札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2009年2月15日日曜日

2009いい病院別冊がでましたね。


心臓カテーテル治療のランキングがでました。当然、このランキングは、おととしの症例数ですので、SCVCは0件でのってます。以前の病院は全国で10位にランキングされていました。ありがたいことに、北海道の部分のコメント欄に、怒られそうですが、僕のコメントを載せてもらえました。2番目には、大野病院の山下先生のコメントがのっています。院長の道井先生のコメントものっていますが、口コミで患者があつまってくるというお話ですが、やはりこのようなランキング本の影響も大きいと思います。
このようなランキングがでてから、北海道での一番の症例数をやってこさせてもらいましたが、それは、たくさんの部下の医者さんがいて、3つのカテーテル部屋を使って、どんどん患者さんをさばくように仕事をしていました。それに対しては大変自分に反省をしています。その反省をもとに、SCVCで、リセットできました。ムンテラ、外来は、藤田がやります。そこで、十分な説明をして、納得してもらって検査、治療をうけてもらいます。紹介の先生とも、密に連絡を取ります。
結果としてSCVCでは、一人一人の患者さんに、カテーテル治療時のみにかかわるというような中途半端な関与ではなく、初診から、未来にかけて、僕自身が大きくかかわるようになりました。外来とカテーテル治療時のみの関与だけでは、患者さんも僕も満足できなくなったんだと思います。
一方、虚血性心疾患の診断および治療に特化したクリニックとしては、たぶん年間1200件くらいが、一人で管理しきれる限界かな?と思っています。
いまは、菅野先生という若い力とともに、その限界を、いまの質をおとさずに、どうように、越えていくか、仲間と一緒に試行錯誤していきます。

また、この心臓の部分のランキングは、本当に変わってきたと思います。全国的には、当院のような心臓カテーテルをおこなうハートクリニックが上位にはいってきています。
大きな病院でのきめこまい循環器診療ができにくくなっていて、クリニックの重要性が示されているのだと思います。
僕も開業した一人として、他の開業している先生およびこれからする先生の見本になるように一生けん命がんばっていきたいと思います。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この本、私も今日書店で他の本を探していて、偶然見つけました。
予想通り出ていました。心臓カテーテル治療のランキングに、藤田先生がクリニックを開設した事の経緯のコメントが。でもあの写真は以前の古いままですよね。
当然ながら心筋焼灼術には、土浦共同病院の鵜野先生のお名前が載っていましたね。
自分のかかっている先生が、こうして全国の病院のランキングに載っているのはすごいですね。
なんだか嬉しくなって買ってしまいました
でも、あまり忙しくなって藤田先生に診察や治療をを受けるのは、遥か順番待ちなんてなったら、どうしましょう・・・。
また、鵜野先生が札幌で治療をされている事は、一般の人は知らないでしょうね。
残念です。

大野病院の道井先生は、昔母が大変お世話になった方です。まだ院長になられる前でしたが、とてもいい先生で、母も私たち家族も満足していました。

rotaman さんのコメント...

コメントありがとうございます。

道井先生は、開業のときに、エールをもらいました。現場に近い形で、医療を展開していると思います。カテーテルなら藤田へ、バイパスなら道井先生へという選択をする人が、結構当院に来られる人は多いですね。