札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2009年6月30日火曜日

なんちゃってステント

新聞にのっていましたが、やってもいないPCIを請求していたという記事がありました。そればかりか、使用してもいないステントまで使用したことにして、請求していたそうです。
これは、極めて悪質な詐欺です。このようなことをする人がいるので、監査が必要なのでしょうね。SCVCは、症例数も極めて多く、いろんなことを言われる可能性が高いこともあり、治療はオープンにしていますし、保険内でちゃんと収まるようにしっかりとやっています。
僕を含めて5人のドクターで治療していますので、まともな医療をやっていかないと、職員含めてだれもついてこないですからね。

でも、この業界のこのような人がいること自体が、こわいと思いました。

5 件のコメント:

yuzu・p さんのコメント...

研修などでは常識で考えるとありえない事例を、数多く聞く事があります。
福祉用具でも寝たきりの人に、絶対使用できないものがレンタルされている様になっていたり、水増し請求などもう少し違った方へ頭を使えないかと思うほど、あきれる程悪質なものがあります。発覚するのは、ほとんど内部告発のようです。年々悪質な不正が増加しているようです。そんな一部の人の為に、監査も一層厳しくなっていきます。真剣に取り組んでいる側にしたら、同じレベルで見られたりしたらいい迷惑です。いい加減な医療には、職員がついていけません。だから内部告発されるでしょうし、患者さんにしてもとても恐ろしくて大切な命を預けられませんね。
人間と接する仕事は、総てにおいて、信頼関係に勝るものはないと思います。

rotaman さんのコメント...

不正なことは、必ず内部告発されます。よく、後ろからさされる聞いたことがあります。
SCVCの開業からのコンセプトは、患者さんを中心にした王道で、すすみ、一切のずるはしないというのが、みんなのコンセンサスです。

yuzu・p さんのコメント...

これに関しての報道は、新聞やテレビでも大きく取り上げていました。カテーテル治療を受けた身としては、こんな医療機関があるのは、信じられませんし、何とも腹立たしい限りです。通院していた患者さんは、病院や医師を信頼してまかせていたと思います。大変お気の毒ですね。

匿名 さんのコメント...

ここの患者たちは、信頼してまかせていたのではなく、逃げられず、どうしていいかもわからなかったのでしょう。

この医師の金儲けのために命を奪われたり、体を傷つけられた人々。
訴えることもできず、人のいいなりになる優しさと、無知を、利用されたのでしょう。

命に関わる高度な教育をうけて世にでて、その知識を悪用し、このような悪行をする者達。表面化せずともまだいることでしょう。

患者は、自分の命のオールを手放したら、その先にあるのは形を変えこそすれ、このような行く末かも。

真っ当な医療が行われることは、それだけで光です。
医療に関わる人びとには、恕のこころを常に忘れることなく、いてほしいと思います。

rotaman さんのコメント...

匿名さんありがとうございます。
山本病院の件は、どんどんいろんなことがニュースで流れてきます。
もともと、眼科の病院をやっていて、うまくいかず、循環器になったこと。
心臓の血管に狭窄がなくても、あるように加工して、ステントをいれているなど。
こわい話です。
たしか、乳がんの病院でもおなじようなことがありましたよね。

我々は、自分の良心にしたがって、ちゃんとやらなければ、いけません。
医療がお金がもうかるからといって、介護や、在宅をする人がいます。同類なのかもしれません。もっといえば、収入がいいから、DPCやるのも同じかもしれません。
やはり、正しいことを一生けん命やって、その結果、収入が増えるならこんないいことはありません。
金儲けのために、医療をすることは、絶対いけないと思います。
王道でいくのが、一番です。