最近、以前のように満床にならなくなってきています。一部の分析した結果、救急車が減っている。救急から入院が減っている。ことが判明。そのなかで、ここ3か月の間に救急キャンセルが20件以上もあったことが判明。
満床だからといって、救急を断っていると、徐々に救急車は減ってきます。当院は、夜間の救急のために、ドクターは3人以上、看護婦は3人以上、あと、事務、コメディカルまで、当直させて昼間と同様のことができるように、患者さんが困らないようにしています。
一人の救急車を断ると10人は来なくなります。すでに200人以上の救急車が来なかった可能性があります。
救急を断ることに対して、徳洲会育ちの僕はものすごく抵抗を感じます。理事長が徳洲会を作ったのも、弟さんが救急が受けられなく命を失った辛い思いが原点です。
この時代だからこそ、原点に戻って、がんばらなくてはいけないと思います。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2007年7月23日月曜日
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これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
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6 件のコメント:
何か違和感を感じます。患者を断らないことで「不幸」を回避できることもあるでしょうが、能力を超えて患者を受け入れることで「不幸」になっていることも当然あるでしょう。患者を断らないことを絶対的正義などと考えているとは夢にも思っていいないでしょうが、どうも平衡感覚に欠けているように思います。
いい指摘です。能力を超えて患者を受け入れては、いけません。それは不幸です。なぜなら、能力を超えて患者を受けていると思っている医者にみてもらっている患者ほど、病気もちゃんとみてもらえないし、扱いも雑になって、不幸です。ただ、その能力を超えてを、医師自身の能力とするのか?病院としての能力とするのかが、重要なんです。限界というのは、自分で作ってしまうものです。そのような個人のレベルの限界で、病院の生命線である救急を断ることは、絶対いけません。病院として、皆でその能力の限界を医師が感じたときにどのようにすれば、その能力を改善できるのか?皆で、前向きに考えることが重要なんです。それをはっきりさせるために、声を大きくして、救急について語る必要があるのです。
以上が重要ポイントです。
以下は一人ごとです。
通常の病院であれば、すぐ能力を超えて救急を簡単に断っています。職員、医者のことを考えたら、それが正解なのかもしれません。僕はありがたいことに平衡感覚、バランス感覚にたけていませんし、それが欠けているからこそ、救急を断らない東徳洲会を作ってこれたのです。同じ徳洲会のなかでも、能力を超えたといって、救急を断るケースが多々あると聞いています。
徳洲会は、患者を断らない(救急を含めて)、患者さんのためにという理念が、最大、第一優先で、それが実践できる場所なんです。
ただ、このような形で救急を断らないということを啓蒙することは大変難しいのです。匿名さんの指摘どうりの意見が大半ですから、職員に理解させながら、同時に強制させていくことが重要であり、それで、病院の経営をよくして結果を残していくことが重要です。
救急を断ることを、自分が認めるようになった時は、医者を辞める時というのは、自分の信念です。徳洲会の理念にすっかりやられてしまってますが、若いうちにこのような理念を植え込まれて、医者をやれて本当に幸せだと思っています。
すくなくとも、僕の下に来てくれた先生には、同じような感覚になるように教育をしていきます。
おっしゃっていることは「精神論」としてのみ成り立つことなのかと思います。
住民がどういった医療上の「不幸」「不都合」を被っているのかを分析し、その上で、行うべき医療の在り方を考え決定するのがよいかと考えます。
今現在、札幌の救急医療事情はどうなのでしょうか? 誰が、どれだけ、そして、どうして不幸になっているのでしょう?
とにかく、際限のない「命令」はいただけません。「fascio」は限られた組織を、限られた範囲で伸ばすには非常に有効ですが、そこまでです。
自らの周りにある「不協和音」をお感じでしょうか? その「不協和音」は、ついていけない「職員」の所為なのでしょうか?
