札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2013年4月30日火曜日

新人大歓迎会

27日に親睦会主催で行われました。いままでは、院内で手作りでやっていましたが、ついに、当院もホテルでこのような行事ができるまで大きくなりました。5月から病院化へ向けての、勢い付けの意味もあり、お金は病院でだし、やってもらいました。当院の方針の一に患者、二に職員というモットーで、皆仲良く仕事をしてもらいたいと願うばかりです。


150人の参加ですから、たいしたものです。感謝


2013年4月26日金曜日

rotamanlaser復活です。

ロタブレーターコンソール4台、レーザーコンソールが並び、OFDIも入りました。
5年目の記念です。
ロタブレーターおよびレーザーの両方の治療が可能な北海道の唯一の病院になります。

循環器内科インターベンション部門の集合写真です。
これから、また歴史を刻むでしょう。

2013年4月24日水曜日

TCTAPに参加

管野先生と一緒に参加しています。今年から、会場が代わり、便利になりました。街は、毎年発展している感じがします。
なんとか、金曜日の朝からは、外来ができるようにしたいと思っています。

2013年4月20日土曜日

KCJL

京都でKCJLという会が行わています。当院からは、MEが発表があり、ME二人が出席しています。また、杉江先生が参加、手稲の看護師が3人参加させています。
札幌ハートセンターからは、6人の参加です。
すべて、病院持ちでだしています。

このような会に参加して、スキルアップし、リフレッシュして、患者さんおよび病院に還元してくれれば、と思っています。

当院の腎動脈FFRについての菊池の発表です。


症例数はどうして増える?

先生のところは、どうして症例が増えるのですか?とよく聞かれます。

答えは、逆説的ですが、PCI件数を増やそうと思っては、いけませんということです。

CTやエコーの使いかたが、他の施設よりも、効率よく動いていることも事実ですが、検査に対する考え方が違うのだと思います。
普通なら冠動脈CTAをどんどんやって、あやしければ、カテーテルをして増やすと考えるのではないでしょうか?これではだめです。

当院では、カテーテルをしないで、なんとかCTだけで済ませたいと思ってやっています。患者さんにとってそれがいいからです。患者さんにとって不要なカテーテルを減らしてあげたいという思いです。そして心臓に不安を抱えた状態で、何週間もかかって診断をつけるより、一日で白黒をはっきりさせてあげたいという思いが、いまのSCVCの仕組みを作り上げました。不要なカテーテル検査をなくし、治療が必要な人のみをカテーテルするような仕組みを作りあげれたのだと、思います。

すべて患者さんのためです。それが、結果として支持され、患者さんが集まってくるのではないかと思います。

DPC病院などでは、保険の関係で外来で検査をして、その後入院してカテーテルして、一度退院して再度入院してPCIをするという状況になっていると思います。明らかに、医療費はこんなことをしていたら、上がるし、患者さんも治療に至るまでの時間もながく、カテーテルを2回もうけなくてはならない。このようなことは、患者本位ではないと思います。

もう一度繰り返します、PCI件数を増やしたいと思うのではなく、たくさんの患者さんを患者さんの負担なく幸せにしてあげたいと思うことが大切なのです。それが、患者さんから支持され、結果としてPCI件数が増えるのです。

僕らは、PCIを目的とするのではなく、PCIという一つの治療を併用して、患者さんを幸せにしていくと考えることが大切です。

札幌ハートセンターで、バイパス、カテーテルアブレーションができるようになり、僕はとても嬉しく思っています。より患者さんを幸せにできるからです。
PCIを増やすために、バイパスに送らないという考えは、論外です。

とにかく、患者さんのために、一生懸命することが、PCI件数を増やすこつです。

2013年4月19日金曜日

真摯な態度。

一に患者、二に職員。患者さんのために、などを24時間実践をしています。そして札幌ハートセンターは日々成長をしています。
昨日、開業時に大変お世話になった先生が、栄転し、北海道を離れるので、わざわざ挨拶に来て頂きました。半公民的な病院で、なるべく患者さんを断らない姿勢を貫くことは、大変だったと思います。前向きに真摯に患者向き合う姿勢に、同じニオイを感じていました。いまのハートセンターの外科ができるまでの間の、緊急対応含めて本当によくしてくれました。感謝です。
解離性大動脈瘤などの緊急疾患も、ほぼ、受けてくれましたし、手術をしていて、受け入れできないときは、わざわざ次の送り先を探してもらったこともありました。
そのような患者さんのため、そして送ってくれる先生のためのしっかり考えや姿勢は学ばなくてはいけません。

