主治医であるならば、まして治療をしたのならば、調子の悪い患者さんを断っていけない。それを痛感しました。僕らは神ではないので、同じような経過をとる人がいるかもしれない。でも、やるべきをしっかりやれていれば、力不足を感じるだけである。
日本人は、先生にすべてお任せしますといって、任せてくれることが多い。だからこそ、自己犠牲をしても患者のために、24時間対応しなければ、申し訳なく思います。
ただ、時代がかわり、医者の働き方改革で、月の働く時間も制限されてくる。そして患者さんにも、インフォームドコンセンをしっかりしなければ、いけない時代になってきた。
アメリカ式の契約での治療という形になる方向になっている。そこにはドライな関係が見える。
患者さんのために、任せてくれる人には、150%の力で頑張ってあげたいそう医師であるために、僕はこの病院を作った。
亡くなった患者さんを診て、患者さんをこんなに断られても、それを信じて、大きな手術を受けてくれているんだと、痛感。そして当院のよさがアピールできたらという、力不足も痛感。
僕は60過ぎたので、働き方改革から遠いところで、ガンガン死ぬまで働こう。
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