シンガポールライブでのいろんな先生の発表のなかで、濱崎先生のレトロワイヤ-での通過を試みると、解離が大きくなり、reverse CARTのバルーンサイズが大きくなるので、レトロからのワイヤークロスを試みることなく、最初から2.5mmRCARTをしたほうがいいといっていました。なるほどねと思いました。
RCARTがでたときには、アンテのバルーンは2.5mmくらいでそれを狙ってレトロのワイヤーを操作しましたが、残念ながらワイヤーの性能がわるく、ワイヤーをいまのGAIAのように操作できませんでした。そこで、IVUSガイドでバルーンの大きさを決定して、大きなバルーンで広げてそこに、Filderや、XTRをいれて、ワイヤーをとくに操作しなくても、回しているだけで、通過できる手技になりました。
その後ワイヤーがGAIAになり、アンテのバルーンが小さくでもそこのバルーンを狙ってワイヤーを操作して通過させれます。
このメリットはアンテのバルーンサイズが大きいと、解離を形成して末梢にいくことがあるので、小さめのバルーンのほうがいいと思います。
CARTがでたときには、そのバルーンに向かってワイヤーをアンテから操作して通過させていた時代に戻りました。ワイヤの性能があがり、時代が戻ったということでしょうか?
レトロのワイヤーについても、尖端から0.5-1mmを90度まげのチャンネルクロスは、目を見張るものがあります。ワイヤーの操作もseptal suffing用で、いけます。
通常であれば、無理というところも、いけそうな感じです。落合曲げ恐るべし
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2013年10月5日土曜日
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6 件のコメント:
「心臓の病気で死なせない」を読ませていただきました。全ては患者のためにという先生の理念はすばらしいと思います。病院の評判はトップの情熱次第であると改めて感じました。
ただ、評判が良すぎるあまり常に激混み状態であり、忙し過ぎるであろう先生が病状説明のために割ける時間もかなり短くなってしまうことと推察いたします。患者が帰宅後に読み返せるように、心臓検査の結果を文章でいただけるとありがたいなと感じました。造影CTの3D画像のカラーコピーを渡している病院もあります。
また、要望ですが、クレジットカードが使えるようになれば便利だなと感じます。もし現金の持ち合わせがないために受診を遅らせてしまう患者が出るのであれば、それは先生の本意ではないと思います。
患者のために走り続けてください。
やはりBURNは名曲だと思う患者より。
わかりました。いまは、カテーテル後の写真をわたしているので、文書でも渡すように考慮します。ご指摘ありがとうございます。
まず、入院から始めてみます。
Burnは、Mr BIGのRichie Kotzenのギターを聞いてみてください。凄いです。
http://www.youtube.com/watch?v=QnAyOt50zfU
コメントありがとうございます。
聴きました。凄いです。バージョンとして確立してるのですね。しばらくハードロック(ヘビメタ表現はしっくりこない)から離れていましたが、やはり落ち着きますね。心臓の鼓動も整えられる思いです。
リッチ―師匠の後はマイケルシェンカーに走ってしまいましたが、左右別々の動きを同時に行うギターは認知症予防には最適ですよね。カビ臭いギターケースを引っ張り出し、そろそろ音楽療法も再開してみようと思います。
藤田先生お疲れ様です。
コンベンションセンターでの医療講演のビデオは、都合で行けなかった家族が大変喜んでいました。
私も後ろに座っていた人達が普通の声で会話を頻繁にしていたので、聞き取れない部分が多く残念だったので、こうしてゆっくり見られて嬉しいです。
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