5月初旬で、PCI501件になりました。
以前の施設では、いかに症例数を増やすを考えていましたが、開業してからは、いかに質の高い治療、および説明を心がけ、患者さん、家族、先生方にちゃんと満足してもらうことを最優先にしています。そのなかでの自分のPCIの目標件数は、最初は、年間目標は300件できれば、いいかなという思いでした。当初カテーテル室が一部屋であった理由はそこにあります。でも、不思議なことに、結果として、症例がものすごいスピードで伸びていて、びっくりです。
これは、症例を増やすために努力をした結果ではなく、ムンテラから、治療、その後の管理、連携病院とのやりとりなど、すべて自分でやっていることと、SCVCの外来も毎日でていて、すべて自分がみるようにしていることから、予想道理の質の高い医療がちゃんとできていることが結果として、いい方向に向いているのだと思います。基本的なことをしているだけです。
症例にこだわると、無理をして症例を増やすことになりそれが、結局患者本位ではなくなり、症例数を増やすことが目的になってしまい、質が落ちて、患者さんの納得の度合も悪くなるのではないでしょうか?忙しくなり、その質が落ちる可能性があります。やはり、結果として増えたという今の形が理想だと思います。
当院の新患者さんの40%が口コミ、40%が医療機関からの紹介です。くちこみの大切さが感じられます。
毎日外来にちゃんとでて、カテーテルもちゃんと監視して、その治療後の説明は自分が必ずする。この基本的なことが大切なんだということが再認識されました。
また、頑張ります。
やはり、カテーテル室を2部屋にしないといけません。
4 件のコメント:
驚くほどの件数の症例ですね。
単に症例が多いだけでなく、一人一人の患者さんときちんと向き合っての治療が、クチコミで更に患者さんの数も増えていくし、それに比例して症例も増えていく要因だと思います。患者さんにとっては症例が多い施設で、質の高い医療を受けられるのは一番の理想です。
昨日と今日と家族がお世話になりました。
最近体調が悪そうだったので、一通りの検査をして頂いて安心しました。
有難うございました。
今日は、留萌のセントラルクリニックにいってきました。
6月から、循環器の外来を開設します。さむかったです。
この日は、午前中外来でしたよね。
遠くまで、と言っても網走や北見よりは遥かに近いでしょうか。留萌でSCVCのDrの循環器の診療を受けられるなんて、最高です。
地方は何処も超高齢化になって、脳疾患や心疾患の患者さんが多い事と思います。
また、たとえよい医療機関があったにしても、高齢者の方に遠方までの通院は、困難かと思います。
脳外と循環器があればこれでまた、救われる命が増えます。相乗効果は大でしょうね。
先生が開業されてから一年余りですが、“SCVCから各地に医師を”の先生の理想の医療が、一歩ずつ前進しますね。
高速道路が使える状況ですので、車での移動では、苫小牧への外来とかわりません。
留萌で診察して、必要であれば、SCVCへ、車で搬送する形で、患者さんにとって、楽な方向で考えています。
すこしでも、地域に貢献できればありがたいです。
倶知安での外来も、とりあえず、今月で終了ですが、他施設から、半常勤という形でくることになり、よかったと思います。
循環器の外来が困っているところがあれば、どんどんいきたいと思っています。
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