札幌ハートセンター

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2012年2月9日木曜日

シオンとシオンブルー

昨日は、加藤先生のCTOの勉強会でした。先月くらいから加藤先生のワイヤーの選択に変化があります。シオンブルーよりシオンを選択するようになっています。シオンブルーをいままで、好んでいた理由は、ワイヤーのサポート性と先端加重の柔らかさから選択していました。しかし、先端のシリコンコートのすべりの悪さから、シオンブルーの限界がありました。そこで先端のコーティングがハイドロフィリックのシオンを使いはじめたみたいです。ただし、シオンブルーを作ったときには、シオンの先端加重が固いことがよくないので、シオンブルーを作ったのですが、先端加重とすべりの良さのバランスにより、シオンブルーよりシオンの方がいいことが多く、レトロチャンネルを通過させるときにはよいということなのでしょう。
そして、一番重要なのが、シオンのハイドロフィリックのコーティングがすこし薄くなって、先端加重が減り、柔らかくなったといっていました。

現状では、シオンブルーは、シオンの先端加重をさげるためにハイドロコーティングをシリコンコートにして、コイルの部分を短くしてシャフトのサポート性をあげて改良していますが、現在は、ワイヤーの先端での枝のメイニュウによる穿孔もなく、そのサポート性から通常のPCIのファーストワイヤーとして使い。
シオンは、その先端の滑りの良さからレトロチャンネルのワイヤーとしてファーストで使うようになってきている。コイルワイヤーがやはりレトロチャンネルの小さな枝にメイニュウしにくいので、フィルダーとかFCが選択されにくくなってきたと思われます。

加藤先生が嫌いなSUOHがまさに、先端加重が一番柔らかく、ハイドロフィリックコーティングでまさにそのコンセプト道理だと思い、以前から僕は愛用しています。

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