当院も、送られる側になりました。そこにあぐらをかかず、低姿勢で、患者さんのために、そして送ってくれる先生方のために、真摯に頑張らなくてはと再認識しました。

完成

井須さんの手紙を額にまとめました。日々感謝です。

2013年4月18日木曜日

稚内信用金庫最高顧問・稚内商工会議所名誉会頭の井須孝誠さん。

稚内信用金庫最高顧問・稚内商工会議所名誉会頭の井須孝誠さんから、ありがたいお手紙をもらいました。
縁があり、20年近くのご縁です。
井須さんは、僕が開業するときには、僕の信用だけで、無担保で稚内信用金庫からお金を借りさせてもらいました。当然ながら、いまも当院のメインバンクとしてお付き合いさせてもらっています。井須さんがいなければ、お金を借りれなく、開業も頓挫していたかもしれません。そして、当院の税理士である岩本先生をお目付け役として、紹介もしてくれました。
札幌ハートセンターや、個人の僕の恩人であります。


日々忙しく、なかなかゆっくりとお話する機会がありませんが、温かい目で、僕をいつもみてくれています。僕の本を呼んでくれて、僕の考えが、井須さんと同じであること。井須さんが僕を信用してくれたことが間違いでなかったことなどなど、色々とありがたい言葉を手紙でもらいました。
開業して、5年目の節目として、身が引き締まります。手紙を額縁にいれて、部屋に飾り、いつでも、みれるようにしておきます。
井須さんのような、お世辞抜きで北海道のために貢献し、稚内に貢献し、そして人を育てあげた人格者のように、僕も少しでもちかづけるように、頑張りたいと思います



2013年4月17日水曜日

加藤先生のCTO

3例でした。
2例がCTOを治療しています。

一例は、RCAcTOで、アンテからIVUSガイドで入りましたが、アンテで抜けず、レトロから通過

2例目は、RCAcTOで、アンテからクルパラのGAIA2nd and 2ndで#4AVに通過して、終了です。

時間はかかりましたが、GAIAの操作の基本およびレトロチャンネルの急カーブをシオンブラックを選択して、通過させています。

シオンブラックの使いドコロを教えてもらいました。

ガイドはハイペリオンを使用することにより、ガイドのサイズはワンサイズ小さくなっています。レトロなら、以前なら、7frであったのですが、6frで可能になっています。
アンテも7frでIVUSガイドをしています。

2013年4月16日火曜日

働くためのモチベーション。

金銭的報酬と、心の報酬があります。

心の報酬とは、達成感、成長感、連帯感としている本がありました。連帯感が、心の報酬となり、仕事をがんばってくれる。

たしかに、どうしてこんなに劣悪な環境なのに、辞めない?そして辞めるときに、連帯感が強くあるケースを垣間見ることがあります。

人と人のつながりを強くすることも、心の報酬であり、それがやりがいにもなります。

その観点からも、職員同志が仲良くしてもらうことは、とても意味があります。

当院は、金銭および心の報酬に関しては、意識してがんっばっています。

2013年4月13日土曜日

カテーテル治療は、局所療法であり、PCI後がとても、重要です。

我々が施行するPCI(冠動脈カテーテル治療)は、冠動脈の狭窄を広げ、虚血を解除する方法です。言うなれば、狭窄のある悪い部分だけを局所的に治療しただけです。
患者さんや、その冠動脈全体からみたら、他の部分にも、同様な動脈硬化の進展がすることが予想されます。

ですから、その局所的な部分の再発の管理だけではなく、全体の動脈硬化の管理をして、かつ、他の部分の動脈硬化の進展を見逃さないようにしないといけません。

DESがでて、再狭窄は激変しました。ただ、その後に動脈硬化の管理およびCTなどでの定期的な動脈硬化の進展をフォローしておかないと、5−10年先に、新たなイベントがおきます。

冠動脈CTがでる以前は、運動負荷、負荷シンチで定期検査をするしかなく、そこまで病気が進行するまでは、早期発見ができない状況でした。冠動脈CTAがでてそのような動脈硬化の進行を早期に発見できます。
早期に病気の進行を見つけたら、さらなる厳重なリスクの管理をしたり、CTAで狭窄がきつければ、CAGからFFRで判定をするということも可能になりました。
よくあるのが、実は、労作時胸痛があるのに、軽いために医師が見逃していることも、しばし経験します。

東区というこの地で20年以上も、患者さんを診させてもらっていから、5−10年先のこの管理をしっかりしなければ、結局イベントを起こします。CABGのいいところは、この部分まで末梢にバイパスしているので、次のイベントも予防してくれます。10年先を考えたら、PCI後の管理をしっかりしない限りは、CABGの予後には勝てません。

