CTOの開発歴史から、現在のプラズマまでの話をいろいろ聞けた。それ以上に響いたのが、65歳を超えたところから、明らかに頭の処理能力が落ちたといっていたことです。とくにアンジオ、IVUSの画像の判断が明らかに遅くなっているとのことです。
僕もいつ自分の処理能力が落ちるのかを気にしています。自覚ができるということがわかったので、安心しました。
当然、経験をたくさん積んだほうが、知恵はたくさんがあるが、処理能力が遅くなるので、時間勝負の手術、カテーテル治療は、50代でピークを迎えるのかもしれません。
ただ、大切なことは、処理能力を落とさないためにどのような努力をするかだと思います。ある年齢にいくと、外来、病棟も診なくなり、かつカテーテルもあまり入らなくなる。そうすると刺激がすくなくなっていくので、老化および劣化が早いと思います。
そうならないためには、現場に近くにいなくてはいけないし、ずっと頭を使い続ける努力が必要になるのだと思います。
62歳まだまだ、この生活ができているので、大丈夫そう。
多分朝の回診がいまのスピードでできなくなり、IVUSの読影ができなくなったら、やめ時かもしれません。
僕の一学年上の先輩で、徳洲会にはいったときに、僕に循環器の面白さを教えてくれた先生が、開業をやめて、福岡で新規で勤務医をするそうです。暖かいところで余生をすごすのですね。それを聞いていいなーと思いました。残りの人生悔いないように。
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