80歳超えたら、年齢よりも、本人の元気さでSCVCは治療方針を決めています。寝たきりの人で、本人の意識も微妙な方には、基本 元気になる見込みがない人には、家族の強い希望がない限りは、栄養管理はしません。しかし、がんばれば歩いて帰れるかもしれない方には、がんばらしてもらっています。
毎日たくさんの外来と入院患者をほぼ、全員診ている僕は、この年齢では特殊なのかもしれません。上に上がると多くは、管理業務になり現場を離れるので、冷静な判断ができるんだと思います。
僕は、高齢者だから、高額医療を否定することは全くできません。90歳でも死にたくない人はたくさんいます。助けて欲しいと思っている人、苦しさをとってほしいとおもっている人はたくさんいます。
そのような人を助けるのが僕の仕事です。
このまま高齢者の高額医療を続けることが医療崩壊につながるのかもしれません。でも、それは、政治家が考えて決めればいいことです。
他国の医療制度をみると、命はお金より大事だと思える日本は素晴らしいと思います。他は、お金がないばかりに、満足な医療をうけれない人ばかりです。
そのような医療を崩壊させないためにも、しっかりと税金を払っていきたいと思いますし、困っている人は、高齢者でも、しっかり治療をしたいと思っています。
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