札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2009年2月4日水曜日

グループホームで入院中




の女性が、急に倒れたとのことで、モービル依頼。ついたら心肺停止状態で、蘇生しながら、SCVCに30分で到着、結局はAMIのTVDによる心肺停止でした。一生けん命な心臓マッサージのおかげで、30分後に心拍再開して、AMIの診断で、カテーテルをして、PCIで、救命はできました。
グループホームの3階で倒れたので、運ぶのが大変でしたし、揺れる救急車の中での心臓マッサージも大変でしたが、診断、治療して、救命できたことに、努力が報われたような気がします。あとは、ご本人の生命力に期待したいと思います。

よく救急は研修医の仕事だという先生がいますが、僕は救急は研修医の勉強になるのは事実ですが、救急こそ、ベテランの医師が積極的に関与すべきだと思っています。それが、患者さんのためになると思うからでうs。
肉体、精神的には、つらいかもしれませんが、僕はがんばっていきたいと思います。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当に高齢の方は、何時何が起きるかわからないですね。
数時間前まで笑顔で話していた人が、突然返らぬ人になる・・悲しい現実が多いです。
先生の所では助かる命が沢山ありますね。

プロスキーヤー、三浦雄一郎さんの著書「75歳のエベレスト」を読みました。
人間何かを目指す事に、年齢も何も関係ないのだと改めて感じました。
「人間というのは、出来ない理由を一生懸命並べ立てるものだ」とありましたが、確かにそうかもしれません。
私自身も、不整脈の治療前のひどい状態で受けた、ある国家試験に落ちた時、勉強不足を棚に上げ体調不良のせいだと、自分自身に言い訳していました。
今ではもう、その言い逃れも出来なくなりましたけれど。
著書の中で鵜野先生に、心房細動のカテーテルアブレーションを受けた経緯も書かれていました。
その手法と実績で世界の注目を集めているのだと。
本当に凄い先生に治療を受けられたことに、ただ感謝です。

rotaman さんのコメント...

鵜野先生のとくに、心房細動のアブレーションの技術および実績は、一番だと思います。この3年間一緒に働いて、実感もしています。
なにより、医療、患者に対する姿勢が、前向きなので、すばらしいと思います。
時には、その姿勢が、誤解というか、理解されずに、批判になることもありますがね。SCVCで不整脈の治療を受けられる方は本当に幸せだと思います。