本日は2例。
一例は、右のCTO例、SEP LCX AC PLからのコラテラルあり、ただし、通過は厳しい症例。
アンテからIVUSガイドでNew 3G wireで見事通過して、終了。
2例目は右のcTOも石灰化あり、アンテからは、falseしか入らず、ivusガイドも厳しく、レトロもLCXAC sepをトライも通過せず、またアンテからIVUSguideで、コンクエスト12Gを大きくまげて、IVUSガイドにワイヤーが通過して、その後はシオンブラックで通過して終了。
本日のコラテラルのワイヤー選択で、tip injecttionで、チャンネルが細くはっきりしないときは、ハイドロフィリックの先端の柔らかい14システムがいいだろうとの考えでした。
やはり、XTRなどでは余計な枝に迷入しやすく、これを選択するのはlast resort という考え方。
そのようなコラテラルチャンネルの余計な枝の迷入予防には、sionや、sion blueが一番よい。ただし、チャンネルが細くなったり、コルクスクリューになるとワイヤーの滑りの良さも必要になるので、ハイドロフィリックも有効だということです。
いわゆるseptal surfingは、プロのやる仕事ではないということです。
2 件のコメント:
いつも参考にさせていただいてます。
最近よく耳にするseptal surfingがいまひとつよくわかりません。一本一本septal collateralを造影して確認していくやり方ではないのですよね?
機会があればぜひ一度見に行かせてください。
コルセアを奥までいれて一本ずつ、2方向もしくはローテーションでとって、それをねらってnegociateするのが、いまのsionのやりかたです。
Septal sufingは、なんとなくありそうな細かい枝に適当にワイヤー操作をして偶然いれる方法です。ですから、みた感じは、ワイヤーをいれて、進まなくなったら、引いてすすめる。それを延々を繰り返すので、サーフィンをしてるようなので、そう言われたと思わます。レトロの初期の頃いまから8年くらい前はみんなそうでした。
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