昨日は、北見から、網走経由でかえってきましたが、SCVCは、アブレーションの日程でしたが、鵜野先生が前日に緊急で入ってこれなくなり、土曜日の外来が遅れて、遅くにアブレーションが入ったために、5件が終了したのが、朝の2時でした。また、土曜日には、モービルが2台稼働しています。
本日は、朝から日帰りのカテーテル検査1件とその後にカテーテルアブレーションが2人で、夕方からカテーテル検査2人と、治療が3人行いました。
スタッフは昨日から、ずーとカテーテルしていますのが、がんばってくれました。
いつも思うことは、患者さん第一って言葉を実践しようと思ったら、自分の生活を犠牲にしないとできません。でも、これを職員に強いるのは、大変難しいのです。
僕が思うに、SCVCのように、僕のこの思いを共感できる人のみが働いているような環境は、この程度の規模でないと無理なんだと思います。規模が大きくなると、それを理解できないばかりか、反対者が多くなります。
自分の時間をすべて、患者さんのために捧げれないと、本当の意味での患者優先は実践できないのかもしれません。
いま、そのような環境で、それを理解してくれる仲間と好きなように働けるいまに幸せを感じます。ありがたいことです。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2009年5月24日日曜日
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これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
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1 件のコメント:
昨日の鵜野先生の治療は、遅くまで本当に大変でしたね。外来もとても混んでいましたから、終了するのも何時になるのだろうと思いながら帰ってきました。
先生の施設のように患者さん第一に考えると、自分個人の普通の生活との両立は、困難になりますね。治療を受けて退院に向けて休日の検査になった時、スタッフの方がわざわざ出勤してくださいました。藤田先生の考えに共感できるから、苦にならないようなお話でした。こんな考えの職員さんに恵まれて、先生は幸せですね。確かに規模が大きくなると、一つの事にしても様々な考えの人が集まります。同じ方向性をと思っても大変難しい問題になりますね。
先生はじめ、スタッフの皆さんが健康で良い環境で、理想の医療を提供できますように。
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