先生の幸せってなんですか?と聞かれました。
僕の幸せは、生きていることです。そしてそれに伴って起きるいろんな事(嬉しいことや、悲しいこと)や、様々な試練を味わうことです。そしてそれらに対して、感謝できることです。刺激がない状態というのは、大変楽かもしれませんが、とてもつまらないとおもいます。また、すべての物、人に感謝ができないのも、不幸だとおもいます。
当然ながら、人によって幸せの尺度は当然ちがってきます。それはどのような刺激をいままでの人生でうけたかによるのでしょう。
結論としては、自分の人生が終わるときに、悔いのないようにできたかどうか?が最終ジャッジメントになるのかもしれません。いつ死んでも後悔がないような状況に常に自分をもっていくように、修業することがポイントですね。
お金や名誉だけでは、幸せにはなれません。心が幸せを感じるように、日々感謝を自然とできるようになれば、とてつもなく、幸せだとおもいます。そしてそれが生きるということなんだとおもいます。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2014年7月16日水曜日
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これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
いままで、CTOの治療集として、継続してきたブログですが、
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10 件のコメント:
本日、紹介状持参で、冠動脈CTでのステント内狭窄再評価及びその他諸々の検査を受け、藤田先生に診断していただきました。お話できた時間は短かったですが(笑)一番最初の事務員の方の電話対応から本日の受付、検査での技師さんの対応、看護師さんの対応に至るまで非常に良かったです。先生のブログで書かれている理念は本当でした。又、私は気づきませんでしたが、同行した病院勤務(歯科助手兼医療事務)の妻が驚いてましたが、病院の受付事務所内の経費節減意識が徹底されていると言っていました。例えば、カルテおきに事務用ケースではなく、ダンボールを使用したり、大きなホワイトボードを利用し、デジタル機器は最低限のPCとコピーしか使用しておらず、患者の呼び出しにもデジタル表示やメール呼び出し等のコストの高い物は使わず、人間でしかも効率的なアナログ手法を用いてる事などです。話はそれましたが、診断結果も良く、今後ともよろしくお願いします。
くまごろうさん、よかったですね。事務も努力してくれているんですね。ありがたいです。やはり、アナログのほうが、融通ききますからね。
お褒めいただきありがとうございます。職員がよろこぶとおもいます。
先日、年老いつつある母が、肉厚のカツサンドを美味しいと食べているのを見て、些細ながら幸せを感じました。
大病を二度経験(脳卒中・心筋梗塞)し、ほぼ後遺症は残らなかったにせよ、すっかり衰えてしまったとばかり思っていたのですが…。
暴飲暴食ではない範囲内にて、幾つになっても食べられることは、生きている上で幸せなことですね。
あとどれだけ一緒に居られるのか、誰もわからないことですが、後悔のないように、日々を過ごしたいと感じています。
わかります。年老いた親が、美味しいといって食べている姿をみて、幸せを感じる。それが幸せなんですね。時間とともに、死や別れが必ずあります。そのときに、思い出は残ります。日々の生活に、幸せは転がっています。悔いのないように、日々精一杯過ごしてください。
藤田先生 こんばんは。
いつもお世話になっております。
先生は 生きていることが 幸せだと書かれていましたが 私は 今 生きていることが辛いです。
余命幾許もない母の姿を見るのが辛いです。 数年前に ペースメーカを入れ それで元気になるんだ、って家族 皆が思っていました。 でも現実は違っていました。 ほかにも病気があり 進行が速いとは説明は受けていましたが こんなに早く今の状態になるとは思っていませんでした。 母は もう数年口から物を食べていません。
本当は 病気で辛かった時に そばに居てあげたかったけれど 丁度 そのころ私自身の生活が一変し 自分のことで精一杯でした。
藤田先生との出会いがなければ 今の自分はいなかったと思っています。
なかなか気持ちの切り替えができません。
母上の状況は、ご飯をたべていないことから、ベットで寝たきりで、胃瘻が入っている状況ですね。
以前にも、書いたことがありますが、人はご飯を食べて、歩いて初めて健康だと言えます。そのような状態を維持するようにするのが僕らの仕事なんです。
母上の状況は、本人の意識がまだあるのであれば、いま生きているわけですから、生きていてくれることに感謝したほうがいいと思います。なるべく時間を作って、母上にどんどん会ってください。大切なときに一緒にいられなかった分、いまから一緒にいてあげればいいのだと思います。人の死は必ず訪れます。そのときに、本人、家族が悔いないようにすべきというのが僕の考えです。去年親父が死にました。84歳でしたが、いろんな病気を煩い、車いす生活になり、最後は肺炎を繰り返し、なくなりました。気管切開や胃瘻すれば多分、延命だきたと思っています。僕は、自分の決断で、親父を看取りました。それは、親父がすべての人生を満足していたということと、気管切開、胃瘻をすることよりも、自然な死を僕が希望したことによります。ただし、これは僕がそれをすべて理解して、親父の死を受け入れたからです。家族には、そのことはいっさい言っていません。それは、言えば延命を希望するかもしれないからです。
今回は母上のことは、いまの現状をしっかり受け入れて、まだ、いろいろご本人が悔いがあるようですから、それを受け入れるための期間だと思って、残りの人生を一緒にいてあげてください。そして自分を育ててもらったことに感謝をしてください。そのように考えれば、とても幸せになれると思います。
藤田先生 おはようございます。
お返事くださってありがとうございます。
母は 胃瘻ではありません。 いずれは...、とは言われていましたが。
延命処置に関しては 父の考えを尊重しましたが兄や私も同意見でした。 母との思い出は いっぱいあります。もっともっと いっぱい聞きたいことがありました。 もっと もっと お話がしたかったです。
今 母がお世話になっている医療機関のスタッフの方々と 以前お世話になっていた医療機関とでは 雲泥の差があります。トップの方の指導方針等がしっかりしているんだと思います。
自分の親は 何時までも健康で ずっと長生きしてくれる、って勝手に思っていて。 でも 周りの方々と同じように年を取り そして...。 現状を受け入れるのが辛いです。
人は老化して、死ぬ。これは、誰もが避けがたい普遍の事実です。いつまでも、親が親のままでいてくれてほしいという気持ちはよーく、わかりますよ。僕も親父とは、ほとんど、会話したことなかったです。思い出もほとんどありません。でも、自分の部屋に親父の遺品とともに、いつも僕のなかにはいるような気がしています。親との別れをしっかり受け入れてあげることが親のためにもなるとおもいます。いま生きているうちにいっぱい会いましょう。それだけだとおもいます。どんな状況でも、人間の尊厳はあります。それをしっかりと僕らは守らなければいけないとおもいます。現状を受け入れるために、色々と悩み、考えましょう。その時間が匿名さんに与えられた試練なんだとおもいます。それを乗り越えたときに、親に感謝し、それを受け入れれるようになるとおもいます。僕もそうでしたからね。
大好きだった父が亡くなる前に、人はただ生きてるだけで凄いことなんだ!と言いました。何も疑わず生きてきて、父が病気とわかった日から毎朝、目が覚めて生きていることに感謝しました。先生、たくさんの命を救ってください。
いいお父さんですね。子供に最後のメッセージをちゃんと残してくれたんですね。こらからも、たくさんの人が幸せに長生きできるようにがんばっていきます。
感謝ですね。
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