札幌ハートセンター

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2020年2月28日金曜日

コロナ11

防護服の着方脱ぎ方のマニュアルが日本のマニュアルだと、二人が必要であり、それを武漢式の一人でできるやり方に変更しています。

室内環境整備も、次亜塩素酸もしくは過酸化水素水での消毒、紫外線消毒、そのための、消毒の具体的なしかた、などなど、勉強になることばかりです。

学校が休校になり、国もやっと対策に乗り出してくれました。これで、爆発的なアウトブレークは抑えれると思います。

閉鎖された空間に、人がいることがリスクであり、飛沫感染、接触感染をします。手指消毒が徹底的に必要になります。

学校の休校は、社会的な大きな問題をだしていますが、教室という空間で、たくさんの子供が大人のような手指消毒がしっかりできない状況であれば、学校で、一度発生すると感染のリスクは極めて高くなります。それが自宅に持ち込まれたら、兄弟、親まで感染します。そうなれば、武漢の二の舞です。中国が、コロナ肺炎の管理に必要なものがなにかをおしえてくれています。

それは、隔離です。学校を休校にすることにより、感染のリスクを抑え、いまかかっている人がすべて発症するのをまつ2週間に感染しないようにする、英断だと思っています。



さて、我々も、コロナ患者さんのカテーテルができる環境のための具体的な物の配置をしました。今日マニュアルが完成して、いつでも、レッドにいけます。

我々のミッションは、コロナがアウトブレークしても、循環器医療を提供し続けることです。

そのために、職員間での感染を最大限に防ぐことを目標に、ゾーニングをしています。

最悪の事態では、コロナ肺炎の治療で他の病院が機能不全に陥る可能性があります。循環器救急含め、循環器医療を最後まで、提供し続けれる病院を目指しています。

僕らは、循環器に特化した施設なので、管理がしやすいです。それでも、かなり大変です。

総合病院など大きな施設はさらに大変だと思います。

今回の教訓から、増設施設は、レッドゾーンをしっかり考慮した施設づくりをします。

皆さんも頑張ってください。

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