僕は、外来が夕方7時半までやっているので、残っていますが、カテーテルは終了しています。PCIは、8件ありました。そのうち3人は昨日に緊急入院した他の病院で管理されていた3人の患者さんです。
一人は、3年前にステントをいれられてその後にLDLが高いままで、現在もLDL150あり、不安定化して昨日に当院を頼って緊急入院して、右冠動脈にステントの中に99%の狭窄でした。治療は無事終了しています。
この患者さんから学ぶべきことはたくさんあります。
狭心症をカテーテルで治療したあとは、予防と早期発見が重要ということです。LDLもさげなければ、いけませんし、早期発見のためにCTAでの定期検査も必須です。そうしなければ、3年後に今回のような心筋梗塞です。症状がでるまで気がつかないのです。
そして、このかたは、若いので両親や、兄弟が心臓はなんともないということですので、両親および兄弟に当院の心臓ドックをうけるようにすすめました。
せっかく治療しても、こうなってはという感じです。
このようにならないために、統一した管理が必要なのです。それがチェックリストであることに気がつき、さらなるシステムのアップをはかっていきたいと思います。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2012年5月28日月曜日
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これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
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10 件のコメント:
予後予測は経過報告を万全にしていても、なかなか上手くゆかない時が多々あります。プロトコルは日進月歩で、昨日まで正しかったものが今日はもう古い技術…なんてこともしばしば。
普段の勉強会や症例検討がいかに大事か、まったくもって驚かされる最近ですね。
そうですね。特に冠動脈CTで冠動脈の狭窄の進行度や、ステント内狭窄がみつけられるということをしらない先生が多いのかも、しれませんね。
ちゃんと勉強しないと、僕らも将来そうならないようにしないと。
先生、毎日お疲れ様です。
ところでいつも気になる事があります。
外来やカテーテル検査、手術の終了が20時近くになる事や深夜帯にずれ込む事も多々あるかと思います。
先生方はもとより、側で支えている職員の皆さんにはきちんと残業手当を支払われているのでしょうか?
もし、きちんと支払っているのならば、かなり人件費が経営を圧迫しませんか?
そういった視点で見ると先生の病院の凄さを感じずにはいられません。
コメントありがとうございます。当院では、きっちりとタイムカードどうりに残業を支払うように指示をしています。ただ、残業代が個人の収入にとって、定期化することは好ましくないと思っています。毎月個人個人の残業代をチェックしています。そしてそれを改善につながるように幹部で話し合っています。
時間内に仕事が終わらせるのも、プロの仕事であるという自覚を皆にもってもらうようにしています。
職員もSCVCでは170人近くなっていますので、人件費は高めになっています。でも、理念どうり、一に患者、2に職員、そしてSCVCの発展です。しっかりそこはやらないと職員から信頼は得られないと思っています。
なるほど、先生が個々に残業代までチェックされているのでしたら、昨今問題視されているサービス残業とは無縁の職場みたいで職員の皆さんが羨ましいです。
働く時は懸命に働き、その結果として定時に帰宅できる。また患者数が多い時や緊急事態には一致団結するし、労働の対価としてきちんと残業手当が支払われる。SCVCの急発展の原動力はここにあったんですね。
ありがとうございます。僕はそう思っても、やはり一部はサービス残業を強いられていると思っている職員がいるみたいです。これは、当院の弁護士宛の匿名の投書で判明しています。これからは、タイムカードと残業代の提出の両方のチェックが必要です。残業で、困るのは、仕事を早く終わらせようと努力もしないし、能力がないために仕事が長引いていることを自覚せずに、残業だというのは、困ります。サービス残業がでないくらいの効率の良い職場にしたいし、人をたくさん雇っていってます。ただ、それをしっかりと使いこなすのが、僕らのお仕事です。とにかく、職員には、早く帰ってもらいたいです。