最近、それを示唆する症例がありました。

4年前に右のCTOとうことで、PCIをしています。その後に半年以内に一度CTをとっています。その後は、我々のフォローから離れ、一切CTAをせずに、ある事情で抗血小板薬が休薬になって、ACSで治療をしています。
これだけだと、抗血小板の問題と思われますが、ステントの前後にプラークがいっぱいあったので、ステント前後の動脈硬化が進展して、プラーク破綻をおこしたと思います。
CTAを定期的にとっていれば、間違いなくACSにはならなかったと思います。このようなPCI後の管理ができてなければ、どんなに頑張ってもCABGには勝てません。
患者さんを心臓では死なせないためには、このようなことくらい理解していないといけません。
そして、同じようなことが、主治医が変われば、科が変われば起きているかもしれないと思ってそのようにならないようにしないといけません。札幌ハートセンターにさえかかれば、ここも含めて安心して、10年先以上任せてもらえるシステムを構築しています。


2013年4月12日金曜日

心房細動

ハートリズムセンターが稼働し、外来も毎日やるようになり、ついに念願であった北見での鵜野先生の不整脈外来が始まりました。

心房細動は、多く認める病気ですが、脳梗塞などを起こすことがあり、抗凝固薬を飲まなければいけない病気です。人によっては、胸痛などの症状で苦し
以前は、このうような病気に関しては、発作性に関しては、発作予防薬の投与、持続型に関しては、脈拍のコントロールをすることしかできず、ワーファリンなどを飲み続けなければいけない状況でした。

ここ5年くらいで、この心房細動に対して、カテーテルアブレーションという治療が確立してきています。発作性に関しては、かなり確立していますが、持続型に関しては、発達途中です。しかし、当院の鵜野はこの治療に関しては、治療件数および治療内容に関しては、日本3本の指に入る先生です。いままでは、東京という地で、治療をしていましたが、4月から北海道のためにアブレーションを広め、確立するために、札幌ハートセンターにハートリズムセンターを設立しました。

昨日も外来に、まだ若く、心房細動で脳梗塞、腎梗塞を起こして、ワーファリンを飲んでいる方が来ました。左房の大きさも大きくなく、アブレーションで治療ができれば、今後の梗塞のリスクがなくなり、ワーファリンも止めれます。そしてなによりも、心臓の機能が温存できます。

北海道内では、この心房細動に対するアブレーションの治療の普及が大変遅れています。そして、やったとしても、とてつもなく、時間がかかり、かつ再発を繰り返します。

心房細動は、治せる可能性があるということを、今後どんどん宣伝をしていきたいと思います。

2013年4月9日火曜日

不動心

動揺することのない心という意味です。医者の能力の一つとして、とても大切なものです。
とくに、我々のような手術をしたり、命を扱う状態ではとても大切なものです。

予期せぬ状況になったときに、どれだけ的確な最善の方法を素早くとれるかは、不動心にあると思っています。

どのように鍛えられるのか?

修羅場などの経験によって鍛えられることもそうですが、自分というものをしっかりもっているか?否か?など個人の資質が大きいのかもしれません。

なにかが起きたときに、焦ったり、パニクるようでは、まだまだ鍛錬が足りません。まして、他人の意見に左右されるようでは、論外です。

沢山の医者をみてきましたが、不動心をもっている先生は、本当に少ないと思っています。

2013年4月5日金曜日

一生勉強

自分のスキルをアップすることも、喜びですが、それ以上に嬉しいことは、部下が進歩していることを実感できるときです。

開業して5年、僕の考え、技術を部下はしっかり自分なりに理解し、いまは、実践させています。予想以上にうまくいくと、とても嬉しいです。

SCVCの進歩には、僕の進歩より部下の進歩が大切です。

でも、個人的には、一生の勉強であり、部下にとってメンターであり続けなくてはいけないと思っています。

2013年4月4日木曜日

歴史は繰り返す。

組織が陳腐し、崩壊するパターンは、リーダーの不在と、組織のイノベーションが停止したときに、おきます。ですから、年数がたつと、組織は崩壊し始めます。それとは別に、組織を収めるリーダーに我欲がでたときにも、同様に組織は崩壊します。

僕が借金をして、リスクを背負い、SCVCを5年前に作りました。だから、僕のものだという考えがあってもいいかもしれません。でも、いまは道井先生が一緒に参加してくれたことにより、より社会性のつよい医療施設に変貌することができました。そしてSCVCを法人化し、個人経営からの脱皮させました。もう僕だけのものではありません。

すべてSCVCを未来100年以上続く組織とするためです。そのためには、経営の基本は、我欲を捨てることです。SCVCの利益そして職員の利益を担保して最後に自分の利益に還元しなければいけません。

最近、いろんな組織の崩壊などが聞こえてきます。すべてリーダーもしくは、その周りの人の我欲のせいです。
当院はそうならないように、僕自身がしっかりしなければ、いけないと再認識しました。

SCVCがここまでこれたのは、僕一人の力ではなく、たくさんの支えのおかげです。それに感謝し、我欲を捨て、SCVCを社会貢献できる施設にしていかなければ、いけません。

