札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2012年9月3日月曜日

競合、競争

10月から、いままでげんき薬局さんだけでしたが、なんと無謀にも有名な横の和田cafeの2階に、おひさま薬局がオープンします。

まったく、僕とも札幌ハートとも関係ありませんが、近くに開業するのでよろしくお願いしますということでした。

それにより、げんき薬局とおひさま薬局が競合するわけですので、お互い患者サービスなどで差別化して、切磋琢磨していただきたいと思っています。

その過程で、おひさま薬局からもともと仕入れ先であった薬の問屋さんが、げんき薬局に主におろしているので、おひさま薬局とはお付き合いできないといわれたという情報が僕に入りました。

ビジネスにおいて競争は、勝たなければなりません。ただし、勝てば、いいわけではなく、己を磨いて勝たなければいけません。相手を気にしたり、まして邪魔をするなんてことは、絶対やってはいけません。死にものぐるいで仕事をすれば相手にかまう暇はないはずです、相手がどうのこうのと考えている内は、仕事に本気で打ち込んでいない証拠です。

僕もSCVC開業時には、いろんなところが前の病院のことを気にしてお付き合いしてもらえませんでした。(いまは、皆さん付き合っていただいています。)それは、とても大変でしたが、僕にとってはいい刺激でよかったのですが、同じような思いはさせたくないと思います。

げんき薬局さんは、確認したところなにもしていないことがわかり安心しました。

相手を蹴落として、勝つなんてことは、仁義礼智信に反します。美学のある勝ち方をして欲しいとおもいます。そして相手に勝てるとわかったら、武士の情け、情をもって、接して欲しいとおもいます。

相手の悪口をいったり、誹謗中傷したりすれば、それは、それを言っている人の品位をさげます。そして、それは必ず自分に返ってきます。

すべてにおいて、原理原則は、他人に惑わされることなく、自分が正しいと思うことを真摯にやっていきましょう。

4 件のコメント:

伝法 さんのコメント...

全くその通りだと思います。調剤薬局は公的病院や大きな病院の周りには1軒ではなく数軒あります。その中でお互いが競合し、協力し門前の病院との連携でよい医療サービスができると思います。
 現に、いま勤めているところは、他人の誹謗中傷は沢山あります。(発生元は、長年勤務している管理職ですね)さらに新しいことを始めると仲間を集って妨害したり、職場環境は最悪ですね。でも自分は正しい事は正しいとつきとおしていくつもりです。新しいことを始めるとデメリットばっかし強調したり、自分たちの仕事が増えるなど好きかって言っています。それが現場のスタッフに悪影響をもたらすことを自覚してほしいですね。
 なんか愚痴ってしまって申し訳ございません。でも、医療業界もこれからは競合の時代だと思っています。門前薬局を含めいろんな職種業界と「顔の見える・心が通じ合う連携」を作っていきたいですね。

rotaman さんのコメント...

伝法さん、大変ですね。その最悪の状況が、必ず伝法さんをスキルアップさせます。

色々、前向きに悩んでください。

競合したとしても、協力しあう。共生の心をもった医療連携をしていきたいですね。

伝法 さんのコメント...

3.11の震災の著書に書いてありました。
「顔の見える連携はいうまでのないこと。顔だけじゃダメなんだよ。心もみえないとダメだ」という言葉に深い意味があると感じています。昔ながらのところは、何で連携をしなきゃいけないんだ、めんどくさい、手間がかかる、患者が減るという考えを持ったスタッフがいます。
でも、いまは、医療も介護も患者さんも同じ土俵、お互いに顔だけじゃなく、心も見える関係を作っていきたいですね。先生のところで地域連携のセンターをするとなれば、僕は先頭をきってセンターを作っていきたいと思っています。先生のところのスタッフ(とくにNs)は、患者さんの心をみようとしていますし見せようとしています。それがいまのスタッフの対応に結びついているんじゃないかと僕は思っています。これから高齢化を迎える時代です。患者さんとの心がつながった関係、(介護事業所からは困ったときに何でも相談できる病院)になると素晴らしいと思っています

rotaman さんのコメント...

地域連携は、札幌ハートセンターの次に課題です。地域の病院、診療所、老人ホームや、老人クラブ、町内会、会社など様々な連携を模索できます。

とても、大切なミッションです。

そして、心のある対応もしながらが、重要ですね。