朝から飛行機で外来にきています。心臓CTAの患者さんが5人くらいいて、みなさん狭窄がありそうです。症状がある人もいましたが、多くは症状がないので、負荷シンチをオーダーしましたが、予約がいっぱいで次回の2週間までの検査ができないとのこと。しかたなく、2ヶ月後に外来までに結果がでるようにしてもらいました。SCVCはこうならないようにしないとね。検査で患者さん待たせなくならないと、本当の医療はできませんからね。
そして、釧路の病院で手の施しようのないといわれた、心室瘤があり、LADがびまん性の狭窄でPCIができないかという相談がありました。非持続型の心室頻拍もあり、かつ、軽度労作の息切れがひどく、LAD領域はviabilityはない状況でした。道井、光島先生と、釧路にくるまえに相談しており、心室瘤切除(SAVEとラッピング)とクライオの適応と判断していましたので、患者さんと家族に説明をして、4月に手術をうけてもらいます。もともとの担当医の先生は、手術や、ICDなどの勧めもなかったみたいです。
これから、北見に向かいます。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2012年1月27日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
カテーテルはなぜしないほうがいいのか?
カテーテルを沢山やってきた僕がいつもこれを言っています。 なぜか?カテーテルでは、やはり脳梗塞などのリスクがどうしてもあります。もし行うのであれば、治療が必要であろう前提でやるべきというのが僕の考えです。そのためには、カテーテルを受ける患者さんは、なるべく治療になるだろうとい...
-
シオンとシオンブルーの違い。 本日のCTOの症例で造影上ではさほど、時間がたっていない造影で、なんとなく造影がアンテからながれています。 このような最近できたマイクロチャンネル?を追従させるのは、シオンがいいか?シオンブルーがいいか? 両者とも現時点ではだめです。シオ...
-
以前にも、前職場で、この看護婦長はすごいと書いた多湖さんと久しぶりの再開です。 多湖さんとは、僕が一年目の研修医の頃に、徳洲会の婦長として入ってきたからの仲です。眼力がはんぱなく、白石徳洲会病院時代には、看護婦さんをたくさん集めてさすがという采配でした。東徳洲会時代にも、看護部...
-
ある人が、札幌心臓血管クリニックの口コミを心配して教えてくれました。 以前からチェックをしている部分で、改善できるところはしっかり改善するように努力をしています。 ただ、ながーい待ち時間での30秒診察については、これがなかなか改善できない。とくに、問題がなければ、問題なし。...
-
色々な挑戦の年になるでしょう。 自分の興味のひとつで、戸塚先生の動画を色々みているうちに、感じるものがあります。自分は体罰世代です。人間が始まってから、体罰は、ずっとあり、ここ数十年で、体罰が悪ということで、過去からいままであったものを全否定する時代に突入しています。自分は、体...
-
最近のワイヤーのトレンドとは、 いかに先端荷重を少なく、トルク特性をあげることです。先端荷重を0.5gくらいに抑えられれば、14ワイヤーであれば、ワイヤー操作でチャンネルを壊すことは、極めて少なくなります。 フィルダーFCや、以前のXTは、やわらかいですが、そのような意味では、繊...
-
CCT2024 Analysis from Live case viewer CCT2024 LIVE summary (Cases of Dr. Nasu/Matsuno/Habara are not uploaded to LIVE case viewer due t...
-
昨日、患者さんから電話をもらいました。過換気で倒れて救急である病院にいったのですが、そこは2回目だったらしいのですが、診察は医師がほとんど診もせず、過換気ごときで病院にきてどうするということを言われたそうです。それが、悔しかったんでしょう。僕に電話で、先生はどう思いますか?といわ...
-
特筆すべきは、入院患者さんが、8623人と増えたこと。冠動脈CTAが年間20288、心臓エコーが44084件と増えていることです。それだけ、患者さんが増えた証拠だと思います。それに伴い。、PCI件数が、2681件と増え、アブレーション861件、EVTも過去最高821件、VAIV...
-
今週は、むすこさんが、一週間病院実習をしたついでに、今日は講演をしてもらった。 カテーテルをやめてからのことのお話であり、共感できることばかりであった。 僕もそうだが、カテーテルを通じて患者さんを救いたいという思いがあり、カテーテルがうまくなるのは、そのためにであり、ゴールではな...
-
LCX tough CTO plot 200KWT 石灰化で、ナックルがなかなkうまくいかなく、UB3で方向をかえて、奥までKWTした。その後に1.5で広げて、IVSUで、手前にHDRpointoがあり、TDHDRをpilot 200hs挿入できた。その後、1.25でロタし...
4 件のコメント:
医療関係でない限り、患者さんの多くに出来るのは、医師に症状を訴える事くらいです。
どの疾病にどの検査や治療が有用であるか等、素人に詳細はわかりません。
かって家族が緊急事態で受診した病院では、とりあえず検査の予約を入れて、何かあったらすぐ来て下さいと言われ、何かあってからでは遅いだろうと、専門医療期間に行きました。
検査予約といっても、1ヶ月以上も後の事だったので、不安になるのも無理がないと思いました。
転院して検査入院し、そのまま手術になりました。
もしもあの時、精密検査をすぐしていなければ・・・と思うとゾッとします。
早めに判断して正解でした。
そうなんですよね。検査ができない、予約がいっぱいという言葉はよくききます。
いつもいいますが、できない理由をあげているうちは、前にすすみません。SCVCで、予約がいっぱいという言葉は禁忌です。患者さんを待てせてもいけません。そのためには、どうしたらよくなるか皆で一生懸命に考えてもらっています。
それでないと、CTA30件、腎動脈エコー30件を一日にやって、即日回答は普通はできないでしょう
前向きな努力とはったりでなんとかなります。
医療で、はったり?とは。
驚いた!!!!
誤解がありましたね。はったりとは、職員に向けてです。大きな風呂敷をひろげて、それにむかってできる、必ずできると呪文をかけることです。
僕はこれでいままでがんばってきましたが、普通の人がみるとそれをはったりと称するそうです。
以上追加でした。
コメントを投稿