アンテからは、通常のSSDが通過せず、走行が不明のために1.5mmナックルでATAとPAの分岐部までそこから再度、astato9/40でpenetrationできず、IVUSガイドで9・40でATAにワイヤー通過しています。
IVUSガイドによりプラーク内にワイヤーを誘導すると通過する可能性は極めて高いですが、astatoはまた、プラーク外にでることがあるので注意が必要です。写真の真中は、IVUSでATAの方にAstatoを差し込んでいるところで、通過したあと、ソフトワイヤーに交換しています。
現在当院は、ナックルで上手くいかないときは、IVUSガイドでワイヤーを操作してアンテから通過させます。この手技は、冠動脈のCTOにも、通じる方法であり、匠の技と思っています。IVUSの絵で下のintraplaque内にワイヤーが入っているのがわかります。このように誘導していきます。
5 件のコメント:
いつも勉強させていただいています。
POPのTotalは思ったよりも成功率が低くて苦心していました。差し支えなければ、シースのサイズ、アプローチ方法について教えていただけないでしょうか?
私は基本、順行4Fr または4.5Frを使用しています。
コメントありがとうございます。いまは、6frのペアレントをこの場合は順行穿刺です。理由は、IVUSガイドをするためです。XTRなどで勝手に入って行く場合はいいのですが、固い場合は走行が不明ですので、1.5mmナックルで入って、そこからIVUSガイドでワイヤーをtrueに導きます。ワイヤーは、astato9/40がベストです。
ありがとうございます。どうも順行6Frは圧迫の強さと時間に抵抗があり、最近はもっぱら4.5Frばかりでした。Crusadeが末梢用になったらもう一度6Frを見直そうと思っています。私も14なら最後の一撃には切り札として9-40を使っています。でも、全く感触がないので怖いこともあります。
クルセードあると本当にいいですよね。でも、IVUSガイドでワイヤーをちゃんとプラーク内にもっていけるのは、9・40でないと厳しいとおもいます。IVUSガイドだからこそ、できる技です。IVUSガイドやってみてください。trans colとか?表パンとかしなくても、すみますよ。
マッハの回答ありがとうございます。SFA-POPまでであればCrusadeのちょっと曲がったタイプとかも面白そうです。大阪のK社に期待しています。
Distal PunctureやTCAも最近は慣れてきたので抵抗なくできるようになりました。
来週のSFAは対側山越なので外から内からエコーを試してみます。
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