基本は、クロスオーバーのシースレスガイドで始めます。
テルモのグラインドキャスと、1.5mmJのラジフォーカスもしくはストレートラジフォーカスを使用します。
今回の症例のように入り口が固い場合は、truefinderのスーパーハードでペネトレーションをしてから、グランドキャスをいれて、1.5mmJでsubintimalですすめていきます。
ポイントは、なるべくループを小さくするように気をつかうこと。そのために、グラインドキャスをすすめながらのstep by stepがいいです。
最後の部分にぬけるときは、ループを小さくするか?ストレートラジフォーカスにしてtrueに抜きます。
途中で病変が固いときは、動画でもありますが、ループのいくほうにカテーテルをすすめても問題ありません。
こsubintimalのメリット
1)時間が短い、30分で終了。
2)血栓による末梢そくせんの可能性が少ない。
3)ステントがいらないことが多い。
このかたは、ABI0.5から0.9にあがっています。最近は、この方法か?SSDによるバルーンのみで終了しています。ステントはいれません。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2011年3月25日金曜日
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5 件のコメント:
いつもながら大変勉強になりました。大変きれいな仕上がりで驚きました。
Subintimaから最後にTrueに抜けられなかったら抹消に解離を広げてしまうという心配はないのでしょうか?そこを心配してしまうのですが。
Subintimal Angioplastyでは偽腔を広げるわけですがruptureの報告はあまり聞きませんがruptureに関してはあまり心配しないでよいのでしょうか?動画でも6㎜?、わりと大きいロングバルーンで広げられているように見えました。
未熟な質問で恐縮です。
いつも先生には勇気をもらっています。
私もSFAのCTOは1.5mmJのラジフォーカスでぐんぐん進めていきますが、コラテの出る末梢でtrueに戻せないで解離を広げて収集がつかなくことがあります。先生はこのような事はないですか。何か対策はありますか。
通常であればバルーンは6mmです。体格によっては5mmや、石灰化(石)があって、あきらかにその横を通過して、拡張が怖ければ4mmです。末梢血管の基本のバルーン拡張時の痛みでバルーンの圧を決めますが、SFAは万が一破裂しても、手でおさえれるという最大メリットがあるので、多少の痛みは我慢してもらいます。ですから通常のSFAの治療と同じサイズのバルーンを使います。その結果いままで、破裂はありませんが、AVfistulaは数例あります。
再度に抜けれなかったらの質問ですが、その可能性は多分10%位ですね。そのときは、いまは膝裏内側を表側から18Gで穿刺して、一番槍とXTをレトロからいれて いわゆる reverxe CARTで、ベイルアウトします。以前は裏パンをしていましたが、止血の問題がいやなので、表パンそれもシースをいれない方法でやっています。滅多にしませんが。
そのように必ずベイルアウトできるので、心配いりません。
質問ありがとうございます。たくさんお人が同じような疑問をもったと思うので、ありがとうございます。
丁寧なご返事ありがとうございました。
藤田先生の仕事への姿勢には本当に感服いたします。
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