#12のCTOのケースです。#13と#12に虚血があり、治療をしています。
#13を治療後に、PLから#12のretroチャンネルをコルセアとsuohで通過しています。蛇行がつよく、ワイヤーのトルク特性がいいこと、先端荷重が弱いことから、XTおよびFCより、suohが選択して、たくさんのVPCとともに、通過です。
#12をReverse CARTで治療後は、やはりコルセアの通過したあとに、perforationが認めます。
最近思うことに、以前では通過できなかったチャンネルを通過できる技術をもつことによって、レトロの可能性は広がりましたが、チャンネルのパーフォレーションの比率が高くなっています。
いままで、通過できなかったようなチャンネルをコルセアと、ワイヤーの選択により、通過できるようになって、そこをコルセアが通過することによって、チャンネルのパーフォレイションは増えるのかもしれません。
ある意味注意が必要です。チャンネルのルートを写真でのせています。
あとこのチャンネルをなぜ、suohなのか?わかりますか?
4 件のコメント:
なぜXTではだめなのか?
わかりません。
Suohは数回しか使ったことがないので
XTは、アンテからいわゆる造影でみえないmicrochannelを通過させるときに、有効です。しかし、レトロに間していは、先端が細く、荷重も0.8gもあるために、レトロチャンネルでしっかりチャンネルがあるときには、とくに曲がりがあると他の枝にすすみやすいので、14のワイヤーでretroチャンネルが通過させれないときのみの使用になります。そうすると、14のワイヤーでベストはFCになりますが、やはり先端荷重が0.8gのために硬いために進みにくいことがあります。そうすると同じように親水コートで、先端荷重の少なくかつトルク特性のよい。sion0.7g suog0.5gが逆によいことがあります。sionはシャフトがサポート性が弱くコルセアの追従がよくないので、現時点では、サポート性のよい、先端荷重が0.5gのsuohがFCとのセットで使えます。
もう少ししたら、先端荷重0.5gのsion blueがでますが、先端がシリコンコートですので、チャンネルのすべりは今ひとつかもしれません。
とても勉強になります。
SuohやSionは、epicardialだけでなくseptalを通過させる場合にも有用ですか。
septalに関しては、corsairでの先端造影でしっかりみえるチャンネルであれば、蛇行、まがり、を両方向もしくは、ローテーションアンジオで確認できるのであれば、その曲がりを狙って操作するのであれば,epiのチャンネルと同様です。ただし、septalチャンネルは、LAD側からだと、蛇行が強くないので、ワイヤーの操作はよいので、あまり関係ないでしょうが、RCA側からだとseptalにはいるところで、曲がりがあるので、トルク特性がよくないと曲がりを選択できません。曲がりを故意的に選択しようと思うと、Fc,SIONになります。suohは、やや劣ります。
造影能力が高くない、マシーンでseptalをやると、チャンネルがよく見えないので、そのときは、Xtの方がバイチャンスで通過しやすいです。
見えるチャンネルはFC,sion,suohです。トルク特性ならsion>suoh>FCです。先端の柔らかさならsuoh>sion>FC>XT
XTのように先端が細いからレトロチャンネルが通過すると思っていた時代は終わったと思います。故意的に通過できる時代になったと思います。ですから、XTの出番は減っています。
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