どの日にコメントしていいのかわかりませんが、昨日受診しました。院内も変わり、相変わらず患者さんが多く、不満を訴える患者さんも多く、会計まで辛い時間を過ごしました。ちなみに私は予約でも病院.薬局終了まで3時間かかりました。それは良いのですが、初めて、先生がふらつきあるでしょうと言いつつも薬35日分の患者さんと看護師さんに伝えた言葉を間近に聞き、悲しくなりました。来月受診して、また先生が同じだったら血圧の薬は、一切飲まないと思いました。先生を頼って長い時間待ってやっと先生に声をかけてもらったのに結果とてもつらい受診でした。病院拡大も先生の人材育成も患者ありきも、すごく疑問に思いました。やっぱり血圧だけの患者は行きにくい偉大な病院だと悲しい思いになりました。ブログに訴える患者さんは大事にする優先があるのですか? ただただ藤田先生に診てもらい安心したい患者なのですが、門が高い病院に思いました。 なんとかなりませんか?今回の安心は小松看護師の笑顔でした。 すみません、生意気なコメントで。どうか真意を察してください。すみません。
匿名さん、いやな思いをさせて申し訳なかったです。でも、次回は大丈夫なはずですよ。今回は、午前は僕がいないところに、心筋梗塞の重症例と、カテーテル治療のちょっとしたトラブルがあり、午前担当の先生が外来があまりできず、僕が帰ってきたときも、同様の状態でしたので、待ち時間がそのときだけ伸びてしまったと思います。そしてたくさんの患者さんを待たしてしまったので、ゆっくり診察ができなかった可能性があります。でも、個人的には、匿名さんがきたときには、他の人以上に、ゆっくりみたいつもりでした。ということは、他の人はもっと不満をもったかもしれません。とにかく、今回のことはそのような理由があったのです。ごめんなさいね。
先生 おはようございます。
ただ職員を増やしただけでは 簡単には解決しない問題だってありますよね? と、言った内容のコメントを昨夜 書いたのですが 読み返してみて 藤田先生を信頼して診て頂いている一患者としては やはり失礼なんじゃないかと思い直し コメントの投稿を止めました。
しばらくしてからコメント欄に上記の匿名さんからのコメントがあり 読ませて頂き そして 同じように思ってらっしゃる患者さんが まだまだ いらっしゃるんじゃないかとも思いました。 直ぐに匿名さんに対してコメントさせて頂こうとも思いましたが 藤田先生が どのような お返事をされるのか、それを読んでからにしようと。
先生、匿名さんは 待ち時間に対しての不満じゃなくって 薬の処方を含めての診察内容等なのではありませんか? 匿名さんが書かれてた 『病院拡大も先生の人材育成も患者ありきも、すごく疑問に思いました』と、同様に思っている人は 意外に多いのではありませんか?
ただ、このブログにコメントをするのを躊躇している、或いは このブログの存在すら知らない方々だって いらっしゃるんじゃないですか? いくら匿名でコメントしても IP等は残りますから書き辛いのもありますよね?
以前にも書きましたが 設備や高度な技術だけでは 決して 患者さんは満足しないでしょうし 院内の雰囲気、そして職員の対応等 個人個人で感じ方、受け取り方も違うでしょうが
藤田先生を信頼して診て頂きたいと思っている患者さんは大勢いらっしゃいます。
何かコメント等があった時 先生は きちんとお返事をなさってますが その内容は あぁ、そういうことだったんだ!と思える時もあれば 何だか言い訳等にも感じる時もあります。
先生、このブログで たくさんの方々から いろんなご意見や 質問などが寄せられて それに対して 先生の お考えが即なされてて 貴重な場ですね。
匿名さん、ありがとうございます。そうです。この場所は大変貴重な情報収集の場所なのです。厳しい意見や、クレームこそが、改善のチャンスになると思っています。すべての人を満足させることができなくても、そのような気持ちで対応しつづけたいと思っています。
一人で、120人の診察で、かつ毎日新たにくる新患者さんが20人くらい来られます。それを医療という点で完璧に仕上げるのが最低しなければ、いけないことで、そこから匿名さんが指摘することをどんどん改善させていってます。人を増やすことが解決できることはそのようにしています。そして、それだけで解決できないことや、新たに指摘されたことについては、日々考えてよいアイデアがないか知恵をしぼっています。
また、よろしくお願いします
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