札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2007年2月9日金曜日

患者さんの増やすために、

9月に新病院に移動して、とにかく、借金がふえるから、たくさん救急とうけて、医療講演やって、おもての外来増やして、どんどんと集客に努力した。12月に平均在院日数11日、新入院620人とすばらしい成績で、病院の収益も7億8000万とすばらしい成績でした。
しかし、ベットの満床時の対応について、入院をいれるためのベットをあけておくようにという、ニュアンスを院長が言ってしまったもので、満床時には、救急を断るもしくは、転院の可能性があるむね救急隊員に伝えるという馬鹿なことをしたものだから、救急は激減して、1月は、悲惨な成績です。途中で、外来婦長が僕に教えてくれたおかげで、この状況を理解して、是正しました。
満床時は転院の可能性があることを伝えるなどの文言は、いわずに、無条件に救急はうける。
ベット探しは研修医、看護婦の仕事ではなく当直スタッフの仕事。
もし、ベットがなくなってこまったら、藤田に電話すること
たった、これだけで、うまくいきだした感があります。
241床で、いかに効率よくベットをまわすか?当然満床時にこのような形で救急が減って、入院がはいってこなければ、無理に退院させなくても、困らないので、退院の努力を少し怠るので、さらに満床を助長して、かつ平均在院を増やし、新入院を減らしたと思います。
徳洲会は、無理していれて、無理して退院させてやっとうまくいくのです。そのためには、満床でも、なんでも受けることが重要であることがよくわかりいい勉強になりました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

僕が研修を開始した鎌倉もそうでした。
入院が入るから、退院調整をするのです。
絶対に断らないと決めておくから、
各部署ががんばるのです。
とにかく絶対に断らないと決めておくから、
それをどうにかするために、
スタッフを集めに全国を走るのです。
ちなみに、救急隊からの電話は看護師さんがとっていました。
返事は「いますぐ来てください」だけでした。