問題は20代の女性が重症ということです。
コロナは八割が感染後、軽症で終わり、2割が重症になります。
一般の方が勘違いしていることは、肺炎はコロナは初期から来ます。でも、8割は自然治癒です。一般のインフルエンザやウイルス肺炎とは、そこが違います。通常のウイルス肺炎は、自然治癒するか?重篤化する人は、2次性の細菌性の肺炎を合併して悪化します。
高齢者が多いですが、若年者でも、過度の自己免疫が反応して起きるサイトカイン・ストームで、肺の障害からARDS、SIRSを起こします。このような方が呼吸器治療。ECMO治療になります。
やっと日本でも、インフルエンザみたいなものという認識から、すごい感染力のものという認識にかわってきています。
当院のレッドゾーン診察も、しっかりしないといけません。
また、職員入館時のアルコール消毒を徹底させないといけません。
残念ながら、予想道理の展開になってきています。
写真はレッドゾーンを切り替え部分です。現在は、ここは、N95,ゴーグル、軽度のサージカルガウン、キャップで対応します。
今後本格化すれば、防護服と職員の隔離になります。
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