ブログに道井先生の凄さが文章で伝わらないというコメントがありましたので、そこのフォーカスします。
心臓の手術は、バイパス手術、弁の手術、大動脈の手術、心筋の手術などあります。
すべて手作業ですから、術者の腕の差がそのまま成績として現れます。
それも命に関わるほどの成績の差です。
僕がこの札幌心臓血管クリニックを立ち上げて、将来心臓外科医と一緒にやるのであれば、道井先生以外とはやる気はありませんでした。それは、冠動脈疾患であれば、自分でほぼ治療は根治できますし、弁疾患などどうしても必要な外科治療のみ、外科に紹介すれば患者さんにいい治療を提供できていましたので、正直困ってはいませんでした。しかし、外科を立ち上げるとなると、ベッドが必要ですし、建物なども必要になります。とてつもない投資になります。そのリスクを背負っても、道井先生となら一緒にやったほうが患者さんのためになると思います。
道井先生の凄いところ。
1)北海道ナンバーワンの症例数を以前の病院でずーと維持しており、現在は当院で北海道ナンバーワンの症例数をやっています。
2)患者さんに対して、一生おつきあいをする覚悟で治療をしています。
3)技術的には、僕が尊敬する手稲渓人会病院の心臓外科を立ち上げた岡本先生が言っていましたが、針さばきが、とにかく天才的だそうです。素早く、正確であり、とても叶わないと言っていました。
4)その技術をもって、クオリティーの高い、バイパス手術、弁形成術、大動脈弁の手術における妥協なき大きな弁置換や、弁下組織の削除、HOCMにおける心筋切除などなど、素晴らしい技術を持っています。
5)僕が手術をすることになれば、道井先生にしてもらいたいと思っていること。
以前にも書きましたが、北海道内でカテーテル治療件数一番の僕と、外科手術件数一番の道井先生が組んだこと自体が奇跡ですが、それ以上に毎日患者さんの治療方針を一致させるために外科内科合同カンファレンスをして札幌ハートセンターとしての治療方針を患者さんに提供することができる施設は、極めて稀な施設だと自負しています。
インターネットで病気を検索したときに、外科の部分が少なかったので、心臓手術というタイトルで投稿しました。googleでヒットしやすい項目をいれて文書を作ったので、肝心の部分が抜けていました。
申し訳ありませんでした。
5 件のコメント:
鵜野先生編もお願いします。
まだ先生には、道井院長の真の凄さを理解できていないことを改めて認識しました。
コメントありがとうございます。鵜野先生も作ります。
道井院長の真の凄さはなかなか理解できないとおもいます。ただ、沢山の患者さんに支持されている、責任感がとても強い。これを見ているだけでも、凄いと思っています。
コメントありがとうございました。
腕は確かでも、患者と最後まで付き合う・・という覚悟を持ち合わせる医師は、思うほど少ないと聞いたことがあります。
架空の世界ですが、「白い巨塔」の財前みたく、腕は確かでも・・という医師が、まだ多いのでしょうか。
そのような中でも、スキルが高いのはもとより、患者と最後まで付き合う覚悟のある医師(病院)が、自分自身の暮らす札幌に存在することだけで安心します。
私が心臓に異変を感じた時は、お世話になろうと思います。
話は変わりますが、外科に在籍されていた、清川先生、今は別病院にいらっしゃるのでしょうか?
ありがとうございます。最後まで患者さんと向き合うことができない医者に腕が確かな人はいないとおもいます。僕らの腕は、患者さんから学ぶものがほとんどですから。また、清川先生は残念ながら退職して、東京で自由に外科から離れて、仕事をしています。
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