有能な外科医が引退するときに、手術室にも来なくなり、外来のみをやって、後進に道を見事ゆずったという呟きです。
僕は、30代の前半で、循環器ののトップに立ち、潰れそうだった病院をみんなで大きくしてきましたが、その頃は50代の先生なんかとにかく、年寄りで、老害甚だしいと思っていました。60超えた先生は、完全におじーちゃんで、老後かな?などど思っていました。
がしかし、自分が61になってみると、ギラギラした研修医の頃を気持ちは変わっていない。かわったのは、街で鏡に映った自分を自分と気付かず、じじーがいるなーと思ったら自分であったという驚くことがしばし。中身は変わらないのですよ。若いころの自分の年寄りのイメージと、自分が実際になってからのイメージは違うということに歳をとらないと気がつかない。
だから、自分でコントロールできない人が多いから、老害予防には、僕は定年制が一番だと思っています。
そうしないと、いつまでもダラダラといつづける。
といって、僕のいまの理事長というポジションは、70歳で一度継続するか決める。
3 件のコメント:
ミックジャガーは、80歳を超えても現役です♪
結論やり続けるってことは、これまでと変わらないですよね^ ^
この業界のシュリンクの大きな要因の一つと確信してます。
一方で先生のように前向きでまだやれるとやる人を否定するわけでなく若手がほかの領域に行くのはやむを得ないと思うだけです。
やはり、PCIの領域は、イノベーションがここ、35年おきていないので、どうしても、上の先生がうまくて当たり前の世界なんですね。でも、他はいまは、違う。EVT、SHD,不整脈領域です。ただ、そこも時間がたてば、同じようなことが起きます。
このシュリンクしていくPCI領域で、トップ目指す赤い彗星をたくさん育てたいと思っています。
コメントありがとう。
コメントを投稿