返事ありがとうございますね。精神論と理解されるだけでも、ありがたいですね。
医療と組織を考えるさんの考え方は、十分に理解されますし、多くの職員がまだ、同じような考え方であるだと理解しています。
そして、その考え方は、能力を超えて救急を受け入いれろと幹部から命令されているという考え方が、基本にあるんだと理解しました。
それは、書いたように違います。病院として、能力を超えない組織をつくりたいだけです。ただ、それだけです。ですから、その基本的考え型の違いがある限りは、議論は、まちがいなくバカの壁状態に陥りそうですが、結構このブログはこそっと見ている人も多いので、その見てくれている人のためにもちょっと書きます。
救急を当院がうけなければ、地域の人が不幸にどのようになるかという発想も、当院が、能力を超えて救急を受けている発想があるかぎりは、水かけ論になります。
救急車に乗った患者さんが、当院がすぐにうけなければ、他の病院を探してタライ回しにあうだけです。ただ、当院で手に負えないのに受けても困ります。だからこそ、救急総合診療部を立ちあげてもらいました。当院で救急をうけなくても、地域の人は不幸ではないかもと、考えていたら、こんなことは言えません。
24時間いつでも、なにも考えなくても徳洲会にいけば、ちゃんと診てもらえるだという病院があったほうがいいにきまってます。
能力を超えて救急を受けろといってるのではなく、医師個人の能力の限界で救急を断ってはいけないということをいい続けています。そのために、ER病棟とつくり、救急総合診療部も立ち上げました。組織として、常にそのような問題をだして、いかに救急を断らなくても、よい病院になるか、みんなで考え続けることが大切なんです。
ご指摘のとうりファッショは、当院のような中規模組織でこそ、有効な方法と理解しています。また、いまの東徳洲会をより発展させるためには、絶対必要な方法です。ただし、病院(組織)が成熟期に入り、発展が必要なくなった時点では、ファッショは、不要と理解しています。
以前も書きましたが、僕と安藤さんは、そのような意味では、いつか不要になるはずですし、そう東徳洲会がなって成熟期になってくれることを祈ってます。
自分のまわりの不協和音は、十分に理解しています。それは、命令するものの宿命です。それを気にするようであれば、命令する立ち場を辞めないといけないと思っています。全員に理解を求め、不協和音を作らない幹部であれば、間違いなく組織は潰れます。
といっても、職員の声を聞いて、それを解決しながら、病院をひっぱっていくことも重要なので、頑張りたいですね。それが、僕の理想ですね。
初めまして
3月23日に用があって北星脳神経外科に行きました。知人に心血管ドックを始めたと聞き、脳ドックもいっしょに受けようと思いました。
7月13日に心臓を、14日に脳を診てもらいました。その時に藤田先生を知り、ネットで検索をして、このブログにたどり着きました。
2007年分を全て読み、投稿するにいたりました。
3月24日 鳥一の件
大変高いので、一度しか行っていませんが、
とてもおいしかったと記憶しています。
通の間では有名です。
5月25日 スペインの件
死ぬまでには、エジプトのピラミッド群とガウデイの作品は、観たいと思っています。
6月12日 コムスンの件
頑張って、リスクを負った者が、その果実を 得ることは当然です。
7月2日
1 SBIの北尾CEOは 私の尊敬する経営者の 一人です。SBIチャルネルにて、北尾さん はよく拝見しています。
2 私も、中学でギタ-に目覚め、高校の時は
食事の時もギタ-を放さないほどでした が、自分の才能の無さを自覚し、プロに なりたいとは思いませんでした。
3 私の親も公務員でした。
7月9日 政治家の件
大人であれば、法律を守ることは当然です。
問題は、それ以前の話。
法律には、ウソをついてはいけないとは書い てはありませんが、小さい頃からウソをつい てはいけないと言われて来ましたし、自分の 子供にも当然行っています。
大人が、子供でもつかないようなウソをつき (松岡さんの事)、赤城さんは親にまでウソを つかしている事は、とても情けなく思う。
ちなみに、政治家は自分がなりたくてなって いる人がほとんどです。
であれば、政治資金の帳簿、領収書は全てイ ンタ-ネツトで公開すべき。
現状では、閲覧もコピ-も、大変な時間と費 用がかかります。
公開がいやなら、立候補しなければいい。
国会議員に成りたければ、その程度のハ-ド ルは超えて来いと、私は言いたい。
以上長々とすみません。toekanでした
toekenさんありがとうございます。
北見の北星脳神経外科の心臓ドックはどうでしたか?まだ、本家の東では始められていません。満足したか?心配です。
ブログに対しての意見ありがとうございます。北見の病院を盛り上げてください。よろしくお願いします。
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