前回提示した症例で、うまく通過しなかったときの、リカバリー例です。
表パンの穿刺部は18G相当のアナしかなく、治療のバルーンで止血できてしまいます。
裏パンよりはるかにリスクが少ないです。
、表パン 18G穿刺でXTをretorからいれて、一番槍サポートで通過させて、recoveryした例です。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
たくさんの患者さんのために、いい治療や24時間のサポートをするという理念のもとに、始めました。 その結果、患者さんの数が増え、PCIも増えます。それを忘れ、カテーテル件数を増やすためが、先になってしまうと、患者さん第一ではありません。 なぜ、SCVCは、CTを三台いれたか?それ...
2 件のコメント:
先生のブログはいつも参考にしております。先生はSFA CTOには原則ステントを入れないと書いてありました。私はSFA CTOをバルーンで開けたあと圧較差があればステントを留置し、圧較差がなければ入れないようにしております。もし圧較差があってステントを入れなくても慢性期には圧較差がとれて良好に流れているものなのでしょうか。先生のご経験があれば教えてください。
コメントありがとうございます。
圧格差があっても、基本的には、いれません。
そして、患者さんには、再発する可能性が高い50%といってます。そして、再発したときには、狭窄でくるので、再度バルーンで簡単に治療します。多くは、このやりかたで、根治できます。患者さんには、再発ありきで、治療をしたほうがいいと説明することが重要です。
一回で治療と考えるとどうしても、ステントが必要になりますが、ステントフラクチャーや、ステントの再狭窄にたいする、debulkingができない状況では、ステントをいれて再発したときには、結構大変です。
そして、このバルーンのみであれば、最終的にステントがはいっても、短くすむはずです。
要は、10年先以上を考えたPPIを提供しようとすると、現状ではバルーンになるということですね。
レザーが公式につかえるようになれば、ステントが復活するかもしれません。
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