緊急で、3度房室ブロックという脈が遅くなる病気で、ご紹介いただき、モービルで迎えにいって、治療をした患者さんがいますが、ご家族の話を聞くと、もともと腰痛がひどくて、病院にいったそうです。その人は、某病院(豊平区)で、管理をうけていましたが、何かあればすぐにくるようにいわれていたそうですが、実際腰が痛くていってみると、80代後半の年齢ということもあり、この年齢ではできることがありませんのでといって、腰が痛くてしかたないのに、帰されたそうです。そして、やさしい若いお医者さんが、整形の病院を紹介してくれて、入院したそうです。いつも、かかりつけで、いざという時になったら、ちゃんとしてくれない。そんな病院には絶対いかないと。家族は憤慨していました。
この手の話をよく聞かれます。大きな病院になり、組織が大きくなると、起きやすいことです。ベットの回転の問題とかいろいろあるんでしょうね。
SCVCは、どんな高齢でも、頼ってくれる限りは、そのニーズには必ずお答えする。理念3番目、患者様第一のサービス提供に努めます。です。
忙しくなったり、病院が順調にいけばいくほど、このようなことが、おきないように気をつけていかないといけません。そして、このようなことから学んでいかないといけません。
2 件のコメント:
その患者さんは適切な治療を受けられて良かったですね。以前、知人がひどい頭痛で救急外来に運ばれた時、飲酒のせいだと帰されてのですが、アルコールは全然飲めない人だったのに、取り合ってくれなかったそうです。運よく自宅の隣が消防署だったので、旭川の脳外に搬送されくも膜下出血で一命をとりとめました。
昔、母が検査を受けたとき、肝臓と腸にも腫瘍がある、歳だからあきらめてもいいと、かかりつけ医に言われた事がありました。これには腹が立つというよりこんなDrに今までかかっていたのかと愕然としました。
歳と言ってもそのDrとそう換わらない年齢だったのですが。
たとえ高齢だったとしても、家族にしたらかけがえのない人だし命です。
医師に諦めろと言われたら、誰が治療してくれるのでしょう。
すぐに札幌の専門医で検査を受けましたが、まるで見当違いの結果でした。
地方にいると、病院や医師の選択の余地などありません。
地域医療の崩壊はひどいと思います。
北見、網走、倶知安などいかせてもらってますが、少しでも役にたてればと思っています。
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