しく思います。
6 件のコメント:
あけましておめでとうございます。
以前から疑問に思っていたことがあります。
心筋梗塞など、カテーテル治療は緊急対応できることはよくわかっているのですが、
大動脈乖離など、緊急の外科手術が必要な場合も、同じく対応いただけるのでしょうか。
なお、愚問であったなら、お許し下さい。
あまり外科の話に触れられていないので、沸いた疑問です。
よい質問をありがとうございます。当然対応しています。外科医5人、麻酔科2人が常勤ですので、複数緊急も対応可能です。
即レスありがとうございます。
両親も高齢になりつつあり、何かあれば是非お願い致したいと考えております。
実際、母は6年程前、急性心筋梗塞を深夜に発症したことがあります。搬送された病院で、十二分な治療を施していただき救われましたが、年一度スパン?であるカテーテル検査は、身体的に負担なようです。何かあっては困るので、検査実施を否定するつもりはないのですが・・・。
さらに愚問と思われてしまいますが、深夜でも
緊急外科手術の体制は、カテーテル手術同様に整えられているのですね?
治療後のフォローをカテーテルでやるのは、ナンセンスです。当院にくれば、CTで評価をします。
緊急の手術も当然、24時間です。
常勤で心臓外科医5人、麻酔2人という体制をとれていること自体素晴らしいと自画自賛しています。
治療以後のカテーテル検査が、ナンセンスだとは思いもしませんでした。
検査時、腕からカテーテルを入れるのが本来らしいのですが、母は血管が細く、やむなく鼠径部から入れる・・・それが負担と検査の度に言っていました。検査は一泊二日コースなのも負担であるそうです。
また心筋梗塞になったりしたら大変だから、負担だろうけど受けるよう、言い聞かせて来ていたのですが・・・。
医学に不案内な患者側とすれば、ある意味、病院に言われるがままって部分も否めませんね。
お応え頂いたことを踏まえ、一度、皆で話し
合ってみます。
ピッコロさん、あくまでも当院ではフォローのカテーテル検査はナンセンスだということです。
いまは高性能の冠動脈CTで心臓カテーテルの代わりになります。
僕はこのCTがでるまでは、一度カテーテル治療をうけた方が再度発作を起こさないようにするための早期発見をするためには、カテーテル検査しかなかったのです。でも、ごく少数とはいえ、脳梗塞のリスクもあるので、なんでもないかどうかを確かめるためにはリスクの方が高いと思っていました。
ちょうど高性能のCTがでて、冠動脈の評価を心臓カテーテルの代わりにできるようになってからは、カテーテル治療後のフォローは、カテーテルを廃止することができました。
ただし、CTは当院のように、年間約10000件くらいするような慣れた病院でしなければ、結局CTとってもよくわからないからといって、カテーテルに回される方が多いのです。
当院にセカンドオピニオンで来られる方の半分は他の病院でCTなどで異常があり、カテーテルをすすめられても、CTをするとカテーテルは不要というケースは半分くらいあります。
CTは患者さんの無駄なカテーテル検査を減らすためのものなのに、逆に他の施設ではCTとってよく分からないから必要もないカテーテルを受けることが増えるというよくないことが起きています。
ですから、カテーテルでしか、診断できない病院があることは事実です。ただし、数年に一回のカテーテルを受けられるのは、この時代甚だナンセンスであるのは間違いないと思います。
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