感謝感謝。

2013年4月3日水曜日

死に物狂いで打ち込む

プロフェッショナルな仕事をするためには、死に物狂いで打ち込みことが必要だと思っています。
仕事を完遂させるためにも、この必死さがとても重要です。

いろんなことを掛け持ちしながら、仕事をこなす器用な人は別として、一つのことを必死にやって本当の仕事がこなせると思います。

僕は、土曜日の夜から金曜日の朝までは、ほとんど病院と近接している状態です。金曜日の朝から土曜日の夜までは、網走、北見への外来およびカテーテルがあるので、離れますが、それ以外は、SCVCの前面にたって仕事をしています。

外来患者さん、入院患者さん、カテーテル患者さんをすべて把握し、管理をしています。必死に管理をしてきています。

その結果は今につながったと思っています。

50過ぎてこの生活はなかなかできないかもしれません。でも、必死になれば、誰でもできると僕は思っています。
年なんか関係ない、必死さがあれば、いい方向に向かいます。もし、仕事がうまくいっていなければ、必死さが足りないだけなんです。

仕事の流儀

昨日、録画していたテレビで、NHKのプロフェッショナルという番組で、東京ロブションのサービスマンの方の仕事ぶりが紹介されていました。

サービスマンとして、お客様への気配り、心配りがすばらしく、お客様に手を上げさせることがないように気をくばっています。
1)予約が入った時点から来店までの情報から、自宅がどこなのか?それにより料理の出す時間などのチェックをします。
2)お客様がメニューをみたときに、目線をチェックして、目線が下まで来たら、オーダーを取りにいくようにしています。
3)お客様の食べるスピードをみながら、シェフに次の料理の時間配分などをつねに連絡をしています。
4)お客さまがため息をつくなどのサインをみて、料理の出す時間の調整や料理の量を減らすなどしていきます。
5)お客さまの心を開いて、自分の心も開いて、感動を与えます。
6)業務終了後に、その日のお客様へのサービスの問題点などを反省し、記録しておきます。
7)シェフは料理、ソムリエはワイン、パテシェはデザートを提供するが、自分は、体を提供する
8)プロフェッショナルとは、自己犠牲をしながら、精一杯仕事に打ち込むことができるものとしていました。

サービスは、マニュアルによる画一化した最低限のサービス提供も大切ですが、やはり基本一人ひとりのサービススキルなんだと再認識しました。自分の思うサービスを具現化している人をみて、とても感動しました。

気配り、心配りで、感動を与えるそれが、サービスの基本です。

2013年4月2日火曜日

ガイドラインに沿った治療方針

当院では、まずガイドラインに沿った治療方針を前提に、保険診療として逸脱しないように考えながら治療を提供していきます。

ただ、いつも基本は同じで10年20年先を考えた治療を提供していきたいと思っていますし、自分の親もしくは、自分が患者の立場ならそのような治療を選択するか?などと、自問しながら、治療、管理をしていきます。

患者さんにより、治療方法は、ひとりずつで変わってきます。それは、患者さんの個人の状態、社会背景、病気の程度、進行状況など、たくさんのファクターを吟味しないといけません。

循環器疾患の良いところは、発想が受験の数学的な発想で、曖昧な病態が少ないところが管理をしやすくします。また、瞬速の判断とアルゴリズムで動かないと、間に合わないということもあります。僕の性格にとてもあっています。

ガイドラインというのは、以前にも書きましたが、いろんなエビデンスをもとに、学会がそれを集約して、標準的な治療方針を提供しているものと考えています。ただ、そのためには、最低の経験と技術がなければいけませんし、ガイドラインの根拠になったエビデンス以上の成績がだせる自信と技術があれば、それを超える技術を患者さんと相談の上、提供することは必要だと思っています。


2013年4月1日月曜日

病院名が決まりました。

札幌心臓血管クリニックという病院でいけることになりました。

病院をつけないといけないという話もあり、札幌心臓血管クリニック病院になるところでした。

メイヨークリニックも、クリーブランド・クリニックも徐々に、大きくなっていきました。

SCVCもそのようになれそうです。

6年目突入です。

開業したから、5年がたち、本日からまた、新たな気持でスタートをします。スタッフも増え、いままでの内科、外科に加えて、リズムセンター、心不全センターができます。それぞれの専門医を中心にコメディカルが協力してSCVCでしか、できない施設にしていきます。

また、基本姿勢の、患者さんサービスもさらに徹底をしていきます。

試行錯誤で上を目指していきます。

手稲もリニューアルし、本格的な心臓リハビリおよび心不全、リズム管理を中心に回していきます。

10周年を今以上の発展していることを祈りつつ、日々の努力の積み重ねを忘れないように、初心忘れるべからずで、頑張ります。

5周年記念の職員用の記念品です。