2009年6月1日月曜日

かわいそうな患者さん。

昨日の患者さんのなかに、他の病院で、バイパスといわれて、うちにきた患者さんがいます。
冠動脈は2枝で、治療は簡単でしたが、問題は、左のSCAが完全閉塞で、右の腎動脈に90%の狭窄がありました。(高血圧の内服を3剤しています。)、で、もともとそこの病院には、右のSFAのステントでお世話になったそうです。また、左の頸動脈に90%の狭窄がありました。
この状態で、バイパスしていたら、左のITAはつかいものにならないし、手術中に血圧などがあがって大変なことになっていたかもしれません。そして、脳梗塞をおこす可能性も高いのです。

動脈硬化のスクリーニングができないって、怖いと思いました。

頸動脈、腎動脈、末梢血管の動脈硬化のスクリーニングは、エコーとABIで簡単にできます。
怖いですね。

患者さんは、たんにバイパスをしたくないので、うちに来ましたが、これだけのリスクがあれば、誰もバイパスファーストではないでしょう。

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