ホリエモンさんのときに、出てきたホワイトナイトのSBIの北尾さんの本をよんでみました。なんのために働くのか?という本です。そのなかで、彼の行動原則に、信(約束を守ること)、義(正しいことをおこなうこと)、徳(思いやりをもつ)が中心にあるそうです。それは、自宅が儒教の家であり、本をたくさん読んで、古典から学んだそうです。今の僕も、同感です。信、義、徳が重要です。これを守れないと、ホリエモン、コムスン、ミートホープになってしまいます。北尾さんは、これが日本人のいいとこであるとしています。欧米では宗教がこの信義徳を教えています。しかし、現在の日本は学校で、基本的な信義徳を教えるべきなのに、それがちゃんとされていない。法律に違反しないからいいというのではなく、信義徳(これを道義的というのでしょうね。)にしたがって、行動すべきということなんでしょう。世の中ずるがしこいものが勝ち、汚い世界であることも事実でしょうが、最後は、信義徳が勝るのも事実です。
自分を振りかってみると、中学、高校と、ギタリストを目指し、ギターを弾くか、勉強をするかの、おたくな生活をしていました。そして、当然道徳の勉強はほとんどしていません。医学部や卒業しても、医者の勉強の本ばかり読んでいました。親が普通の公務員であったおかげで、人間としてやってはいけないことは、親から学んだと思います。しかし、いまの自分が信、義、徳が重要と考えられるようになるまでは、たくさんの本をこの20年間読んだ結果が僕をスキルアップさせてくれました。
昨日たまたま、幸福の科学のビルの前を自転車で通過したら、老若男女が、一生けん命に表で、看板とかを掃除しています。そのなかには、若者もたくさんいました。この人たちは、宗教から道徳をまなんでいるんだと感じました。そうすると、いまの若い人は、学校で習わず、宗教からも習わず、本からもならわなかったら、どこから習うんだろうか?そう考えるとそのような人がかわいそうでなりません。
このブログは自分自身を戒めるためにも、書いているので、ちょっと重くなりますが、ごめんなさいね。
2 件のコメント:
藤田先生!お久しぶりです。
久々に先生のブログを拝見しました。
いつの間にか、色々な方からのコメントが入っていて、楽しくなっていますね!!
良かった、良かった。(^0^)
さて、あのときの北尾さんは、まさに徳を重んじる正義の騎士登場!って、とてもかっこ良かった事を今でも覚えています。北尾さんのご実家は儒教だったんですね・・・。会見の映像から厳格さが伝わってきたので、納得です。
私は、信・義・徳を教えるのは、本来家庭であり、学校は教育の場であるべきだと思います。
信:約束を守ること、義:正しいことをおこなうこと、徳:思いやりをもつことは、物心つかないうちから、周りの人的環境(親・兄弟・祖父母、隣人・・・etc.)からの体験で、得とくし、学校の先生は、知識を教え育てる専門家であるべきだと。。。
ただ、悲しいことに現実問題、家庭でも学校でも、地域社会でも、それが旨く機能していないが為に、今日のモラルハザードがあるのだと。
息子の小学校の“ゆとり教育”の一環に“ボランティア”というテーマの期間がありました。老人ホームの実習や、車椅子を使用している方の体験談を聞き、自分たちも実際に町の中を車椅子や松葉杖で移動してみたり、調べたりというものです。その時期、息子から「今日学校でね、手や足が動かなくてかわいそうだから、そういう人を見かけたらお手伝いをしなければならないんだよ。と先生が言ってた。」と聞き、私は愕然としました。息子にはすぐその場で、手や足が自由に動かせることは、確かに幸せな事だが、動かせない事がかわいそうなんじゃない。自由に動かせない事をハンディにさせている社会や周りがかわいそうなんだ。福祉やボランティアは、動かない事がハンディとならない社会環境である事、ハンディとさせない行動をする事です。かわいそうだからお手伝いをするのではない。と言いました。
家庭でもままならない道徳を学校教育に求めても、教える教師がこうでは・・・と、やはりここは親である自分がしっかりしなければ!と思いました。
rippiさん、モラルハザードについては、おっしゃるとうりですね。僕のこの年になって、やっと信、義、徳の大切さが実感します。それが、理解できる人が増えることを実感します。rippiさんは、文系ですか?その思考過程は尊敬します。
コメントを投稿