介護を食い物にしたとして、コムソンが問題しされている。それにともない、あのジュリアナ東京を立ち上げて、有名になった折口GWG会長のことがニュースでながれています。この問題から、色々なことが勉強になります。
1)医療、介護には、ビジネスでは割り切ってはいけない医の心がなければいけないということ。
2)折口氏が、コムソンを含めたビジネスチャンスをものにして、努力してお金を稼いだことに対しての、バッシング。とくに豪邸をもっている。役員報酬が数億とか、お金を稼ぐことが、悪いことのような評価。やはり、お金を稼ぐことに対しての不当な評価や意識レベルの低さをマスコミに感じます。不正なことをして(振込さぎなど)稼いだならまだしも、介護をビジネスチャンスとして、彼は勝負にでたわけですから、正当な稼ぎだと思います。 ここでも、日本人の平等であるという日本人気質がでるんでしょうね。
3)ネットに流れるマスコミのレベルの低さ、豪邸をもっているお金をたくさん稼いでいる折口氏に介護なんかさせるわけがいかないという、なんとも支離滅裂な論理。ホリエモン、村上ファンドと同じような感じがします。とくに、マスコミは一般受けする記事、ニュースを優先して流すという本質の報道がないと思います。まあ、視聴率最優先ですから、仕方ないですかね。
いま、新聞にこのような記事がのりました。
介護事業所の新規・更新を不許可とされた訪問介護大手「コムスン」が、利用者数を「月に最低4人増やせ」、介護報酬額の確保について「単価1万8000円」など、現場責任者らに厳しいノルマを課していたことが分かった。関係者は上部からの厳しい締め付けが今回問題となった虚偽申請などの一因となったと指摘している
この記事みてどう思いますか?
僕なら、コムスンみたいに目標を設定することは当然であり、それ達成するために努力をすることが大切と思います。でも、いかにもそのような目標が悪いという書き方や、それをノルマと表現していることに、記事の違和感を感じます。でも、ノルマと感じる職員がいて、それが不正を招いたということは考えられますけどね。
徳洲会も同じような感じがしますが、やはりここで大切なことは、理念であり、心なんでしょう。医療は患者さんのためにという思いをもって、ノルマ?を達成すればいいと思います。
医療はビジネスプラス心がないとだめということですね(正直にい言うと、どんなビジネスでも、心がないと成り立たないし、継続できないと思っていますが)。介護はこれから、どんどん必要になってきます。自宅で見てあげる。そのためにも、今回のコムスンの件を糧にして、介護がよくなっていけばいいなと思います。
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